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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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僕と君の物語をもう一度、始めよう。
今度は違う筋書きで、違う結末を用意しよう。
あの日、あの時、出会ったところから開始しよう。
僕も君を知らないし、君も僕を知らない。
それなのに、どうしようもなく心が惹かれた。
奇跡のような再会で、二度と離れないと心の中で誓った。
そんな場所から。
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神剣・神楽に出会う前は、無目的に生きていた。
ありふれた日常をだらだらと過ごし続けていた。
少女と出会い、神剣・神楽の使い手になって、生活は一変した。
情に流されたと言えばそうだろう。
それでもどこにでもある日常を捨て去ることを選ぶのには充分な出会いだった。
もう後戻りはできない
いつもはテーブルに置かれないスマホ。
食事中は会話を楽しみたいから、と言った彼が素敵だった。
それが理由で私もスマホを仕舞うようになった。
食事も終わる頃スマホが振動した。
「ごめんね」と彼はスマホをに触れる。
LINEだろうか。
ほんの少しの、嫉妬をした。
「無事子犬が産まれたみたい」
今日あった嬉しいこと、楽しかったこと。
まとめてメールを作成する。
美味しかったデザートの写真を添付する。
出したメールは、すぐさま自動返送される。
届くことのないメールを毎日、作成する。
受取人はすでに不在だ。
あの日、言えなかったこと。
それが心残りで今はいない人にメールをする。
こちらから何通、手紙を出しただろうか。
手紙を出したら、すぐさま返事が着ていたのに。
ある日を境に、ぷっつりと連絡が途絶えた。
メールアドレスも知っているが、手紙を催促したような気がして一歩が踏み出せない。
真面目で繊細な人だから、また涙にくれる日を送っていないといいのだけど。
裏通りにあるバーの扉を開けたら、酒と煙草の匂いがした。
「こんなところまでやってきて。おチビちゃん、ママならいないぜ」
常連客と思われる一人が近づいてきて、肩に触れる。
踵で足の甲を踏み、顎に頭突きをお見舞いする。
仕上げに股関節めがけて蹴り上げる。
「子供をなめちゃいけないよ」
私のどこが悪かったの。
あなた一緒に笑いあえたじゃない。
息がぴったりな恋人同士だと思っていたわ。
私の嫌なところを教えてよ。
直すから。
お願い。
もう一度好きになって。
私にはあなたしかいないのよ。
あなたと別れて一人でやっていくなんて無理なのよ。
強がられるのもあなたがいるからよ。
八百万の神々だって叶えてくれそうにない。
それでも諦めずに神社仏閣をめぐる。
津々浦々をまわって願うことは一つ。
愛する人の生命がかき消えないように。
国歌じゃないけど、さざれ石の巌になりて苔が生すまで一緒にいたいと思ってしまう。
それぐらい大切な人なのだ。
だから願う。
キッチンから包丁の音がする。
鼻をくすぐるいい香りに青年の胃が鳴った。
「おはようございます。寝癖がついてますよ」料理をしていた少女が笑った。
「顔を洗ってくる」青年は一人ではないことをかみしめる。
進む道は暗闇に光の一等星のようだとも。
鏡の中に映った自分は、幸せボケしていた。
遠く離れている君へ。
出せなかった手紙は何通目になるだろう。
君のことだから元気にやっていることだろう。
独りで生きていくのには、まだ慣れないや。
隣に君がいないことに、淋しさが募る。
夢を追いかけて旅立った君に、弱音を綴った便箋を見せることはできない。
いつまでも君を応援している
君は天邪鬼。
今日も今日とて追いかけっこ。
好きだ、と言ったら逃げるくせに、冷たくすると近づいてくる。
まるで見捨てられた子猫のような眼をして僕を見る。
何度、君を諦めようかと思ったことだろう。
いっそのこと嫌いになれればいいのに。
君の笑顔は反則的だ。
好きだという気持ちが膨らむ。
神剣・神楽は持ち主の体を維持してくれる。
怪我をすれば癒してくれるし、そのあとの傷跡もある程度なら綺麗にしてくれる。
といってもそれが衣服まで届くはない。
お気に入りのシャツは無残にも布切れになった。
結界が解け、少女が近寄ってくる。
「無事ですか?」
少女の言葉に青年は微笑む。
初めて恋した人は目元が涼やかな背の高い人でした。
相手も私のことを憎からずに思ってくれている。
それが分かっているだけでも幸せな恋でした。
幼い頃から女性に囲まれて育ったせいでしょうか。
異性である彼が近すぎると怖い、離れても嫌。
という自分の都合の良い気持ちを持ってしまいます。
カレンダーの数字に、大きく丸が付けられている。
バッテンを一つつけて、ためいきをつく。
あと少しで、大好きなお姉ちゃんが結婚してしまう。
結婚式で着るドレスは純白で、細やかな針仕事を感じる物だった。
お姉ちゃんによく似合っていた。
お姉ちゃんは幸せになるために嫁ぐのだ。
我慢する。
好きだったのは、嘘じゃなけど、好きの種類が変わった。
それは子供の頃、ピーマンが嫌いだったのに、いつの間にか食べられるようになったこととに似ている。
自分でもよく分からないうちに気持ちが変わってしまった。
今は「大好き」というよりも「愛している」に近い。
短所ですら愛おしい。
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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