iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2026.03.04 Wed 00:00
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『報われないのはわかってたけど』
教会の鐘が鳴る。
華やかな歓声。
花びらが舞う中、新郎新婦が下りてくる。
真っ赤な絨毯を幸せそうに歩く花嫁。
どうして、あの場所に自分はいないのだろうか。
報われないのはわかってたけど、目の当たりにすると辛い。
二人の出会いをつくるきっかけになったのが、自分だとわかっているだけに。
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2019.06.30 Sun 19:08
140文字の物語
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『無惨』と『愛』、登場人物が『守る』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
彼女にとって唯一無二の愛だった。
家族との縁も疎遠で、友達の輪の中に入っていけるような強さがなかった。
だから、彼女は感情という感情を恋人に押しつけた。
結果は無惨だった。
一方的に始まったお付き合いは、涙で破局を迎えた。
一部始終を見ていた俺は、今度こそはその心を守ると決めた。
2019.06.30 Sun 19:07
140文字の物語
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『はいはい、可愛い可愛い』
「私のこと、どう思っているの?」定期的にくりかえされる問い。
不安でしょうがないのだろう。
「はいはい、可愛い可愛い」俺は彼女の頭を撫でる。
「気持ちがこもっていなーい!」彼女は目を三角にする。
「愛しているよ。俺のお姫様」俺は頬に唇を寄せた。
彼女の顔が赤くなる。
俺は微笑んだ。
2019.06.30 Sun 19:06
140文字の物語
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文中に『揺れる』を入れて【心配】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
高校を卒業してそれぞれの道を歩き始めた。
遠距離恋愛の始まりだった。
新幹線を使えば日帰りで行って帰ってこれる距離。
そうは言っても学生の身だ。
勉強とバイトを両立させるのは大変だった。
逢えない分メールやLINEで隙間を埋める。
それでも寂しくなる時があって心が揺れる。
別れがちらつく
2019.06.30 Sun 19:06
140文字の物語
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『泣きたくなるのは間違いだ』
「貴女の父君は亡くなった」王女に文官が言った。
「この国は隣国の領地になる。和平の証として貴女が隣国の王太子の妃になることになった 」
非情な文官は続ける。
「聴いていますか?この国の将来は、貴女にかかっている」
突然のことに王女は涙をハラハラと零す。
「泣きたくなるのは間違いだ」
2019.06.30 Sun 19:05
140文字の物語
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文中に『ありふれた』を入れて【嬉しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
「今日の晩ご飯は何にしますか?」コロコロとカートを引きながら少女が訊ねる。
「お肉とお魚、どちらにしますか?」ニコニコと少女は言う。
少女が引くカートの中にファミリーパックのチョコ菓子を入れる。
「お菓子はひとつですよ」と少女は釘を刺す。
ありふれた光景だろう。
それが幸せだった
2019.06.30 Sun 19:04
140文字の物語
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『いつから嘘だってわかってた?』
初めてデートした時に入った喫茶店。
コーヒーを純粋に楽しむ人が多く、灰皿はない。
あの時と同じように、僕は水出しアイスコーヒーを頼み、彼女はカフェオレを頼んだ。
まるきり再現だ。
「いつから嘘だってわかってた?」僕は彼女に訊いた。
「初めから」と彼女は微笑んだ。
それすら懐かしい。
2019.06.30 Sun 19:04
140文字の物語
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『「恥ずかしそうに、腕を指先でつつく」キーワードは「バカップル」』
生まれて初めて彼女というものができた。
初デートということで無難に映画にしておいた。
待ち合わせ場所で待っている姿も可愛かった。
制服しか見たことがなかったから、小花がプリントされたワンピースが新鮮だった。
恥ずかしそうに、腕を指先でつつく。
「手を繋ぎませんか?」彼女が言った。
2019.05.31 Fri 20:05
140文字の物語
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『君とは、幸せになれないから』
「別れよう」恋人が切り出した。
長すぎる春というヤツだった。
「君とは、幸せになれないから」と恋人は言った。
「君なら、もっといい人が見つかるよ」そんな言葉を聞きたかったわけじゃない。
一緒にいた時間、幸せだと感じていたのは自分だけだったのだろうか。
これから先もと思っていたのも
2019.05.31 Fri 20:04
140文字の物語
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文中に『ミス』を入れて【不安】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
高校生になって自由が利くようになった。
社会勉強の一環だ、ということでバイトを許してもらった。
初めて履歴書なるものを書いた。
貼った顔写真は学生証のものよりも緊張している。
採用面談はあっさりすんで逆に心配になった。
一緒に働くメンバーと仲良くできるだろうか。
何よりミスが怖い。
2019.05.31 Fri 20:02
140文字の物語
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『君が好きで、嘘をついた。』
一学期最後の登校日だった。
君と一緒に家まで歩いていく。
夏休みに出された課題と置きっぱなしだった副教材が重かった。
それでも君が明るい笑顔を見せてくれるから、僕は笑顔でいられた。
「夏休みも遊ぼうね」と君が言う。
僕は頷いた。
君が好きで、嘘をついた。
今日が君と会える最後の日だ。
2019.05.31 Fri 20:01
140文字の物語
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『温もり』と『手のひら』、登場人物が『進む』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
手のひらに残った温もりを逃がさないように握りしめる。
ここからの道を進むと決めたのは自分自身だ。
振り返ったら、二度と歩きだせそうにない。
それが分かっているから、帽子を深くかぶって、背筋を伸ばす。
残していく人たちの記憶には立派だったと思われるように。
前だけを真っ直ぐ向いた。
2019.05.31 Fri 20:00
140文字の物語
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『一回、言ってみたかったんだ』
「愛している」僕の言葉に君は大きな瞳をさらに大きくする。
「どうしたの?」君は唐突な告白に目を瞬かせる。
「一回、言ってみたかったんだ」僕は白状する。
恋を知らない僕らが愛を知るわけがない。
二人の関係はいたって健全な幼馴染同士だ。
「それでドキドキしてくれた?」尋ねると君は笑う
2019.05.31 Fri 19:59
140文字の物語
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『朝』と『ひまわり』、登場人物が『微笑む』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
朝、日が昇りきらないうちに水を撒く。
日が出てからでは残った雫がレンズの役目をして、花びらや葉を焼いてしまうからだ。
日当たりの良い場所に植わっている花にも水をやる。
ひまわりだ。
夏が楽しみで思わず微笑む。
背丈を抜いて、黄金の花を咲かせるだろう。
太陽を追いかけて咲くだろう。
2019.05.31 Fri 19:58
140文字の物語
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文中に『時計』を入れて【不思議】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
チクタク。
胸の奥にある時計は生命を刻む。
正確なように感じられて、それは錯覚だと気づかされる。
好きな人と一緒にいると、時計はリズムを崩す。
壊れてしまうんじゃないかと思うぐらいに強く鳴り響く。
一緒にいるだけでも、眩暈がするほどだ。
恋のステップを踏んだら時計はどうなるだろう。
2019.05.31 Fri 19:58
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iotuは五百箇という意味の古語から。
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