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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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初めて会った時から他人とは思えなかった。
趣味の集まりだから、そこそこ似通ったところがあるのは当然なのだけれど。
まるで天国で別たれた半身に出会ったような気分だった。
ほどなくお付き合いを始めて、結婚が見えてきた時。
恋人は還らない人になった。
こんな終わり方なんて、望んでない。
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仮面舞踏会。
仮面の下にはむき出しの欲望を抱えて、貴族たちは集う。
ここで行われる恋愛遊戯は秘密だ。
公然にもちだすのはマナー違反だとされている。
一夜限りの恋をのお相手を探して、人の群れは渦巻く。
初めてやってきた貴婦人は「もうすぐあなたの願いは叶うでしょう」と耳打ちされた。
-
「誰も分かってくれない」膝を抱えて君はポツリと呟いた。
迷子になった幼子のように、心細そうだった。
隣で座っていた僕は、悲しい気持ちになった。
僕は君の一番の理解者だと思っていた。
君のボロボロの心は僕だけの愛では埋められないと知った。
ほんの少し空いた隙間に夜風が渡っていった。
-
「あなたがいないと寂しいんです」心の底から絞り出すように言えた。
ずっと言えなかった想いだ。
「あなたは私がいなくても生きていけるでしょう」
その事実があるから言葉にできなかった。
「私はあなたがいないと苦しくて、切ないのです」
嘘じゃないと分かってほしかったから、俯かずに言う。
舌の上に乗せた瞬間には溶けていく。
軽やかでいて、しっかり素材の持ち味を助けている。
スーパーで売っているラクトアイスとは一線を画す。
そんなに暑くないのに、スプーンが止まらない。
小さな頃からの夢が叶った。
「独り占め」なんて甘美な響きなのだろう。
どれだけ食べても怒られない。
「白紙に戻そう」と彼が言った。
昼間のファミレスで聞くには軽い口調だった。
「もう、こうして会うことはやめよう」と彼は続ける。
私は理解が追いつかずに置いてきぼりだった。
「忘れて、なんて残酷だね。でも、これ以上深みにはまりたくないんだ」
彼の左手の薬指にはプラチナの指輪があった
どんな思い出の中にも君がいる。
僕の世界を鮮やかに彩るように。
君と過ごす時間はだんだん短くなっていっているけれども、強固になっているのを感じる。
離れていても、心は寄り添っている。
これからも増えていく思い出の中に、君が笑顔でいますように。
そんなことを星に祈りながら目を閉じる
向こうから声をかけてきた。
私にとっては「初めまして」の男だ。
駅のホームで落としたハンカチを拾ってくれた。
そして例にももれずに告白された。
私がどんな女かも知らないで、男たちは気軽に交際を持ちかける。
いつもだったら、その場でお断りをするのだが、染めてない髪に興味が湧いた。
僕は勇者になれなかった。
臆病で、逃げてばかりいて、自分に課せられた運命から目を逸らしていた。
予言がなんだ。
伝説がなんだ。
そんなことで縛られる人生なんて嫌だ。
それでも、君が純粋な目で僕を見てくるから、僕は勇者の振りをした。
振りだけで君を助けることが出来なかった。
片想いからスタートした恋心は貪欲だった。
最初は見ているだけで幸せだった。
廊下ですれ違うだけで嬉しくなった。
目線が合うだけで鼓動が跳ねた。
苗字を呼んでくれただけで喜びに満ちた。
もっともっとと気持ちは大きくなっていく。
付き合うようになってからは、それじゃあ足りなくなった。
僕の持っている愛はいびつだ。
大きくもないし、綺麗でもない。
今にも粉々になりそうだった。
パズルの残りピースを探すように、欠けた愛を探してる。
見つかったら僕の愛は満月のように丸くなるだろう。
その光は暗闇を照らして、僕たちが向かう道への案内人になるだろう。
僕の愛を埋めてほしい
今日は課外学習だ。
忘れ物はないか、チェックリストを作って、何度も調べた。
学校に集合してからバスで移動だ。
朝食を食べたけれども、味が分からなかった。
同じ班の子と仲良くできるだろうか。
「いってらっしゃい」というお母さんの言葉に後押しされて家を出た。
それでも、何回も振り向く。
-
この想いは生涯一度だけの「恋」。
どうして気がついてしまったのだろう。
知らなければこんなに辛い気持ちにはならなかっただろう。
今日までずっと一緒にいた人。
明日には別れる人。
そんな人に恋をした。
伝えたら重荷になるだろう。
話さなければ分からないだろう。
正解はどこにあるのだろう。
友だちにも、両親にも言われる。
「ゆっくりしすぎている」と。
自分では一生懸命に頑張っているつもり。
それなのにゆっくりしているように見えるらしい。
確かに好きな人ができても見つめるだけで終わってしまう。
振られる前に失恋していること多々。
これからの人生の縮図を味わっているようだ
それぞれの夢を叶えるために離れ離れになった。
それでも新幹線を使えば、日帰りで会うこともできる距離だ。
メールの返事が遅れるようになった。
せっかく会っても疲れた顔をしている。
遠距離恋愛を開始した時に覚悟していたことだ。
それなのに心が揺れる。
こんな終わり方なんて、望んでない。
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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