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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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少女との共同生活にも慣れてきた。
家事全般を少女がこなしてしまうために青年は暇になってしまった。
これといった趣味を持っていないのが仇になった形だ。
束の間の平穏だということを肝に銘じなければならない。
神剣・神楽がある以上、戦いは避けられない。
同胞殺しの妖刀が血に飢えている。
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「ご注文はお決まりでしょうか?」視線をレジから客に移す。
「アイスコーヒーMサイズで、持ち帰りで」高校生ぐらいだろうか。
注文に慣れていた。レジを打ちながら、自分と比べてしまう。
客が笑ったから、営業スマイルを浮かべた。
「お待たせしました」
「お姉さんもお持ち帰りさせてくれる?」
今日、彼と別れた。
思い出を残して置きたくはないから、彼を連想するものを捨てていく。
最後に残ったのは携帯電話の写真だった。
砂浜に枝で書かれた『I love you』の文字を見て涙を流す。
どうして最後まで一緒にいられなかったのだろう。
永遠を信じていたのに破られた。
フォトをDeleteする。
「お願い」親友が頭を下げる。
「うちの弟、本当に勉強がヤバいんだ」家庭教師の依頼だ。
「教えるなんて私にはできないよ」
消極的に断る。が、親友の粘り勝ちとなってしまって、今日を迎えた。
「新しい先生だよ」親友はそう言うとドアを閉じた。
「子供をなめちゃいけないよ」不敵な笑顔をする
いつまでも続くかのような殺し合い。
今晩も神剣・神楽を手に家を出る。
無言で少女はついてくる。
足音だけが響く。
神剣・神楽の分だけ重たくなった右手に、溜息をついてしまった。
少女は「すみません」と謝った。
下を向いているから悪い。見上げればまばらな星。
「必ず帰ってくる」と言った。
年頃になったら妃を持つものだ。
生まれてきた頃からの幼馴染たちは婚約者候補だった。
それが皆、家格にあった男性の元に嫁いでしまった。
家臣たちは大慌てで候補を絞り出す。
その中出会った娘は「あんたとは結婚しないよ。」と訛りのある声で言う。
「素直じゃないとこも可愛くてよろしい。」
「ここじゃない場所に行きたいの」少女は呟いた。
それ耳にした少年は速かった。
籠の鳥である少女を外の世界へ連れ出した。
喜んでくれるだろうと少年は単純に思っていた。
少女は日に日にやつれていく。
そこで初めて選択が間違っていることを知った。
「帰りたい」少女の声は後悔が滲んでいた。
見目麗しく、心まで美しい。
外交の切り札になるような王女がいた。
城の中で絹の織り物の中でくるまれている。
それはまるで鎖のように。
夜風すら当てぬように大切大切に育てられていた。
王女は我が儘を言わずに、ポタージュのような時間の中で微睡んでいた。
王女は一つ一つを慈しむ人だった。
カップルというものは往々にして迷惑なものだ。
二人の世界を構築して、周囲を巻きこむ形になると手に負えない。
それでも恋というのは尊いものであるから、止めやしない。
「あそこに悩んでいる人がいるわ」
「君は本当に優しいね」
カップルが近づいてくる。
「黙れバカップルが」私は言った。
寄せては返す波がまるで揺り籠のようだった。
波打ち際を歩きながら、潮風を受ける。
ふいに胸の奥から熱いものがこみあげてきた。
溢れてきたものは止めることはできない。
ポロポロと涙を零す。
泣き顔で、手のひらを握り締める。
海まで連れてきてくれ人は私の頬を撫でる。
私は子供のように泣く
「明日、暇?」幼馴染が訊ねた。
反射的に「暇だよ」と答えてしまった。
確かに予定は入ってないが、のんびりとしていたいと思っていた。
「じゃあ9時ぐらいに迎えに行く」幼馴染は手帳を開く。
いつの間にかデートの約束をさせられた。
「どこへ行くの?」
「それは明日になってからのお楽しみ」
これは私から貴方に突きつけるものです。
愛する貴方へ宣戦布告です。
どちらがより相手を愛しているのか。
それを試すものです。
先に「愛している」と言った方が負けです。
私が言うと「負けでいいや」と貴方は笑った。
「完全降伏。想いを伝えられないほうが嫌だからね」
貴方は私の頬を撫でる。
どうして君は僕の隣にいないの。
昨日まで僕の左側を歩いていた君。
いつもと変わらない一日だったじゃないか。
それなのに、これでお別れなんて納得できないよ。
生まれ変わっても君と一生を添い遂げたい。
そんな風に思っている。
お願いだから、もう一度好きになって。
君のためなら何でもできる
散歩がてらに、近くのお寺さんにお参りする。
住宅地に建つお寺さんは、近所の人がたまに訪れるような小さなお寺だ。
それでも門をくぐると空気が違う。
緑が多く植わっているのも関係しているのだろうか。
体が浄化されていく感じがする。
願い事は特にないけれども、賽銭箱の前で頭を下げる。
目をあわせたその一瞬、心臓が飛び跳ねた。
慌てて目を逸らす。
まさか目があうとは思わなかったから、凝視ししていた。
顔が赤くなるのが分かる。
鼓動はやたらめったらに元気にリズムを重ねている。
絶対、変な奴だと思われた。
先生の「ここテストに出すよ」という言葉でハッとして顔を上げる。
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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