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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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「あの店、寄ってもいい?」友達が訊ねる。
「いいよ」私は二つ返事をする。
今日は大型ショッピングセンターに来ていた。
映画を観る前の空き時間、ウィンドウショッピングを楽しんでいた。
ふとワンピースに目が留まった。
小花柄の可愛らしいそれをふれて「似合わないくせにね」と自嘲した。
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「君のことが好き」そう言っても君は信じないだろう。
君のことが好きな理由を100個並べても、君は納得しないだろう。
僕はそれを知っていても、君が好きであることをやめられないんだ。
地獄の業火に焼かれれるよりも苦しい日々だ。
どうすれば君は振り返ってくれるのだろうか。
頭が痛くなる
浅い眠りは心臓をつかまれたように夢を見せ、目覚めさせた。
夢の残滓が体中を強張らさせて眠れない。
走り出した心臓は息切れを起こしそうだった。
二度寝を諦めて立ち上がる。
外はひんやりとしていた。
見上げればほんの少し欠けた月。
庭に静かに光を投げかけていた。
苦労なことで、と思った。
これから僕が話すことをよく聞いてほしい。
僕のことを好きなら、いつも心掛けてほしい。
僕が幸せになるために必要な三つの要素。
一つ、僕のおしゃべりに耳を傾けてほしい。
二つ、僕が悲しくなる時に傍にいてほしい。
三つ。これが一番大切なことだよ。
それは、君が幸せな笑顔でいられること。
-
愛しあったその手が私の首を絞める。
ほんのわずか、力をこめればたやすく呼吸は止まるだろう。
泣きながら、あなたはその手を緩めた。
死んでも良かったのに。
私は思った。
あなたに殺されるのなら、不満なんてなかった。
最上級の幸せだっただろう。
あなたは泣く。
生きている私は溜息をついた。
電車の中は比較的混んでいた。
座る座席がなく、ぽつりぽつりと立つ人がいる。
本当は座りたかったけれども我慢。
彼の隣で吊革につかまる。
電車は走り出した。
この先、急カーブがあることを知らせるアナウンス。
私はよろける。
「俺の腕につかまりなよ」
「ありがとう」そっと、彼の腕に触れる。
グラスの中の氷がカランと音を立てて溶け崩れた。
それぐらい無言の時間を過ごした。
グラスの表面にできた水滴がテーブルの上に水溜まりを作っていた。
それぐらい一緒の時間を過ごしていた。
「それでどうすればいいの?」私は訊いた。
これ以上の沈黙は重い。
「好きになってほしい」彼は言う。
-
好きって気持ちが大きくなりすぎた。
君の全てを知りたいと思う。
喜びだけじゃなく、怒り、悲しみ、苦しみ。
君の心の中を覗きこんでしまいたいと思う。
君の中の僕は何番目なのだろう。
僕の心の中では特等席だよ。
好きになりすぎて切ないくらいだ。
責任を取ってほしいと思うぐらいに君に夢中だ
「今度、戦に出るんだ」と幼なじみが言った。
「嘘でしょ?」少女の頭の中は真っ白になった。
「嘘なわけないだろ。ほら招集状」少年は紙を見せる。
こんな紙一枚で、戦場に出るなんて。
笑顔で見送らなきゃいけないなんて。
信じられない。
笑い飛ばしてしまいたかったのに、それすらできない。
-
泣かない涙を強さと呼んだ。
泣き出した涙を弱さと呼んだ。
どちらも同じ涙なのに、こうも違うのだろう。
強くなりたい少年は涙を飲みこんだ。
塩辛いそれを少女に見せる前に。
いくらでも強がりを浮かべる。
悲しみは癒えることはないけれど、いつも少女の前で胸を張っていられるように。
涙を飲む
戦場に慈悲はない。
生死すら神の手のひらの内。
この瞬間、生きているからといって安心できない。
紙を裏返すように死は迫ってくる。
少年は柄を握りなおすと、敵軍に飛びこむ。
中央突破する。
敵の刃をよけながら剣を振るう。
確かな感触を覚えながら次の敵めがけて走り出す。
止まってはいけない
「好きだ」と言われて嬉しかった。
「付き合って欲しい」という言葉に考えずに頷いた。
そこで終われば話はハッピーエンド。
でも人生はそうはいかない。
ハッピーエンドの先が待っている。
友達と遊んだだけで文句を言われる。
細かいところまでチェックされる。
選択が間違っていることを知った。
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「ごめんなさい」目が溶けてなくなってしまいそうだった。
先ほどから少女は泣き続けている。
嗚咽の合間に謝罪の言葉を口にする。
「大丈夫だから」かける言葉も尽きてきた。
少女の頬を伝う涙にふれる。
「ごめんなさい」
涙は生ぬるく、伝わってくる体温のようだった。
泣かないでとは言えない。
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始まりはいつだって少し切ない。
その少しが恋を味わい深くしてくれる。
片想いは自分の中だけで完結しているから、幸せだという。
両想いになる一歩手前が一番幸福なのだろう。
今日も幸せだった。
この気持ちを分け与えていたら自分の分がなくなってしまう。
だから、大切に心に鍵をかけた。
彼女はどこにでもいるような女の子だった。
僕はその隣で恋にならないかと思っていた。
時間は流れすぎ二人の想い出も増えた。
大人になった僕らはお互いを意識し始めた。
世界規模で病が流行り王族や重鎮にも死者が出た。
占いで彼女を生贄にすれば助かると出た。
世界ごときに、渡してたまるか。
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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