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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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仕事の最中だった。
眩暈がして、天地が逆さまになったような気がした。
血が垂直落下していく感覚がした。
貧血を起こしているのだろう。
分かっていてもどうにもならない。
床に倒れる。
その直前に手が伸びてきた。
床と正面衝突する事態は避けられたようだ。
抱えてくれた同僚に感謝を告げる。
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君を想う時は独りきりのことが多い。
君が隣にいないから、君を想うのかもしれない。
二人の時は、それだけで幸せいっぱいだ。
でも独りきりの時は寂しさが募る。
君の声が聞きたい。
夜半過ぎに眠れずに、そんなことを考える。
こんな時間に電話をかけたら迷惑だろう。
君の声を思い出しながら眠る
嘘をつくのは簡単だ。
それで場が和やかになるなら、喜んで嘘をつく。
「君のことが好きだよ」僕は君の耳元にささやいた。
君は目を三角にして、僕を見つめる。
「嘘つきの言葉なんて信じられない」君ははっきりと言った。
「本当なのに」そのまま耳にキスをする。
嘘つきの本音なのに伝わらない。
君と一緒だと空気を吸いすぎてしまう。
その結果むせて恥ずかしい目に合う。
本当は君と楽しく話したい。
それなのに沈黙が漂ってしまう。
きっと君の足音すら愛しいと感じるせいだ。
君のすべてを耳で、鼻で、喉で、目で感じたいからだろう。
僕の鼓動は高鳴っている。
君と同じ空気を吸っている。
1月の誕生日にガーネットの指輪を貰った。
誕生石である宝石は学生でも買える手ごろの物だ。
バイトをしてお金をためて買ってくれたのだろう。
それが想像できて鼻で笑う。
これが4月生まれだったら用意できたのだろうか。
無理に決まっている。
月光の中では落ち着いて見える指輪は物足りない。
-
しとしと降る雨は貴方の涙を思い起こされる。
私の知らない場所で貴方は泣いているのだろうか。
それなら今すぐ貴方の元に向かう。
独りで泣いているなんて悲しすぎる。
貴方の苦しみを分かち合いたい。
だから、黙って泣いていないでほしい。
どうか伝えてほしい。
私は貴方のために強くなるから。
僕は君のふわりとした髪を撫でる。
「もう、子ども扱いやめてよ」君が抗議する。
別に子ども扱いしたわけではない。
髪にさわりたかったから、さわっただけだ。
それをストレートに伝えても通じないだろう、と思った。
残念な気分だったが、髪にふれる回数を減らそうと思った。
嫌われないために。
君は僕がいないと何もできない。
そのことをいい加減思い知れば良いのに。
君ひとりで成し遂げたことがあるのかい?
成功させるのに、僕が隣にいただろう?
そのことにいつになったら気がつくのだろう。
君は僕がいないとダメなんだ。
でも、同じくらいに僕も君が隣にいないと寂しくてダメなんだ。
-
君に翼をあげよう。
君が好きな人のところへ、君が飛んでいけるように。
もしここへ帰ってくる羽目になっても大丈夫。
目印になるように鮮やかな花を持って待っていよう。
だから、安心して飛び立ってくれ。
無力な僕ができる唯一のことだ。
君が独りじゃなかった証に見送るよ。
さぁ羽ばたく時間だ。
純白は無惨に散らされた。
運命とは不思議なもので、加害者と被害者がひっくり返ることがある。
美しい乙女は涙を耐える。
嵐のように起きた事件に流される。
抗いひとつあった方がこちらは楽しいものだ。
二度と消えないように所有の証をきっちりとつける。
この暴行に乙女は何も言わなかった。
僕と君の関係はひどく曖昧だ。
でも一緒に帰って、一緒にご飯を食べて、それぞれの家に辿りつく。
この関係に名前をつけるとするならば「恋」がいい。
僕はそれぐらい好きだし、君もそれぐらい好きでいて欲しい。
特別扱いをするのは、僕が君に恋しているからだ。
だから君も素直になって欲しい。
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「サヨナラ」は別れの言葉ではない。
始まりの言葉だ。
太陽が沈んで、また昇ってくるように。
また出会うための魔法の言葉だ。
だから、そんな悲しそうな顔をしないで欲しい。
別れ難くなってしまう。
絶対に会えると知っていても、君の涙は胸を痛ませる。
どうか笑っていて欲しい。
贅沢な願いだ。
-
君が僕を愛する以上に、僕は君を愛している。
一方通行な想いでもかまわなかった。
気持ちが届かなくてもよかった。
一人で抱えこんでいるだけで充分だった。
それは孤独ではなかった。
君のことを考えるだけで胸が熱くなった。
幸いというのはこういうことを指すのだろう。
想いを抱えたまま歩く。
-
僕と君の二人だけの世界だった。
僕は君以上に君のことを知っていた。
君も僕以上に僕を知っていた。
第三者のいない閉じた世界の中で、僕たちは愛しあった。
二人きりで完結した世界の中で外を見ずに閉じこもっていた。
それが「愛」だと思いこんでいた。
独りになってその歪さを初めて知ったよ。
今日は撮りためたDVDの鑑賞会だ。
ソファの上に座って、行儀よく見ていた。
感動の大作、と銘を打たれた映画がTVに映し出された。
ダメだ。
すでに胸の貯水池はいっぱいになってしまった。
泣き顔で、手のひらをぎゅっと握る。
涙で画面は歪んで見えた。
鼻水をすすると、もっと涙があふれてきた。
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プロフィール
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iotu(そら)
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自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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