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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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同胞同士の殺し合いが発展するまでは、小さな集落で暮らしていた。
みんなは細々とした、けれどもあたたかい生活を営んでいた。
追放されていた族長の姪がやってくるまでは。
姪は隠れるような生活をしているのか、問うた。
集落を二分にするには充分だった。
隠れて少女は妖刀を持ち逃げだした。
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新聞を取るために外へ出た。
風はまだ強かった。
夜中に雨が降ったのだろうか。
郵便受けに水滴が残っていた。
運ばれてきた新聞を引き出すと家に戻る。
一面は台風の被害のニュースだった。
聞きたくないと思っていても、目に飛びこんでくる。
大きな被害をもたらした台風は歴史に残るだろう。
初めて迎える二人きりの夜だ。
どちらも緊張した表情で寝室に入った。
君はベットの上に座ると深々と礼をした。
「これからもよろしくお願いします」と言った君を押し倒す。
君の顔が強張る。
遠慮がちに、指先を軽く握る。
震える手が、それでも握り返してきた。
僕は「大丈夫だよ」と微笑む。
新しいことに挑戦することは緊張するものだった。
けれども何事にもトライしていかなければ、古びてしまう。
人生は常に挑戦の連続だ。
だから、ここでも踏ん張れる。
トライの合図が脳裏で響いた。
新しいことは決して怖いことではない。
スタート地点につく。
嚥下して未来を見据える。
今度のテストは英語でメールを送るというものだった。
第二外国語として英語を選択しているから、楽なテストなはずだった。
満点も夢じゃない。
そう思った。
けれども首位の座を逃がす。
単純なスペルミスだった。
慢心していなければ気がつけたはずだった。
減点された返信メールを見つめる。
お互いに覚悟をしていた。
二人でいられるのも、わずかな時間しか残っていない。
君は笑おうとして失敗した。
泣き顔で、指先にを軽く握る。
そしていれば離れずにすむというように。
けれども最後の時は非情に鳴る。
電車が発車する時間になったことを知らせる。
僕は振り返らずに電車に乗った。
白金色の頭髪の少年との勝負は、勝ったことがない。
少年は常に一位を取る。
どれほど努力をしても勝てないのだろうか。
少女はほんの少し弱気になる。
生まれついての天才は成績を気にしていないのが余計に苛立つ。
次こそは一位を取って驚かせてやる。
そんなことを思いながら少女は答案を握る。
夜会に黒いドレスを選んでみた。
少しだけ背伸びをしたのは、今日は憧れの詩人がサロンに来るからだ。
最近になって、招かれるようになって嬉しい。
黒いレースの扇子を持って夜会に出席する。
「金で買った爵位の方とはあいませんの」と嘲笑された。
初めて会った人物にすら言われるのを耐える。
彼の視線を独り占めできた。
おしゃれをしてきたかいがあったものだ。
好奇心旺盛な彼は、デート中でもあちらこちらをキョロキョロする。
吸い寄せるようにお店に入ってしまうことも多い。
穴場を発見できるから、それはそれで楽しいけれども。
物足りなさを感じていた。
せっかく一緒にいるのだ。
今日の昼ご飯はロコモコ風。
ハンバーグは上手く焼けたと思う。
自分でも自信がある。
けれども目玉焼きは失敗した。
ひっくり返す時に黄身の部分が破れてしまった。
完成した昼ご飯は不格好で食べさせるのが悪い感じがした。
自然と目を潤ませる。
涙が零れ落ちる瞬間「美味しそうだな」と言われた
ダブルサイズのベッドに緊張した。
とうとう来るべき日がきたのだと思っていた。
けれども、容赦なく酒を呑まされた新郎は、寝室に入るなり眠りにとりつかれた。
がっかりするのと、安堵する気持ちがないまぜになる。
遠慮がちに、腕を触れ合わせる。
あたたかい体温に眠りに落ちていきそうだった
僕が君のそばにいるのは、君が飛きり破天荒だからだ。
何が起こるか分からない。
次から次へと退屈させないトラブルメーカーだからだ。
誰よりもそばにいて、手を貸すのは楽しいことだった。
君はその度に謝るけれども僕は感謝したいくらいだ。
退屈は人を殺す。
息根が止まらないほど障害はくる。
「ここはいいよね。人が来なくて」学校の屋上で君は笑った。
「そうだね」僕も同意した。
「それで中間テストの結果はどうだった?」君の言葉に胸を張る。
「追試はゼロだよ」
「やったじゃん」
軽々しく、手のひらを触れ合わせる。
ハイタッチだ。
景気の良い音がした。
「教えたかいがあったよ」
-
優しさだけで抱きしめて。
全身傷だらけで、とても疲れているの。
揺り籠のように、波のように揺らして。
あなただけしかできないことよ。
希望の光が見つかるまで、傍に寄り添っていて欲しいの。
わがままかもしれないけれど、こんなことを言えるのはあなただけなのよ。
だから、私を救い上げて。
「好き好き大好き、愛している」呟きながら、花びらをちぎっていく。
隣で本を読んでいた幼馴染が顔をあげる。
「嫌い、はないんだ」幼馴染は不思議そうに言った。
「だって、嫌いに当たったら悲しいでしょ」と私は言った。
「それじゃあ、花占いにならなくない?」幼馴染は納得できないようだ。
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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