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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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僕の世界でひとつだけの終末論。
それは君がこの世から消えること。
君のいない世界には価値はない。
僕は微笑みながら生命を絶つだろう。
だから君は僕より先に死んではいけない。
僕を置いていってはいけない。
それぐらいの我が儘を聞いてくれてもいいだろう。
僕のたった一人の女神さま。
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人伝にテスト用紙が返ってきた。
ご丁寧に修正箇所に黄緑のマーカーが引かれていた。
赤いボールペンで解説付きだ。
それを読む。
インフルエンザで出席停止じゃなければ無理にでも学校に行った方が良かったと思った。
ケアレスミスに「次は気をつけよう」とイラスト付きのテスト用紙は恥ずかしい
いつも元気な幼なじみが病気で休んだ。
今日、配られたプリントをもらって、お隣さんに訪れる。
ベッドに横たわる幼なじみは弱々しそうで、心臓が跳ねた。
用件を果たして帰ろうとしたら「待って」と声をかけられた。
上目遣いで、僕の両手を握り締める。
火傷しそうなほど熱かった。
僕は座った。
「彼は我が儘で、自分勝手なの」カフェでオーダーしたら親友が切り出した。
「それでも大嫌い、って言えないの」相談に見せかけたのろけ話だろうか。
「嫌なこともするし、やめてと言ってもやめてくれない」親友は続ける。
「ちょっと距離を置いてみたら?」私は言った。
親友は首を横に振る。
彼女と繋がるのは気持ち良い。
汗が交わりあい、肌と肌を重ねる。
他人にふれるのがここまで心地よいものだと知った。
彼女も嫌がらなかったから、より拍車がかかった。
会う度にキスをするのは当たり前になった。
携帯電話が鳴る。
「そろそろ帰らなきゃ」彼女は言った。
「送っていくよ」僕は言う
手を繋ぎたいけれどもタイミングがつかめない。
何もかも初めて尽くしだからだ。
学校の廊下をすれ違う。
「やぁ。移動教室?」と出来るだけ自然に声をかけた。
君はコクンと頷く。
「それじゃあ」と君ははにかんだ。
恥ずかしそうに、僕の手のひらを軽く握る。
「また一緒に帰ろう」と君は言った。
先輩に勇気を奮って声をかけた。
「恋愛ごっこ、してみませんか?」
そういうと先輩は目を瞬かせた。
「君、変わってるね」面白そうだといわんばかりに先輩は笑う。
その表情に胸がときめく。
「恋愛したことがないんです。先輩ならたくさんしているでしょう?」
「ごっこでいいの?」と尋ねられた
クラスメイトは昇降口にたたずんでいた。
外は強い雨が降っていた。雨を止むのを待っているのだろうか。
それならやめた方がいい。
天気は下り坂だと家を出る前にニュースが流れていた。
傘を差しかける人はいないのだろうか。
濡れて帰るクラスメイトは寂しげだ。
「もう一本、予備があるから」
嵐が近づいてきて雲が空を走る。
目で見えるほどのスピードで駆けていく。
今夜はオリオン座流星群の極大だが、流れ星を見ることはかなわないだろう。
雲の上に広がっている銀河はいつも晴れだというのに。
地上からは観測できないというのは残念過ぎる。
年に一度の楽しみを奪われたことを恨む。
想うと夜も眠れないほど好き。
こんなに恋しく想うのに伝えられない。
恋の告白は男側からするものだ。
固定観念にがんじがらめになっている。
プライドが許してくれない。
早く想いに気づいてほしい。
そして、笑顔で告白してほしい。
そうしたら私も「ずっと前から好きでした」と言えるのに。
神剣・神楽を手に目的地に向かう。
ガタンゴトンと電車に揺られていると、日常の尊さに気づかされる。
「大丈夫ですか?」少女が小声で訊ねる。
「心配?」青年は布に包まれた神剣・神楽に撫でる。
「連日の戦いですから。疲れてはいないかと」少女は不安げに言った。
「大丈夫だよ」青年は言う。
「手、貸して」と幼なじみは言った。
いぶかしがりなら手を差し出す。
幼なじみは満面の笑みを浮かべながら、手のひらを触れ合わせる。
「いつの間にか、追い越されちゃったね」幼なじみは寂し気に言う。
他愛なの時間だったけれども、これで最後だと思ったら切なくなった。
幼なじみは引っ越す。
「私が年寄りになっていくのは嬉しい?」思わず訊いてしまった。
祝われる私より、祝ってくれる貴方が嬉しそうだから。
「だって、世界中で一番好きな人の誕生日だよ。嬉しいに決まっている」
貴方はにこやかな笑顔で言った。
それが本当に嬉しそうだから、嫌みな言葉も引っこんでしまった。
パソコンの電源を入れる。
家にあるものとは違い素早く起動する。
ブラウザを開けば、世界と繋がる。
果たしてこんな高性能なパソコンを使いこなせるだろうか。
期待されているのは嬉しいが、正直重荷でもある。
タイピングの音で埋もれてしまいそうだった。
資料を見ながら文書を作成していく。
睡眠不足がたたって眩暈がした。
不思議な浮遊感があって、床が近くなる。
痛みに備えて、目をつむった。
強い力で起き上がらされた。
目を開くと心配そうな同僚の顔があった。
「ありがとう。貧血、起こしちゃったみたい」と言い訳をする。
仕事の分量も同じの同僚に助けられるとは心の中で嘲る。
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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