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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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屋上への鍵が壊れているのは知っていた。
僕の良い休憩場所になっていた。
今日も教室を抜けて屋上へ来た。
先客がいたことに僕は驚いた。
しかも靴をそろえて、飛び降りんばかりの女子生徒がいた。
僕はダッシュしてその腰をつかむと安全な場所まで引き戻した。
そして優しく、両手を両手で包む。
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生きている価値がないと思うのなら、死んでしまえばいいのに。
誰かに慰めてもらえると思っているのでしょう。
でも、みんな自分のことでいっぱいだから、そんな余裕はない。
そのことに気がついた時に本当の絶望はやってくる。
独りになるのが怖いのなら、お友達を大切に。
いつかは死ぬのだから
婚約者が貧相なドレスをまとった女性を連れてきた。
「婚約を解消してほしい」婚約者いや元・婚約者は言った。
身分ぐらいしか取り柄がなく、お綺麗な顔立ちをしている元・婚約者は家督を継ぐ意味を知っているのだろうか。
笑い飛ばしてしまいたかったのにできなかった。
女性は唇に笑みを刷く。
料理上手で笑顔を絶やさない母。
寡黙だけど真面目な父。
口煩いけど心配してくれる兄。
趣味が似通っていて話の合う姉。
絵に描いたような素敵な家族だ。
私は幸せだった。
高校受験をするために戸籍を見るまでは。
私だけ血が繋がっていなかった。
そして家族全員がそれを知っていた。
愕然とした。
「名前を教えてくれませんかねー」この手のことは何度も言われた。
「あなたが望むだけのお金を用意しますよ」
腰が低く、丁寧な口調で老紳士風の悪魔は、取りつくろうように笑った。
こちらは、ちょっと魔法をかじったことのある人間だ。
契約を交わす前に名前を教えるのは愚行だと知っている。
「性格ブス」と言われてカチンときた。
「見栄っ張り!」と言い返していた。
「お前みたいのと付き合えるのは俺だけだって気づけよ」と言葉を投げかけられた。
言い返そうとして、盛大な告白をされたことに気がついた。
遠慮がちに、両手をぎゅっと握る。
「じゃあ、一生面倒を見てね」と笑った。
どんな表情をしていても君が好きな気持ちは変わらない。
でも一番なのは笑顔の君が好きだ。
これ以上ないくらいに幸せに笑う君。
僕がくよくよしていても、その笑顔を見れば忘れてしまう。
君の笑顔は魔法だ。
君が笑えば僕も笑う。
悲しい時も、苦しい時も、君の笑顔を思い出せば乗り越えられる。
一生一緒にいる誓いを立てても、やがて別れの時が来る。
死が二人を分かつのだ。
どんなに回避したくてもできない。
それが人間というものだった。
だから、残す方はたくさんの想い出を作ろうとする。
二人が一緒にいたということは、かけがえのないことだと証明するように。
それでも涙に暮れる。
二人で初めて過ごす夜。
僕はできるだけ優しく、君をベッドの上におろした。
少し潤んだ瞳が僕を見つめる。
君は恥ずかしそうに、僕の指先に指を絡める。
僕の我慢の限界に到達した。
僕は君の唇を貪る。
固く結ばれた帯を手荒に解く。
早く君の肌にふれたい。
唇すら柔らかいのだ。
心地よいだろう。
「たまにはイチャイチャしませんか?」晩稲の恋人の耳元でささやく。
「もう充分、イチャイチャしているじゃないか」恋人は真っ赤になって言った。
「だから、もっとイチャイチャしちゃいませんか」恋人の手を取り恋人つなぎをする。
「たとえばキスとか」と提案する。
「他人の目があるだろう」
今日は12週間ぶりの天気のよい週末だ。
空は蒼く澄み渡り、穏やかな風が頬をくすぐる。
太陽の日差しがこれほど恋しく思ったのは、幸せなことだ。
ずっと天候が不安定だった。
大型の台風やそれに匹敵する大雨で、週末は家にこもりきりだった。
今日はどこに行こう。
自転車でどこにでも行ける。
「見て見て」幼馴染が後ろから迫ってきた。
手にはスマホ。
ほどなく動画が流れる。
眠っている自分が録画されていた。
純粋に怒りが湧いてきた。
やっていいことと悪いことがある。
その一線を越えていた。
振り返り、幼馴染を睨みつける。
「お気に召さなかった?」けろっとした表情で幼馴染は言う
君のことが好きでたまらないから「大嫌い」なんて嘘でもいえない。
君も同じ気持ちだったら嬉しいのだけれど、違うようだ。
喧嘩をする度に、君は「大嫌い」という。
僕の心はズタズタに切り裂けそうだ。
それぐらい君のことが好きなんだ。
だからお願いだ。
嘘でも「大嫌い」といわないでほしい。
どんな最低の夜の後には、眩しいぐらいの日差しを連れて朝がやってくる。
泣きに泣いて、もう体中の水分はないぐらい泣いた夜。
いつの間にか眠ってしまったようだ。
朝陽を見て、また涙が零れそうになった。
毎日くりかえされる天体ショーだというのに心が動かされた。
朝の空気をいっぱいに吸う
「今度の見合い相手は、きっと気に入るぞ」兄が言った。
売れ残るのを心配をしてのことだろうが、ここ数日のお見合いで疲れていた。
おざなりに返事をして身支度をした。相手側から断ってくれないだろうか。
脇差しをさしてやってきた若者は美しい所作でお辞儀をした。
自分の意思を修正したい。
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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