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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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黒い服をまとって立っていた。
涙があふれだして止まらない。
やってくる人たちも黒い服をまとっていた。
優しい言葉をかけてくれるがそれだけだ。
悲しみを代わってはくれない。
ひときわ美しい女性がやってきた。
今までの人達と同じうような仕草をしたけれど引っかかる。
彼女が去って気がついた
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悪友は課題に飽きたらしい。
「こんな時は肝試ししようぜ」と言い出した。
「目も覚めるもんだよな」もう一人が言った。
「課題が優先だ」と僕が言うと「怖いんだ」声を合わせて言った。
いつの間にか幼馴染を巻き込んで肝試しすることになった。
遠慮がちに、怖がりがな幼馴染は腕を触れ合わせる。
-
悲しみだけがほとほととやってくる夜だった。
信じられるものなどなかった。
孤独だけが寄り添ってくるような夜更けだった。
それでも、まだ他人の善行を信じているのだろうか。
窓からもれる明かりに、そっと近づいた。
家の主だろうか。
無言で扉を開き、手招きをする。
それを拒むように走った。
-
どうすれば君は幸せになるんだろう。
それを考えるのは楽しい。
僕自身が君にしてあげられる最大級のプレゼントだからだ。
君は幸せになるべき人物で、僕はそれのお手伝いをするだけだ。
今までの君は過去の記憶ボックスに鍵をかけて、未来を見よう。
見えるかい?
可能性という光が輝いている。
-
僕が君に与えてあげられるものなんてない。
君は僕に無限の愛を注いでくれるのに。
それのお返しができない。
だからストレートに「欲しいものはある?」と尋ねた。
君は笑いながら「もう貰っているから大丈夫」と答える。
僕の悩みは加速するばかりだ。
僕にできることならばどんなことでもしたい
-
君との別れの時間が刻々と迫っていた。
それなのに僕は君と上手に別れられるかどうかを気にしていた。
君と一緒にいられる時間は徐々に削られていくというのに。
貴重な一瞬一瞬が奪われていくというのに。
どうしようもない暴力で引き離されていくというのに。
僕は君との別れだけを考えていた。
どんな私がお好みで?
一夜限りの恋だから、どんな関係性にもなりましょう。
長いこと想いを伝えられない幼なじみ。
同じ学校に通うクラスメイト。
一つ年上の部活の先輩。
どんな「恋」の相手になりましょう。
それが私の姿ですから。
遠慮なさらずにおしゃってください。
ここはそういう所です。
空の蒼さが際立つ日だった。
どこまでも広い空に深呼吸した。
今は遠くにいる幼なじみの元まで続いている。
夢を叶えるために旅立った幼なじみのことを思うと「次は自分の番だ」と思えるから不思議だった。
残されたというのに恨みがましいと感じたことはない。
またいつか会えるだろうと思った。
最後まで外を気にしていた愛猫だった。
完全な室内育ちの愛猫は、外に出るのは病院とペットホテルぐらいだった。
もう録画した動画にしかいない。
一度ぐらい自由に外へ出してあげればよかったのだろうか。
元気な姿で家の中を走る在りし日の動画を見て忍ぶ。
キラキラと駆けていった人生だった。
この電車が向かう終着地が僕と君の別れる場所だ。
人もまばらな車内で二人は揺られていく。
サヨナラをうまく告げるだろうか。
君の隣に座りながら僕はそんなことを思っていた。
君は泣きそうになりながら、僕の指先をぎゅっと握る。
離れがたいのは僕もだというのに先に泣くのは卑怯だと思った。
-
「大丈夫だよ」
魔法の言葉を口にする。
震える背中を優しく叩く。
「心配することはない」
何度もくりかえされる夜。
「大丈夫だよ」
そんなことは嘘だということを僕も君も気づいている。
それでも頼らなければ超えられない夜。
静かに涙を零す君の背中を抱きしめる。
あと何夜、呟けばいいのだろう
「本当に泣きたいの?」君は尋ねた。
「泣きたいぐらい辛いよ」僕は言った。
君の強張っていた顔がふにゃっと解ける。
「悲しんでくれて、ありがとう」君は言った。
僕は君との別れに身を引き裂かれそうに辛いのに、君は嬉しそうだった。
これからの君のことを思うと自然と涙が零れてきた。
どうして一日は24時間しかないのだろうか。
仕事をして、ご飯を食べて、お風呂に入ったら、もう眠る時間だ。
働きアリよりも勤勉に働いている。
時計を見れば、寝る時間になっていた。
今日も一生懸命に働いた。
それなのに給料は上がらない。
ずっと低月給でこき使われるのだろうか。
未来が怖い
雨合羽を着て自転車を走らせていた。
傘差し運転はレッドカードが切られる。
ちょっと間抜けだが仕方がない。
交差点で止まる。
赤信号なんてついていない。
傘を差した女性が隣に並んだ。
甘い香りがした。
香水だろうか。
同世代の女子たちとは違う。
良く似合っていた。
凛とした横顔が美しい。
僕が悪いのは重々承知だ。
久しぶりのデートだというのに、君の話を聞かずに、上の空で返事をしていた。
頭の中が完全に仕事モードだった。
君は怒り顔で、両手のひらに爪を立てる。
痛みが走る。
けれども、もっと痛かったのは君の表情。
今にも泣きそうな顔だ。
自分の失敗にようやく気がついた。
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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