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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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人は死んだら星になる。
だから死んだら見つけてほしい。
ある日、君は言った。
今日も星空は見えないみたいだ。
雨がしとしと降っている。
この雨が僕の涙なのだろうか。
ずっと雨が降っている。
君の死を受け入れらずにいる僕にはお似合いだった。
どうすればこの雨は止むのだろうか。
教えてほしい
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名前も知らない君に恋をした。
君からしては見ず知らずだから気持ち悪いだろう。
それでも好きという気持ちは止まらない。
一縷の希望に縋りつく。
手紙を書いて、君に渡す。
君は「ありがとう」と言って受け取ってくれた。
だから、僕は期待する。
僕が君を好きなように、君もまた僕を好きだろうと
何でも話せる親友を喪ったのは痛手だった。
僕は慟哭した。
そんなことをしても君は帰ってこないと知っている。
それでも涙は次から次へとあふれてくる。
そんな僕の様子を見ていじめの主犯格は喜ぶ。
復讐してやると心に誓った。
僕が君にできる最後のことだ。
君は天国で幸せになっていてほしい。
僕は待ち合わせの場所までダッシュで駆けつける。
君は小さく手を振った。
「おはよう」と僕が言うと「おはよう」と君は返した。
ついでに鼻水をすすった。
僕は無理矢理、両手を両手で包む。
君の手は氷のように冷たかった。
「いつから待っていたの?」僕が問うと「待っている時間が楽しいから」
君の世界を僕にもわけてほしいんだ。
どこまでも広がった空のように。
どこまでも深い海のように。
君の世界は無限に広がっていた。
僕はというと窮屈な檻の中にいる囚人だった。
君の世界をひとかけ貰えたら、枷が外れるような気がするんだ。
だからお願いだよ。
僕を自由にしてくれないかい?
沈黙が答えだった。
僕も、君も、言葉にできなかった。
散々、話し合った結果だった。
どちらも譲れない夢があった。
一緒にいられることはできなかった。
どちらかが夢を諦めれば共にいられたかもしれない。
そんな不自由なことはできなかった。
「じゃあ」君は立ち上がった。
その背を見送った。
突然僕の前に現れた少女は、戦いの女神の化身だという。
真っ直ぐな視線で僕を見つめる。
これから僕は女神を守る立場になるという。
三流小説でも、題材にならないことが現実に起きた。
僕は戦いの中に身を投じることになる。
それをまだ知らなかった。
小説より現実が奇なりとはよく言ったものだ
春は出会いの季節と同時に別れの季節でもある。
卒業証書を抱えながらソメイヨシノを見上げていた。
もうこの学校ともお別れだと思うと感傷的になる。
「こんなところにいた!」一つ年下の君は言った。
怒り顔で、僕の両手を折れんばかりに握る。
「卒業おめでとう」少しも嬉しくない口調で言う。
-
夜の世界は銀色。
しんしんと星が降ってくる。
昼の世界は金色。
さんさんと太陽が輝く。
どちらも美しく、比べることができない。
夜の世界は静か。
昼の世界は賑やか。
どちらも幸せで、比べることはできない。
長い夜の世界が迫ってくる。
短い昼の世界は煌めいている。
どちらも大切な時間だ。
恋は苦しくて、悲しいものだという。
必ず成就するものではないという。
それならば僕は一生、恋をしない。
そう決めていたのに、君と出会ってしまった。
どんな巡りあわせだろう。
君のことを思うと嬉しくて、楽しい。
幸せな気分になる。
これならば一生、君に恋をしていたいと思ってしまう。
沈黙が漂っていた。
こうなれば持久戦だ。
我慢くれべは得意な方だ。
どんなに好きか分からしてやる。
君のことが好きだから、何よりも優先する。
だから、君にもそうして欲しい。
ささやかで重大な要件だった。
コップの中の氷が解けてカランと音を立てた。
君はうつむいて「無理だよ」と呟いた。
順番がきて緊張してきた。
ゴミ袋か何かに捨てられればいいのに。
心臓の音がうるさいぐらい鳴る。
みんなどう我慢しているのだろうか。
慣れれば大丈夫というけれど、そんなことはない。
とうとう自分の番がやってきた。
震える指先に我慢をする。
迎えてくれる拍手の音が背中を押してくれる。
君はそっと、僕の手のひらにしがみついた。
僕は傷つけないように、君の指先をほどかしていった。
一緒にいられるのは、これで最後だ。
いつまでも一緒にいてあげたかったけれども、そんなことは不可能だ。
君との別れは最初から決まっていたのだから。
離れ離れになるのも分かっていたんだ。
彼女のことを大切にしたいと傷付けたいをいったきりする。
生まれて初めて好意を感じた彼女だ。
宝物のように大切にしたいと思う。
同時にこれ以上ないぐらいに傷付けて自分の物だという証をつけたいと思う。
複雑な心境に僕は振り回される。
そんなことを知らないで、今日も笑顔で挨拶をしてくる。
日に日に膨らんでいく月を見ながら、独り酒を呑む。
一緒に呑んだ友は今頃どうしているだろう。
彼のことだ。
真面目に仕事をこなしているだろう。
盃に月を移す。
人生は別離に足りるとはよく言ったものだ。
別ればかりが増えていく。
盃をあおる。
喉を焼けつくように酒が通過していく。
寂しかった
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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