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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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どちらかが先に旅立ったとしても、天国の門で待っていよう。
そして手を繋いで、二人そろって天国へ旅だとう。
別れは辛いものだが、生命の終わりで君が待っていると思えば寂しくない。
最果ての約束だった。
僕は必ず君を見つけ出すよ。
だから君は一生を楽しんできてほしい。
鼓動が止まるまで。
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席が隣の少年は居眠りばかり。
ろくに板書をしていない。
そんなことで期末テストは大丈夫なのだろうか。
他人の心配をしているわけには行かない受験生だが、不安になる。
浪人する余裕のある家でも現役で合格しなければ格好が悪い。
授業の終了する鐘で少年は目を覚ます。
欠伸をしながら起きる。
季節外れの肝試し。
霊園を一周してくるだけ、というかわいらしいものだった。
少女は上目遣いで、少年の指を指先でつつく。
「別に怖くはないわ。ただ人間湯たんぽが欲しいだけ」少女は言った。
そんな強がりに少年はクスリと笑った。
「ホッカイロになってあげるよ」少年は言う。
少女の手を握る
県大会前にケガをした。
君は心配そうに、僕を見た。
「これぐらい大丈夫だよ」君が好きで、嘘をついた。
『これ以上無理を重ねれば、選手生命が絶たれるだろう』それが医師の見解だった。
学生生活最後の試合だ。
退くことはできなかった。
たとえ腕を壊しても、最後まで投げきるつもりだった。
二人で並んで月を見上げていた。
穏やか時間だった。
神剣・神楽も大人しくしていた。
こうしていると戦いの日々が嘘のようだった。
これが当たり前の日常にするために青年は戦っている。
隣で「月が綺麗ですね」と少女が言った。
それから都市伝説を思い出したのか赤面する。
この瞬間を守りたい。
僕はこれ以上ないぐらいに君が好き。
世界か君かを選択を迫られたら、迷わず君を選ぶだろう。
君のいない世界は生きている価値がない。
そんなに好きなのに、愛の言葉が思い浮かばない。
「愛している」という言葉では足りないぐらい君が好きだ。
この熱い想いを伝えることができるのだろうか。
君と言い争いになった夕。
沈黙の中、足音だけが響いていた。
謝れば、君は許してくれるだろう。
でも、どうしても譲れることはできなかった。
ほんの些細なことだった。
こだわらなければどんなに良かったのだろう。
最低な気分で分かれ道にさしかかった。
どちらも無言で家に向かう道を歩いた。
他の兄弟よりも映像に残っているのが少ない。
その貴重な映像は七五三の物だった。
鷹の着物を羽織る姿で緊張気味で写っていた。
笑顔の物が少ないから、どうしても悔しさが残る。
どうして笑っていることができなかったのだろう。
映像に残される機会が少なかったから、怖かったのだろうか。
子供時代、帰り道を歩きながらいつでも会えないような予感がしていた。
次の日、君と会える予感がしなかった。
だから泣きそうになりながら、指先に指を絡める。
たった一つのぬくもりを感じながら歩いていった。
「さようなら」が言えなくて俯いていた。
自然に解かれた指に、切ない想いをした。
どんな時でも僕は君のことが好きだけれども。
僕を見て微笑む、この瞬間の君が好きだ。
その笑顔は僕だけに向けられたものだから嬉しい。
君は優しいから、誰にでも微笑みながら助ける。
僕だけの君でいてくれない。
それが大いなる不満だった。
僕の一番は君だというのに、君の一番は僕じゃない。
霞みがかった先に呻き声が聞こえる。
「助けてください」と願うように声は訴える。
けれども僕にできることは声を聴くことだけだった。
儚く消えていく生命を救うことはできない。
その事実に僕は打ちのめされる。
いっそ声など聴こえなければいいのに。
そうすれば悩むことなどなかっただろう。
ソファの上、並んでDVDを鑑賞していた。
僕の隣が猫背気味に観ていたから、背中の筋をさわった。
すると君は目を逸らしつつ、指に爪を立てる。
夢中で見ていたのを邪魔されたのが気に食わなかったらしい。
かじりつくようにテレビ画面に視線は移った。
僕は面白くいない気分でにテレビ画面を見た。
-
君が見た夢はどんな形をしていた?
君の夢の中に、僕は出てきたかな。
できれば君の隣に座って一緒に未来を追いかけていたのだけれど。
君の夢が叶うことを望んでいるよ。
たとえ僕を置き去りにしたとしても。
君には君の夢を見る権利があるのだから。
さあ、笑って夢に向かって走り出してごらん。
廊下にテストの結果が張り出される。
自分の名前を探す。
順位は悪くなかった。
普通の両親だったら喜んだろう。
前から二番目にある名前に俯く。
どうしても白金の頭髪の少年に勝つことができない。
いつか一番目に名前が書かれることを願っている。
少年とすれ違った。
一位なのに無表情だった。
いつでも君は小走りについてきた。
笑顔だったから見落としていた。
僕と君の歩幅は違う。
僕はコンパスが違うのに気づかない。
だから、君が涙を流していた理由も分からなかった。
君が零した滴におろおろする。
できるだけ優しくその背を撫でるのが精いっぱいだった。
君の涙の理由は分からない。
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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