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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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今日の少女はご機嫌斜めだった。
何か怒らせるようなことをしたのだろうか。
青年はお味噌汁をすすりながら記憶を振り返る。
いつものように美味しかった。
完全無視を決めこんだのか、少女は言葉を発しない。
珍しいこともあるものだ、と青年は少女の輪郭を視線でなぞる。
いつまで続くのだろうか
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無我夢中だった。
手段なんて選んでいる暇などなかった。
離れていこうとする後ろ姿を引き留めるために叫んだ。
銀河を渡る船の全館アナウンスだと気づいたのは、自分の声が響き渡ってからだった。
去っていこうとしていた少女は振り返り、腹を思いっきり殴った。
言葉通りに黙らせるために。
僕は君の「大丈夫」が、大嫌い。
少しぐらい僕を頼ってくれてもいいと思うんだよね。
泣きそうな顔をして「大丈夫」と強がらないでよ。
僕の立場がなくなってしまう。
僕と君は恋人同士なんだよね。
だったら、いくらでも愚痴や弱音を吐き出してよ。
ちゃんと君を支えてあげる。
不安にならないで。
君と僕の出会いは偶然だった。
たまたま同じクラスになって、隣の席になった。
君は面倒見が良かったから、細々と助けてくれた。
そんな君に惹かれて、その気持ちはやがて大きく育った。
気がつけば君に恋していた。
君は優しい人だから、僕以外にも親切だった。
恋人になるとは思っていなかった。
本棚の上段の本を取ろうと、梯子に足を乗せた。
ズボンがずり下がってきた。
一回、床の上に戻る。
ベルト穴を一つ変える。
昼ご飯を抜いて図書館にこもっていたせいだろうか。
読みたい本はたくさんあるが図書館は飲食禁止だ。
お弁当を持ってきていないから、どこかに食べに行かなければならない
人気のない公園で『話がある』と彼女が言った。
別れ話でも切り出されるのかと思って僕は冷や冷やした。
「私、接触性のテレパシストなの。触れた人の心が読めるの」彼女は俯いたまま言う。
僕は手を差し出した。
彼女は遠慮がちに、手のひらに触れる。
彼女の顔が綻ぶ。
それも、もう過去のこと。
あーあ、なんて可哀想な君だろう。
君の努力は報われない。
努力していることすら、僕以外の誰も気がついていないだろう。
苦しいだろう。
辛いだろう。
弱音を吐くことすらできずに、君は笑顔を作る。
まるで、それが当たり前のように。
そんな可哀想な君に同情してしまうが、僕は何も言わない。
スマホの液晶画面を叩き割ってしまいたい。
デートでランチを楽しむはずだった。会えなかった分、話したいことはたくさんあった。
それなのに恋人はさっさと食事をすますと、スマホをいじり始めた。
一緒にいられる時間よりも、それは大切なことなの?
泣きたい気分になってしまい食が進まない。
委員会で帰るのが遅くなった。
夜道を女子生徒尾が一人で帰るのは危ないと同じ方向の男子生徒が送ってくれることになった。
必要最低限しか喋ったことのない男士に少女は緊張した。
会話もなく歩いていく。
急に男子が肩を抱いた。
少女は力強く、自分の両手をぎゅっと握る。
程なく車が通りすぎた
-
君があまりにも綺麗に泣くから、僕まで泣きたくなったじゃないか。
君の手はあまりにも小さく、全てを救うことはできない。
零れ落ちていく生命を嘆いては、乾いた眼のまま静かに心の中で泣いていたね。
涙を見せずに泣く姿に僕は後悔をする。
君は君らしくいて欲しいのに伝えることができない。
-
君の知らない君を知っているよ。
君は窓辺で外の景色を眺めている。
その横顔を僕はよく覚えている。
だって、君が好きだったから。
君の視線の先は僕ではないことは残念だったけど。
それでも、君の傍で君を見つめていられることは幸福なことだった。
季節が巡っても、僕の気持ちは変わらない。
僕の告白に、頷いてくれるだけでいい。
そうしたら、僕らは最強に両思いになれる。
君が僕のことを好きなのは、ずっと前から知っている。
それも、ただの好きではなく特別だということも気がついている。
だから、僕の気持ちを受け止めてくれるだけでいい。
世界中を探しても君以上の存在はいない
祭りの終わりは寂しかった。
屋台巡りもしたし、花火も見た。
いつもとは違う浴衣姿の恋人にドキドキもした。
ぽつりぽつりと灯る街灯の中、二人は手を繋いで歩いていた。
もうすぐ家についてしまう。
どんなに『おやすみなさい』の挨拶を重ねても慣れることはできない。
もう少し一緒にいたかった
泣いてしまえるならいっそ、楽だっただろう。
悲しみは押し寄せてきている。
それなのに、目は乾いたままだ。
死の間際に「泣かないでください」と言われたせいだろうか。
言葉に縛られる。
『呪い』と言っても過言ではないだろう。
幸せそうな微笑みを浮かべたまま、死んでいった。
後を追いたい。
目の前にこんなに可愛い女の子がいるというのに。
貴方の視線はスマホの画面に注がれている。
二人で一緒にいる意味ないじゃない。
そんなにタイムラインが気になるのなら、独りの時に確認すればいいでしょ。
すると、私と一緒の時ぐらいしかツイッターができない、と言い訳をする。
つまらないな
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プロフィール
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iotu(そら)
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自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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