iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2026.02.28 Sat 23:33
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『水』と『足跡』、登場人物が『微笑む』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
廊下に点々と残る足跡。
どれも水分を含んでいた。
それは居間まで続いていた。
濡れた髪のまま、足跡の持ち主はテレビを見ていた。
「テレビを見る前にやることがあるだろう?」面倒見の良い少年が言った。
「面白い番組がやっているよ」と微笑む。
とりあえず肩にかけていたバスタオルで髪を拭く
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2020.02.15 Sat 23:17
140文字の物語
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『「堂々と、両手のひらにしがみつく」キーワードは「いたずら」』
「手、貸して」と何の気なしに言われたので素直に差し出した。
しばらしくしてくすぐった感触があった。
青年は少女を見た。
手には油性ペン。
大きな目をさらに大きくする。
「見ちゃ駄目」と堂々と、両手のひらにしがみつく。
書かれた文字は見えない。
こんないたずらを教えてのは誰だ。
嘆息する
2020.02.15 Sat 23:17
140文字の物語
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『砂糖を煮詰めた甘さの君』
砂糖を煮詰めた甘さの君は、今日も僕以外に優しい。
顔を合わせれば口論になってしまう。
本当はその甘さにたかりたいアリなのに。
その一片の甘さを口にすることはできない。
君の冷たい眼差しに見据えられたのは何度目だろうか。
僕にも優しくしてほしい。
その一言が言えなくて今日も空回り。
2020.02.15 Sat 23:16
140文字の物語
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文中に『片隅』を入れて【不満】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
「はいはい、お掃除の邪魔をしないでね」と片隅に追いやられた。
これが掃除機をかけるなら理解できる。
けれども、掃除するのはルンバだ。
スイッチを入れられた機械は几帳面にフローリングを滑っていく。
これでは人間の方が機械に合わせているようだった。
何でもかんでも母は手を抜いていく。
2020.02.15 Sat 23:16
140文字の物語
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『「仕方なく、指に触れる」キーワードは「怪我」』
怪我なんて日常茶飯事だ。
真剣・神楽をもってしても無傷でいることはできない。
同胞殺しの妖刀は大きな傷は塞いでくれる。
中立の病院に行けばだいたいの傷を治してくれる。
それは青年よりも少女の方が知っているはずだ。
しかし少女は泣く。
青年は仕方なく、少女の指に触れる。
「大丈夫だよ」
2020.02.15 Sat 23:14
140文字の物語
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『うちの嫁がこんなに可愛いのは当たり前』
「こういうキャラクターが好きなんですか?」後輩が尋ねた。
アイドルグループの写真を目ざとく見つけられてしまった。
「可愛い感じですね」お世辞かもしれないが嬉しかった。
「うちの嫁がこんなに可愛いのは当たり前」と言ってしまった。
「でも、二次元なのが残念でしたね」
「裏切らないぞ」
2020.02.15 Sat 23:13
140文字の物語
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文中に『消えない』を入れて【夢中】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
夜更けには雨から雪に変わっていた。
朝になったら溶けて、もう見られないのだろうと思った。
新聞受けから新聞を取り出す時、一面の銀世界を見て童心がよみがえる。
雪は消えないで、わずかながら積もっていた。
まずは足跡をつける。
そのあと綺麗な場所から雪を集めて、小さな雪だるまを作る。
2020.02.15 Sat 23:13
140文字の物語
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『策士』と『Delete』、登場人物が『揺れ動く』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
「携帯どころだろ?電話貸してもらってもいい?」困ったようにあなたは言った。
だからスマホを貸した。
あなたは笑った。
「ありがとう」とスマホが返ってくる。
アドレス帳がDeleteされていた。
策士の手段に心が揺れ動く。
これが初めてじゃない。
もうすでに何回かあった。
嫉妬深く過ぎる。
2020.02.15 Sat 23:12
140文字の物語
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『「怒り顔で、指を触れ合わせる」キーワードは「電車」』
喧嘩の余韻を残して電車に乗った。
どちらも無言だ。
幸いに座れるスペースがあったので腰を下ろす。
君は怒り顔で、指を触れ合わせる。
話したいことがある時の君のクセだ。
自分も言い過ぎたと思っていたから、聞いても良い気分になっていた。
君は小さく「ゴメン」と言った。
素直な謝罪に驚く。
2020.02.15 Sat 23:12
140文字の物語
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『きっと幸せだったんでしょう』
細い呼吸だ。
時折、咳が混じる。
胸が上下するのを見つめていた。
横たわる人は目を瞑っていた。
こちらを見ることはもうないだろう。
やがて、息が止まった。
まるで眠るように静かな最期だった。
それが合図のように古馴染みが室内に入ってくる。
「きっと幸せだったんでしょう」と肩を叩かれた。
2020.02.15 Sat 23:11
140文字の物語
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『いたずら』と『苦悩』、登場人物が『撫でる』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
少年のいたずらに少女は苦悩していた。
少年にとって少女は面白い玩具なのだろうか。
溜息が深くなった。
それを聞きつけた少年が「溜息の数だけ幸せが逃げていくよ」と言った。
誰のせいだと思っているのだろうか。
ふいに少年は少女の頭を撫でる。
「溜息の数分だけ幸せにしてあげるね」と言う。
2020.02.15 Sat 23:10
140文字の物語
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『「泣き顔で、両手のひらを指先でつつく」キーワードは「ツンデレ」』
「べ、別に貴方のことを気にしているわけじゃないから」と少女は言った。
「心配ありがとうございます」と少年は微笑んで言った。
「だから貴方のことは!」少女は少年を見つめる。
強がりが崩れる。
泣き顔で、両手のひらを指先をつつく。
「もう怪我とかしちゃ駄目なんだから」
「心がけます」
2020.02.15 Sat 23:09
140文字の物語
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『日差し』と『追憶』、登場人物が『照れる』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
窓から入ってくる日差しがあたたかく、時間すらまどろんでいるようだった。
「懐かしいわね」とポツリと零す。
優しい眼差しは、いつの時間を追憶しているのだろうか。
言葉の続きを待つ。
「あなたと会えて本当に良かったわ」微笑みを浮かべて言う。
言われた方は照れる。
運命の出会いだと思う。
2020.02.15 Sat 23:07
140文字の物語
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『「恐る恐る、指先を握る」キーワードは「記念日」』
今日という日は記念日になるだろう。
恐る恐る、彼女の指先を握る。
左手の薬指にプラチナ製の指輪を通していく。
月光の中、彼女の誕生石が輝く。
指輪はピッタリなサイズだった。
「本当に俺なんかでいいの?」プロポーズを受けてくれた恋人に再確認してしまう。
「あなたじゃなきゃダメなの」
2020.02.15 Sat 23:07
140文字の物語
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『君の代わりに、泣かせてください』
少年と少女が碁に興じていた。
バタバタと複数が廊下を走る音がした。
何があったのだろうか。
立ち上がりかけた少年に、少女は制した。
「まだ碁の途中よ」と微笑む。
それが強がりだと少年には分かっていた。
廊下で死者の名前が告げられた。
「君の代わりに、泣かせてください」と少年は言った。
2020.02.15 Sat 23:06
140文字の物語
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