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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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あなたを諦めきることができませんでした。
未練ばかりが募って、想いは増すばかりです。
どうすれば、あなたの『特別』になれるのでしょうか。
夜を越すごとに、あなたを諦めることを考えています。
そうすれば、この苦しみから解放される。
それでも『特別』になりたいと心は訴えるのです。
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貴方の涙を見てしまってから、想い返すようになりました。
貴方は何も言わずに、嗚咽すら零さずに泣いていました。
貴方にどんな痛みが襲いかかったのでしょうか。
それを分け合えられない自分は俯くばかりです。
優しい言葉ひとつかけられませんでした。
太陽が昇る頃、頬が渇くことを祈って。
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貴方を初めて見た時、心臓が跳ねました。
どんな言葉を交わしたのか。
今では忘れてしまいました。
それほど私は緊張していたのです。
それが『恋』と呼ばれるものだと幼い私は知りませんでした。
ただ落ち着かない気分で、貴方に見つめられる度に早鐘を打つ心臓に途惑っていました。
昔の話です。
婚約指輪は誕生石をあしらったもののがいいらしい。
本で読んだ付け焼刃だったが、緊張しながらジュエリーショップに訪れた。
1月生まれの彼女の誕生石はガーネットだった。
価格を見て驚いた。
もっと高価な物だと思っていた。
それでも本に習って購入した。
彼女の薬指にはめて任務を遂げる。
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君は優しいから、僕にまで優しくしてくれる。
平等に分け与えられる優しさは、喉の渇きを自覚させる。
僕だけを見てほしい。
僕にだけ微笑んでほしい。
僕にだけ優しくしてほしい。
僕の心の底に溜まっていく淀みは、漆黒の夜よりも暗い。
仮面の笑顔を被った僕に、今日も君は優しくしてくれる。
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静かな夜でした。
足音ひとつ、呼吸をする音ひとつ、響くような夜でした。
こんな夜は星を見上げるのに絶好な機会なのでしょう。
ダイヤモンドのように煌めく星空。
そう言ったのは詩人が先か童話作家が先か。
どちらでもよくなるような見事な空でした。
あなたと二人、流れる時間を見送るのです。
月の満ち欠けは不思議だ。
満月を見上げながら、少年は思った。
夜ごと夜ごと姿を変える月は、海にすら影響を与えると、この間読んだ本に書いてあった。
明るい満月の中、星たちも沈黙をしているようだった。
これから欠けていく月は、何を思うのだろうか。
寂しいと感じることはあるのだろうか。
虹色の未来が待っていると思っていた。
どんな苦境があったとしても、未来は裏切らないと思っていた。
それだけ純粋だった。
進む道の先は遠いけれども、必ず叶うと信じていた。
ゴールの先には夢にまで見た未来が待っていると信じていた。
けれども、どこまで進んでも靄がかかったようだった。
「ちょっと酷くない?」少女は言った。
ここで『何が?』と尋ねたら火に油を注ぐだけだ。
経験的に知っている。
だから黙って続きを待つ。
「私という彼女がいるのに、他の女の子を見るなんて」少女は怒り顔で、指先に爪を立てる。
子猫に爪を立てられたようなものだ。
嫉妬する少女が可愛かった。
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あなたの優しさにどれだけ甘えたことでしょうか。
背中合わせで見上げた星空は幾夜あったでしょうか。
泣き言も、愚痴も、笑い話も。
あなたは全て耳を傾けてくれました。
私はどれだけ感謝すればいいのでしょうか。
あなたがいなければ私は人生の迷い子だったでしょう。
気になることは一つだけ。
野良猫すら通らない路地裏。
二人して身を隠す。
少年は堂々と、少女の指を両手で包む。
光のある世界では手を繋いでくれないのに。と少女は不満に思う。
それに気がつくのか、こうして影のできる路地裏に誘われる。
早く太陽が輝く世界でも手を繋ぎたい。
そんな贅沢なことを少女は思うのだった。
「好きだったのは、嘘じゃないけど、それだけでは足りないの」と君は切り出した。
「どうすればよかったの?」僕は訊く。
「そういうところ。自分で考えていないでしょ」君は言った。
「言ってくれなきゃ分からない」僕は言葉を重ねる。
「このままだと嫌いになるかも。その前にお別れしましょ」
ひどく優しい仕草で頭を撫でられる。
少しくすぐったくって、とても嬉しかった。
小さな子どもに戻ったように、心は喜びで満ちた。
そこには愛情がこもっているようだ。
いつまでも撫でていてほしいと思うのは贅沢だろう。
手は自然と離れていった。
それが残念で、寂しい気持ちでいっぱいになった
離れ離れになる友だちに手紙を書いた。
涙が零れて、文字もぐちゃぐちゃなそれは、立派とは言い難かった。
けれども、それ以上の手紙なんて書けないだろうから、そのまま差し出す。
友だちは笑顔を浮かべて「ありがとう」と言った。
こんな時まで笑える友だちが羨ましかった。
涙ながら見送る。
好きな人から「好きだ」と告白された。
「できれば付き合って欲しい」とも言われた。
ずっと好きな人からだったので、二つ返事でOKした。
晴れて恋人同士になったものの全ては手探り。
ある日のこと「いつから恋って気付いてた?」と恋人から尋ねられた。
こっそり耳元に「最初から」とささやく。
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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