iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2026.02.28 Sat 07:55
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『「遠慮がちに、手のひらに指を絡める」キーワードは「バカップル」』
少女は遠慮がちに、少年の手のひらに指を絡める。
「えへへ、恋人みたいだね」少女は言った。
「みたいじゃないよ」と少年は笑った。
「恋人同士だ」少年は少女の手を包むように握り返す。
少女の顔をは見る見ると赤くなった。
これが街中でなければ抱きついているところだ。
恋人になれて嬉しい。
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2020.04.15 Wed 06:26
140文字の物語
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『腕時計』と『透明』、登場人物が『誓う』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
雨は止み、透明な水たまりをいくつも作っていた。
腕時計を確認する。
針は待ち合わせの5分前を指していた。
待ち合わせ場所には濡れた姿の君がいた。
屋外を待ち合わせ場所にしたのは失敗だったと思う。
今度こそは、暖かい室内を待ち合わせ場所にしようと胸に誓う。
君はこちらに気がつき笑う。
2020.04.15 Wed 06:23
140文字の物語
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『「満面の笑みを浮かべながら、両手のひらを握る」キーワードは「修学旅行」』
「たくさんの想い出を作ろうね」と言われてしまったら「そうだな」としか言い返せなかった。
少女は満面の笑みを浮かべながら、少年の両手のひらを握る。
自分とは違う温もりにドキリっとする。
在学中、一度しかない修学旅行だ。
回るコースは考えている。
少女が言ったように想い出を作りたい。
2020.04.15 Wed 06:22
140文字の物語
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『うまく笑えてないのは自覚してる』
僕は「大丈夫だよ」と言って微笑んだ。
君の顔は泣き出しそうに歪む。
うまく笑えてないのは自覚している。
君の心配を増やしただけだろう。
それでも僕は大丈夫だと告げる。
僕を想ってくれる君がいる限り、僕は無残に倒れたりはしないだろう。
だから微笑む。
まだ大丈夫。
君に何回でも言う。
2020.04.15 Wed 06:21
140文字の物語
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文中に『夜更け』を入れて【不満】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
夫が夜更けになっても帰ってこない。
夕食用に用意した料理はとっくに冷めている。
さっき電話で『先に眠っていていいから』と疲れた声が言った。
そうなると意地でもお出迎えをしたくなるものだ。
忙しい職務だと分かっている。
結婚前に何度も念押しされた。
それでも運命の相手だと感じていた。
2020.04.15 Wed 06:21
140文字の物語
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『勝手』と『武士』、登場人物が『揺れ動く』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
街から武士の家に嫁いできた。
寺子屋の推薦だった。
礼儀作法は一通り仕込まれてきたが不安は残る。
夫になった人は「もっと自分勝手にしていいんだぞ」と言ってくれる。
その優しさに心が揺れ動く。
離縁されないように慎ましく振舞う。
その様子が卑屈に見えるのだろうか。
どうしたらいいか迷う
2020.04.15 Wed 06:20
140文字の物語
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『「そっと、腕を握り締める」キーワードは「意地っぱり」』
いつでもそう。
悪いことをしたと思っていても『ごめんなさい』が言えない。
それどころか責任転換してしまう。
よくない癖だとは分かっている。
いつか君が離れていってしまうような気がする。
『ごめんなさい』を言う代わりに、そっと、君の腕を握り締める。
君は優しく微笑んで、手を重ねた。
2020.04.15 Wed 06:19
140文字の物語
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『全部僕のせいにしていいよ』
「君は何ひとつ悪くない」と少年は言った。
「全部僕のせいにしていいよ」と続ける。
甘い誘惑だった。
付き合っている人がいるのに、他の人に惹かれる。
長すぎる春は倦怠感を生んでいた。
もし浮気がばれたら別れるのだろうか。
そんなことが脳裏をよぎる。
「だから僕のこと好きになってよ」
2020.04.15 Wed 06:18
140文字の物語
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文中に『壁』を入れて【気持ちいい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
少女の耳元でドンという音がした。
少年が壁に腕をついて、閉じこめられた。
いわゆる壁ドンというヤツだ。
「ドキッとした?」明るい口調で少年は言った。
生まれて初めて少女漫画のような展開をされた。
「驚いた」と素直に答えた。
漫画の主人公と同じ状態になって、嬉しさを隠せなかった。
2020.04.15 Wed 06:18
140文字の物語
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『マグカップ』と『悔しさ』、登場人物が『忍ぶ』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
「誕生日プレゼントは?」と僕が尋ねる。
「マグカップ以外なら何でもいいよ」今年も同じ答えだった。
踏みこんで欲しくないだろうと理由は訊いたことはない。
内緒で同じマグカップを買ってペアな気分を味わいたい、思っていた。
悔しさが心の中でわだかまる。
君はマグカップに誰かを重ねて忍ぶ
2020.04.15 Wed 06:17
140文字の物語
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『「無理矢理、指先を指先でつつく」キーワードは「思い出」』
思い出にするには痛々しい記憶。
かまってほしくて無理矢理、少女の指先を指先でつつく。
課題をしていた少女は「どうしたの?」と手を止める。
「飽きた」少年は言った。
少女のプリントと違って半分も埋まっていない。
「遊ぼうよ」と少年は言う。
「これが終わったらね」真面目な少女は言った。
2020.04.15 Wed 06:16
140文字の物語
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『僕の精神安定剤』
君は僕の精神安定剤。
どんなに怖いことも、どんなに不安なことも、君の笑顔を見れば乗り越えられるような気がした。
それだけの力が君にはある。
幾度、僕を救ってくれただろう。
だから、今度は僕の番だ。
僕が君の精神安定剤になってあげる。
辛いことや、悲しいことを心の中に溜めこまないで。
2020.04.15 Wed 06:15
140文字の物語
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『「ぎこちなく、手のひらを指先でなぞる」キーワードは「危機一髪」』
授業開始のベルが鳴っても先生が来なくて騒いでいた。
時間に厳しい先生だったからなおさらだった。
廊下側に座っている女子が顔を上げた。
ぎこちなく、手のひらを指先でなぞる。
それで黙って、席に戻った。
程なくして先生がやってきた。
危機一髪を救ってくれた女子に感謝する。
女子は照れた。
2020.04.15 Wed 06:13
140文字の物語
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『好き、時々不安。』
片想いが成就して、両想いになりました。
見ているだけしかできなかった人と付き合うことに決まりました。
背中を押してくれた親友には感謝しています。
彼氏になった人は寡黙な人です。
そこが格好良いところです。
でも好き、時々不安。
言葉にしてくれることが少ないから。
私で良かったのかと。
2020.04.15 Wed 06:12
140文字の物語
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『挨拶』と『指輪』、登場人物が『打ちのめされる』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
憧れの先輩がいた。
社交的な先輩は、何かと気を配ってくれた。
内気の私は挨拶ぐらいしか会話はできなかったけれども。
その朝、先輩の様子が違った。
左手の薬指に指輪がはまっていたのだ。
そのことに打ちのめされる。
「結婚したんですか?」棒読みな言い方だと分かっていた。
先輩は頷いた。
2020.04.15 Wed 06:10
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