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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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いくつも恋を重ねていった。
彼女になりたいと思う女子生徒は両手の指を折っても足りない。
そんな中、共通点を見つけた。
手間のかかる子ほど可愛い。
簡単に恋に堕ちる女子生徒はつまらない。
我が儘を言って、こちらを振り回すぐらいの女子生徒と恋をするのは楽しい。
それに気がついてしまった
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いけないことをしているという自覚はあった。
恋は段階を踏んでいかないと成就しない。
まだ『好き』だとも『愛している』とも伝えていない。
このまま都合の良い女になってしまうのだろうか。
たった一杯の過ちで。
寂しさに負けたのだ。
温もりを分かち合いたい、そう思ってしまったのだ。
少年は本を読むのに没頭する。
それぐらいしかできることはない。
それが少女には面白くないようだった。
移り変わる雲の形を、これは綿菓子だ、これは大きな鳥だと伝えてくる。
つられるように少年も空を見上げる。
他愛のない時間を追憶する時がくるのだろうか。
少女に嬉しそうに名前を呼ばれた
僕は君に口移しの愛を伝える。
君の柔らかな唇はいつまでもふれていたかった。
でも、それは愛じゃない。
欲望だ。
ふれるだけのキスをして離れる。
「愛しているよ」と君の耳元にささやく。
君は僕の服をぎゅっと握る。
君の寂しさはすっかり溶けたようだ。
悲しい顔をして微笑む君はもういない。
もうすぐ試験結果が出る。
魔法使いの卵として勉学を励んだ。
ただの人間に戻るか、魔法使いになれるか。
審判にかけられる。
少女は震える。
在学中、優秀な魔法使いの卵として過ごせてはいなかった。
どちらかというと劣等生だった。
少年は少女の手を握る。
「大丈夫」と言った言葉が魔法だった。
少女は生まれてこの方、人間というものを見たことがなかった。
飢饉のあった年に生まれてばかりの少女を鬼への供物として差し出されたからだ。
鬼は少女を慈しむ。
まるで人間の方が血も涙もないようだった。
赤と黒の衣をまとった鬼の帰りを少女は待つ。
鬼は人里に帰そうとするが少女は頑なだ。
「もういいかい?」
「まあだだよ!」鬼の声に答える。
隠れるのに適した路地裏に二人して入りこむ。
少年は嬉しそうに、少女の両手を触れ合わせる。
小さく音がした。
二人はごみ箱の裏に身を隠す。
「もういいかい?」鬼の声に「もういいよ」と返した。
鬼は路地裏を通り過ぎて公園の方に向かった
あなたのことは好き、時々不安。
私みたいな野暮な女の子が隣を歩いていていいのだろうか。
そんなことを思ってしまう。
一朝一夕で垢抜けた女の子になれるはずがない。
あなたの隣にふさわしいように、少しずつ努力をしている。
成果ははかばかしくないけれども。
それを知ったら笑うんだろうな。
飲み会に誘っても欠席するはずだ。
彼女は烏龍茶を頼もうとしていたのに、一杯目は酒だろうと強引に決めた。
バーと違って居酒屋のカクテルだ。
そんなに度数は高くないだろう。
彼女はファジーネーブルを選び、乾杯の音頭にのる。
一口飲んで顔を赤く染める。
グラスを空ける頃には酔っぱらいだ。
浄化のために置いた透明な結晶は、見る見る黒くなってしまった。
強い穢れがこの地にある証拠だった。
新しい結晶を置くが、結果は同じだった。
どうしたものかと頭を抱える。
穢れを祓うのには、まず結界が必要だった。
少年はハッとする。
黒くなった結晶を集め、火をつける。
浄化の一つの方法だ
近道に霊園がある。
お彼岸が近くなると人が絶えない場所だ。
しかし、もう夜遅い。
管理している人たちも帰った頃だろう。
それにちょっとした肝試しだ。
「罰が当たるよ」と幼馴染は言う。
この極度の怖がりも直した方がいいと思う。
僕は優しく両手を指先でなぞる。
「大丈夫だよ」と僕は微笑んだ
-
あなた宛てに手紙を書きました。
投函する予定のない手紙です。
誰かに読ませるつもりもありません。
それでも、目に見える形にしておきたかったのです。
もちろん、あなたに渡すつもりもありません。
永遠に引き出しに眠らせる予定です。
時折、取り出して書いたことを確認するかもしれませんが。
今宵、愛する貴方へ宣戦布告です。
私のことを『愛している』と言わさせてもらいます。
私ばかりが貴方のことを愛しているなんて不公平です。
貴方からも『愛している』という証拠を見せてもらいます。
この戦争が終わるまで、私は『愛している』とは言いません。
貴方を驚かさせていただきます。
僕は独りぼっちだ。
誰も僕のことなんて考えてくれない。
親しい友だちもいなければ、暖かい家族もいない。
誰もが手にしているものを僕だけが持っていない。
そんな人生は空虚だった。
決まった時間に食事をとり、決まった時間に眠って、決まった時間に起きて、独りだと再確認する。
空しかった。
青年は今日も神剣・神楽を手に、呼び出された場所に赴く。
同胞を殺しあうのは正義なのだろうか。
人を害なすからと生命を奪って良いのだろうか。
青年の心は揺れ動く。
神剣・神楽に選ばれたのだから職務を果たすだけだ。
鼓動は平常通りに穏やかだ。
まるでゲームをするように落ち着いている。
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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