iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2026.02.28 Sat 05:27
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文中に『しっとり』を入れて【未練】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
しっとりとした重厚なパウンドケーキが焼き上がるはずだった。
オーブンレンジを開けると消し炭のようなものが鎮座していた。
何が悪かったのだろう。
レシピ通り、きちんと計量した。
失敗の少ないお菓子のはずだった。
それなのに黒焦げになってしまった。
ゴミ箱に捨てるのも忍びない気分だった
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2020.05.01 Fri 06:13
140文字の物語
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『誓い』と『月光』、登場人物が『託す』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
「姫を託すことができるのは貴殿しかいない」近衛の騎士が言った。
「王族の警護は第一団の仕事では?」ことがことだから、疑問を投げかけてしまった。
「貴殿はもともと第一団にいたのだから適任だろう」となおも言う。
月光の下、密談めいていた。
「分かりました」と守ることを誓いに立てる。
2020.05.01 Fri 06:12
140文字の物語
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『「ぎこちなく、腕をぎゅっと握る」キーワードは「昼間」』
穏やかな昼下がり。
部屋にいるのがもったいないぐらいの青空。
少女は窓辺で日光浴をしていた。
洗い物を片付けた青年が隣に座る。
少女はぎこちなく、青年の腕をぎゅっと握る。
存在を確かめるような仕草だった。
少女の言葉はなかった。
それだけ不安にさせているかと思うと申し訳なさがたった。
2020.05.01 Fri 06:11
140文字の物語
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文中に『携帯』を入れて【決意】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
携帯していた神剣・神楽が律動した。
敵に回ってしまった同胞が近いのだろう。
血まみれの剣は、同族の血をことさら好む。
忌むべき剣だった。
後ろをついてきた少女に向き直る。
「待っていてくれ」と帰る言葉を青年は口にした。
「分かりました」泣きそうな顔をして少女は言った。
青年は歩き出す
2020.05.01 Fri 06:10
140文字の物語
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『「怒り顔で、腕を触れ合わせる」キーワードは「挨拶」』
挨拶をすると、笑顔で返してくれた君。
僕は勇気を奮って、今日も挨拶をした。
それなのに君は怒り顔で、腕を触れ合わせるのみ。
僕は君を怒らせるようなことをしただろう。
そんなふうに気をもんでいると、君は「すみません」と謝った。
「夢見が悪かったんです」と続ける。
「そうなんですか」
2020.05.01 Fri 06:08
140文字の物語
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『いい度胸してるね?』
幼なじみと駅前で待ち合わせをしていた。
家が隣なのだから、わざわざ待ち合わせなんてしなくてもいいのに。
慌ただしく用意をしていると、遅刻ギリギリの時間になってしまった。
待ち合わせ場所に行くと、幼なじみは絡まれていた。
そこへ割って入る。
「いい度胸してるね?」低い声音で言った。
2020.04.15 Wed 06:51
140文字の物語
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『海』と『優しさ』、登場人物が『読む』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
海を写した写真集だった。
写真に添えてある一言が優しさ包まれるようで好きだった。
写真集をパラパラとめくり、その一言を読む。
心があたたかくなるのが分かる。
写真家は本当に海が好きなのだろう。
荒々しい高波も、寂しくなるような波打ち際も、写真集に納まっている。
見るのが楽しくなる。
2020.04.15 Wed 06:50
140文字の物語
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『「仕方なく、腕を両手で包む」キーワードは「別れ」』
「お別れしなさい。今日で最後なんだから」母が言った。
生まれた時からずっと一緒の家族だった。
引っ越し先はペット不可だから、連れていけない。
それは理解しているから、より離れがたい。
仕方なく、ペットの腕を両手で包む。
想い出がフラッシュバックして涙が零れた。
もっと一緒にいたい。
2020.04.15 Wed 06:48
140文字の物語
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文中に『仕方ない』を入れて【決意】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
同胞同士の殺し合いなんて血なまぐさいだけだ。
それに結界が張られて、自分か同胞が死ぬか、撤退するまで、少女は戦いに入ってこれない。
それでもついていきたいと言う少女の言葉に折れた。
仕方ない。
少女がいれば、必ず生きて帰るという考えが浮かんでくるだろう。
青年は神剣・神楽を握る。
2020.04.15 Wed 06:46
140文字の物語
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『ロケット』と『宝物』、登場人物が『目を潤ませる』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
首から下げたロケットペンダントは宝物だった。
ペンダントの中には、小さな肖像画が描かれている。
あの日、屋敷に火を放たれて多くの絵画が喪われた。
少年が常に身につけていたペンダントだけが唯一の残った絵だ。
両親が微笑んで描かれている。
眠れない夜は小さな肖像画を見て目を潤ませる。
2020.04.15 Wed 06:45
140文字の物語
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「蜜」
蜜色の髪が春風になびていて揺れる。
それはキラキラとしていて思わず手を伸ばしたくなる。
そんなことをしたら驚かれるに決まっている。
だから、この想いは秘密だ。
蜂蜜よりも甘い誘惑に負けないように、手をぎゅっと握り締める。
僕と君は友達同士。
決して、恋人同士にはなれない。
2020.04.15 Wed 06:44
140文字の物語
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『似合わないくせにね』
別れてほしい、と長年付き合った彼から言われた。
他に好きな女の子ができてしまったそうだ。
浮気しないで正直に言ってきたのが彼らしかった。
彼のことが好きだったから未練はあった。
想い出の中だけでも素敵な女性でいたかった。
「幸せになるのが条件よ」と笑って別れた。
似合わないくせにね
2020.04.15 Wed 06:44
140文字の物語
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文中に『澄み』を入れて【知りたくない】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
僕は君の上澄みだけを知っている。
透明で澄んでいる。
君の心の底は砂砂利だろうか。
胸の内は濁っているのだろうか。
悪口を言い、人の優劣をつける。
そんな君は見たくない。
お花畑と言われても、いつでもにこにこ笑っている君がいい。
ごく普通の人間のように穢れている君を知りたくない。
2020.04.15 Wed 06:42
140文字の物語
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『幸せ』と『罪』、登場人物が『涙を流す』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
こんな幸せで良いのだろうか。
いつか喪われるための幸せだろうか。
罪を重ねた僕を罰するための幸せだろうか。
君には決しては言えない罪を犯した。
一つではなく、何度も。
それは許されないことだと思った。
正直に君を話せば離れていくだろう。
想像だけで、僕は涙を流す。
幸せすぎて苦しい。
2020.04.15 Wed 06:41
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『「目を逸らしつつ、腕を指先でなぞる」キーワードは「わがまま」』
いつまでも一緒にいたい。
寂しい時は傍にいてほしい。
わがままばかりで、君の気持ちを考えていない。
そんな自分は地面に埋めてしまいたい。
それなのに、君は僕のわがままを叶えてくれる。
今も隣にいてくれる。
僕は目を逸らしつつ、君の腕を指先でなぞる。
夢ではないかと確認してしまう。
2020.04.15 Wed 06:40
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