iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2026.02.28 Sat 02:50
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『お菓子』と『煙』、登場人物が『取りつくろう』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
煙草が恋しかった。
健康のために禁煙を決めたものの口さみしい。
お菓子を口に運ぶ回数が増えた。
体重は右肩上がりだ。
これでは本末転倒だ。
煙草の代わりに、袋菓子を食べているところを君に見られた。
「食べるか?」俺は取りつくろうように尋ねた。
「ダイエット中なんだ」君は微かに笑った。
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2020.05.01 Fri 06:47
140文字の物語
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『「恥ずかしそうに、指を握る」キーワードは「電車」』
電車は座る座席がないほどには混雑していた。
乗っている人たちは、どこへ行くのだろうか。
ほんの数駅乗るだけだから、僕は吊革につかまった。
空いている手を君に差し出した。
吊革をつかむには少し小柄な君は照れる。
恥ずかしそうに、僕の指に握る。
ほんのり温かい体温に僕はどきりとした。
2020.05.01 Fri 06:46
140文字の物語
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『ほんの少しの、嫉妬』
ほんの少しの、嫉妬は愛を深めるという。
では大きすぎる嫉妬は何になるのだろう。
彼が女の子と談笑しているだけで、苦しい気持ちになる。
もっと私を見て、もっと私に笑いかけて。
そんなつまらないことを思ってしまう。
そういう場面が重なっていくと、つい彼に辛く当たってしまう。
嫉妬に狂う。
2020.05.01 Fri 06:46
140文字の物語
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文中に『独り言』を入れて【哀しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
家に帰ると夕ご飯の支度が済んでいた。
添えられた置手紙には『温めて食べてください』と書いてあった。
忙しい両親と最後に夕食を食べたのはいつだったろうか。
それでも夕ご飯を用意してくれたことに感謝しなければならない。
煮物を一つ食べて「冷たい」と独り言を言った。
心の中が冷めそうだ
2020.05.01 Fri 06:45
140文字の物語
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『I love youを訳しなさい』
「I love youを訳しなさい」唐突に君は言った。
「私はあなたを愛しています」と僕は答えた。
「月が綺麗ですね」と君は言った。
それで僕は苦笑した。
「夏目漱石か」有名な問答だった。
真偽のほどは分からないが、夏目漱石はそう言ったらしい。
「あなたの隣は心地よい」と僕は自分なりに言う。
2020.05.01 Fri 06:39
140文字の物語
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文中に『輝く』を入れて【不安】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
君は輝く一等星。
全天の中でも、ひときわ明るい。
いつか輝きを失ってしまうのだろうか。
すでに寿命を終えて、地球に届いているのだろうか。
星の尺度は、ちっぽけな人間には計り知れない。
そんな風に君の考えることは、よく分からない。
それでも隣にいてくれることに感謝しなければいけない。
2020.05.01 Fri 06:38
140文字の物語
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『「嫌々ながらも、手のひらを折れんばかりに握る」キーワードは「修学旅行」』
腐れ縁というのはあるんだろうな。
生まれる前からお隣さんとは今年も同じクラス。
修学旅行まで同じ班になってしまった。
くじで決めたのに、偶然過ぎる。
「違う班が良かったな」と呟けば、手が差し出された。
「迷子になるだろ」と幼馴染は言う。
嫌々ながらも、手のひらを折れんばかりに握る。
2020.05.01 Fri 06:36
140文字の物語
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『そう言って欲しいんでしょ?』
「愛している」女性は言った。
男性の心は浮き立った。
「そう言って欲しいんでしょ?」冷たい目で女性は言った。
やはり想いは一方通行のようだった。
想うほど想い返してくれない。
これ以上ないぐらいに愛しているのに。
「一生、あなたのことを愛することはないわ」女性はキッパリと宣言した。
2020.05.01 Fri 06:36
140文字の物語
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文中に『木陰』を入れて【夢中】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
やっぱり木陰はちょうど良い気温だった。
木陰で休むことにした少年は、持ってきた本を読む。
すぐさま本の世界の住人になった。
少女がやってきたことも気づかずに本に没頭とする。
当然、少女にとって面白くない展開だった。
少女は少年から本を取り上げた。
そこで初めて少女が来たことを知る。
2020.05.01 Fri 06:35
140文字の物語
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『ダイヤモンド』と『指』、登場人物が『拒絶する』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
付き合って三年。
そろそろ結婚を意識する年齢だった。
彼女の誕生日にはダイヤモンドの指輪を用意した。
何度もプロポーズの言葉を練習した。
とうとう決戦の日が来た。
夜景を見ながら指輪の入った箱を見せた。
すると彼女は拒絶する。
自分みたいのが幸せになって言い訳がない。
そんなこと言う。
2020.05.01 Fri 06:34
140文字の物語
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『「泣きそうになりながら、指に触れる」キーワードは「秋」』
枝から一葉、散り地面に落ちた。
染まった葉は、アスファルトを彩る。
足の踏み場もないぐらいだ。
できるだけ踏まないように気をつけて、歩く。
足跡のついた葉は、より色を濃くする。
それが切なくなる。
泣きそうになりながら、恋人の指に触れる。
恋人は力強く握り返してくれた。
それに安堵する
2020.05.01 Fri 06:33
140文字の物語
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『予報通り、雨になったら良いのに』
「予報通りに、雨になったら良いのに」少女は呟いた。
残念ながら、空は青をたたえていた。
天気が急変しない限り、雨は降らないだろう。
珍しく、天気予報が予報を外した。
「どうして?」少年は問うた。
「新しい傘を買ったの」目をキラキラと輝かせながら少女は言った。
使い道が欲しいらしい。
2020.05.01 Fri 06:32
140文字の物語
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文中に『消えた』を入れて【知りたい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
少年は器用にコインを扱う。
それを食い入るように少女は見つめた。
一瞬たりとも見逃さまい、と見る。
「これからコインが消えます」少年が宣言して、コインに紙コップを被せる。
そして紙コップを叩くと、コインは消えた。
少年は少女に紙コップを手渡す。
まさに種も仕掛けもありません、と。
2020.05.01 Fri 06:31
140文字の物語
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『いたずら』と『冷酷』、登場人物が『染める』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
冷酷と近隣で喧伝された帝王に小国の王女は嫁いできた。
噂ができるのも無理がないと王女は思った。
嫁いでから、帝王が笑ったところを見たことがなかった。
どんないたずらをしても顔色ひとつ変えない。
「次から次へとよく思いつくな」とある日、帝王が言った。
王女が恋文を渡すと頬を染める。
2020.05.01 Fri 06:30
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『「そっと、両手のひらにしがみつく」キーワードは「旅行」』
せっかく見知らぬ土地にきたというのに。
一緒に遊びににきた幼馴染はそっと、両手のひらにしがみつく。
旅行を楽しもうという気がさらさらないように見える。
それどころか怖くなって引き留めているようだった。
引きずるようにして歩き出す。
しぶしぶと幼馴染も歩き出す。
手を繋いだままだけど
2020.05.01 Fri 06:30
140文字の物語
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