iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2026.02.27 Fri 22:57
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『「優しく、指をぎゅっと握る」キーワードは「意地っぱり」』
思ったよりも人出があった。
「これは、はぐれそうだ」と僕は呟き、手を差し出した。
すると君は「大丈夫だよ」と言う。
過去の経験からはじき出すと、迷子になる確率が高かった。
僕は優しく、君の指をぎゅっと握る。
「大丈夫だって!」君は抗議する。
聞かなかったことにして、僕は歩き出す。
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2020.05.15 Fri 06:24
140文字の物語
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文中に『画面』を入れて【知りたい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
僕は携帯電話の画面を食い入るように見つめる。
流れてくるTLを見逃さないように、目も見張る。
君が今どんな思いをしているのか。
君が今どんなことをしているのか。
一文字たりとも逃さないように液晶画面に張りつく。
本当は直接、君と会って話したいけれども。
そんな勇気は僕にはなかった。
2020.05.15 Fri 06:22
140文字の物語
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『夜空』と『虚栄』、登場人物が『傷つく』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
どうして夜空は静かなのだろうか。
昼の賑やかさとは裏腹だ。
だからかもしれないけれど、僕の心は傷つく。
君の前では虚栄を張ったけれども、弱虫な僕が現される。
君の前では平気な振りをしていた。
本当は叫びたいほど辛かったのに。
そんな僕の強がりを夜空の前では隠せない。
一滴、涙が零れた
2020.05.15 Fri 06:21
140文字の物語
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『「目を逸らしつつ、手のひらにしがみつく」キーワードは「夏」』
立夏も過ぎ、空は夏へと準備を始めた。
緑が輝き爽やかな風が通り過ぎる。
君と過ごす夏は何回目だろう。
来年も一緒に過ごしたいと思った。
僕が君を見つめると、君は目を逸らしつつ、手のひらにしがみつく。
僕よりひんやりとした君の手を僕は握り返す。
少しでも想いが伝わればいいと思いながら
2020.05.15 Fri 06:20
140文字の物語
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「君がいなくても大丈夫。一人でも平気だよ」僕はそんな嘘をついた。
君の笑顔を守るために。
本当は独りぼっちが怖いくせに。
君の温もりがなければ、寂しいくせに。
「それなら良かった」と君は笑った。
一番見たいものだったから、僕は目に焼きつけるように見た。
それだけで孤独は軽くなった。
2020.05.15 Fri 06:19
140文字の物語
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『振り返ることもないだろうから』
永訣の別れになることを、薄々と感じていた。
「じゃあ、また」君は微笑んで、別れの言葉を言った。
僕は涙を飲みこんで「また」と挨拶をした。
君は踵を返して、明日へと歩いていった。
君が振り返ることもないだろうから、僕は涙を零した。
声を殺して、君を見送った。
もう二度と会えない君に。
2020.05.15 Fri 06:19
140文字の物語
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文中に『意味』を入れて【悔しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
僕は『サヨナラ』の意味も知らなかった。
いつでも君に会えると思っていた。
今日の続きの明日があると思っていた。
だから気軽に『サヨナラ』を言っていた。
あの日も軽い気持ちで『サヨナラ』を言った。
最後になるとは思っていなかった。
君は少し寂しそうに微笑んだ。
気づかなかったのが辛い。
2020.05.15 Fri 06:18
140文字の物語
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『挨拶』と『廃墟』、登場人物が『忍ぶ』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
廃墟で佇む少女がいた。
かつては豪華な城が建っていた。
それを忍ぶようで可哀想だった。
「ごきげんよう、お嬢さん」青年は挨拶をする。
「ごきげんよう」少女は笑いもせずに返事をした。
その様子があまりにも哀れだった。
笑顔が見たいと思ったが視線を逸らされてしまった。
青年は廃墟を見た。
2020.05.15 Fri 06:18
140文字の物語
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『「無理矢理、両手のひらを折れんばかりに握る」キーワードは「初夜」』
二人で初めて過ごす夜だ。
彼女の緊張が伝わってくる。
床に就くと、さらに不安が伝わってくる。
彼女は無理矢理、俺の両手のひらを折れんばかりに握る。
痛いというよりも、揺れる瞳が哀れだった。
「そんなに怖がらなくても大丈夫だ」俺は優しく、声をかける。
強く握られた指がほんの少し緩む。
2020.05.15 Fri 06:17
140文字の物語
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『頬が赤いのも気のせいってことにしてあげる』
「あなた、私のこと好きでしょ」君は唐突に言った。
「藪から棒になんだよ」僕は視線を逸らした。
「だって、私の好きなものをよく覚えているし、いつも傍にいてくれるし」君は言い出した。
それが事実だったから「気のせいだよ」と早口で言った。
「頬が赤いのも気のせいってことにしてあげる」
2020.05.15 Fri 06:16
140文字の物語
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文中に『真面目』を入れて【夢中】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
君は真面目だから、どんなことも全力でする。
そんな君が今、夢中なのは読書だ。
図書室には行っては何かしら借りてくる。
そのジャンルは多岐に渡る。
漫画から哲学書まで。
正直、僕にはついていけない。
「読んでみなよ」と君は言うけれども、今日も僕は曖昧な笑顔で誤魔化した。
君が羨ましい。
2020.05.15 Fri 06:16
140文字の物語
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『勝手』と『拝借』、登場人物が『囁く』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
ノートを開いたら最後の頁までぎっしりと書いてあった。
すっかり忘れていたが、今日の帰りに買ってこようと思っていた。
背に腹は代えられない。
姉の部屋に入って勝手に拝借することにした。
事後に伝えればいいだろう。
引き出しには使いこまれたノートがあった。
見たいと囁く。
2020.05.15 Fri 06:15
140文字の物語
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『「嬉しそうに、両手に爪を立てる」キーワードは「海」』
海の寄せては返す音がした。
それは人の温もりを伴って。
DNAに刻まれた原初の記憶だろうか。
肌の下に流れる血脈は確かに海の音がした。
もう少し、その音に揺られていたいから、傍らの温もりを抱きしめる。
目覚めたばかりの温もりは嬉しそうに、両手に爪を立てる。
子猫のするような痛みがした。
2020.05.15 Fri 06:14
140文字の物語
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『一番心臓に悪い存在になりたい』
君の『好き』の一番は決まっている。
だから、僕はその座を他の奴に譲らなくてはならない。
本当は嬉しくもない。
僕は君の一番心臓の悪い存在になりたい。
君の心を占領したい。
『好き』が貰えないのだから、せめての抵抗だった。
そんなこと君に言えない臆病者なのにね。
どうすればいいだろう。
2020.05.15 Fri 06:13
140文字の物語
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『鎖』と『魂』、登場人物が『慟哭する』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
魂が鎖で縛りつけられているようだった。
訃報を聞いて少女は慟哭する。この日のために、少年は生きていたのかもしれない。
死をもって、少女の国を守ろうとしたのかもしれない。
けれども、少女は認められなかった。
運命のように少年と繋がっていると思っていた。
鎖がなかったら共に逝けたのに
2020.05.15 Fri 06:11
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