iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2026.02.27 Fri 20:12
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『鬼』と『外』、登場人物が『悲しむ』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
『人里には行ってはいけないよ』母親の言葉を無視して子どもは人里には降りた。
時はちょうど節分。
「鬼はー、外」大豆を持った幼子たちの声がした。
友だちになれるだろうか。
子どもは声の方に向かって行く。
元気な声を上げていた幼子たちは「鬼が来たぞ!」と家に駆け戻る。
子どもは悲しむ。
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2020.05.31 Sun 06:25
140文字の物語
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『「嫌々ながらも、両手のひらを両手で包む」キーワードは「別れ」』
これが最後だと分かっていた。
だから嫌々ながらも、君の両手のひらを両手で包む。
ひんやりとした手に、僕は何度ドキリっとすればよいのだろう。
僕たちはまだ力がない子どもだ。
大人に従わなければならない。
もっと大きくなれば違う選択ができたはずだ。
ここで『サヨナラ』なんて悲しすぎる。
2020.05.31 Sun 06:25
140文字の物語
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『郷愁』と『波』、登場人物が『睨む』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
人質のように嫁いできた帝国は国土が広かった。
気軽に海へと行くことができないほど。
海の側の小国で生まれ育った姫にとって窮屈だった。
寄せては返す波の音を聞きたいと郷愁にかられていると、皇帝陛下のお出ましの時間になった。
「どうした?」不機嫌そうにこちらを睨む。
姫は笑顔を作る。
2020.05.31 Sun 06:22
140文字の物語
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『「目を逸らしつつ、両手のひらを指先でつつく」キーワードは「困った」』
ふいに落ちた沈黙に僕は困った。
何かを喋らなければならないと思っても、話題が思いつかない。
ぎこちない沈黙は僕と君の関係のようだった。
沈黙を楽しめるほど、想い出を重ねていない。
君は目を逸らしつつ、両手のひらを指先でつつく。
会話の糸口を見つけられないのも、君も同じなのだろう。
2020.05.31 Sun 06:21
140文字の物語
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文中に『星』を入れて【哀しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
何万光年から光を届ける星たちは、今も存在しているのだろうか。
すでに滅んでしまっているのだろうか。
それとも、まだ輝いているのだろうか。
それを知るすべはしらない。
ただ夜空を見上げて、輝きに見惚れるだけだ。
あの星のように煌めいていたい。
誰かの憧れの存在になりたい。
そう思った。
2020.05.31 Sun 06:20
140文字の物語
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『朝』と『銀河』、登場人物が『囁く』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
銀河に広がる星たちを二人して眺めていた。
一晩中、見つめながら、いろんな話をしていた。
それも、もう終わりの時間だった。
東の空が白み始めた。
「朝だね」君が囁く。
「そうだね」と僕も頷く。
誰にも邪魔されない貴重な時間は、静かに終焉を迎える。
明るい太陽の出現で。
君の手が僕にふれた
2020.05.31 Sun 06:19
140文字の物語
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『「無理矢理、腕を折れんばかりに握る」キーワードは「秋」』
赤く染まった木の葉が散る。
影は徐々に長くなってきた。
太陽は溶けるように空を染めながら落ちていく。
眩い光に目を細める。
すると無理矢理、君が腕を折れんばかりに握る。
痛みが現実に引き戻す。
「ゴメン。あっち側に行っちゃうかと思って」君は心細そうに言った。
「ありがとう」と僕は言う
2020.05.31 Sun 06:18
140文字の物語
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『破られた不可侵条約』
もともと政略結婚だった。
まだ幼い姫を娶るのだからと、白い結婚が前提だった。
両国の関係はまずまずと安定していた。
そうなると、その血を引く後継ぎの声が上がる。
幼い姫も年頃と成長した。
皇帝は姫を組み敷いた。
破られた不可侵条約に姫は怯える。
それが加虐性欲を煽ることを姫は知らない
2020.05.31 Sun 06:18
140文字の物語
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『「上目遣いで、指先をぎゅっと握る」キーワードは「記念日」』
ちょうど付き合って一年の記念日だった。
君の知らない一面をたくさん見た一年だった。
これからもたくさん知っていくのだろう。
デートコースは一年前と同じコース。
笑顔を交わしながら回っていく。
ふいに君は上目遣いで、指先をぎゅっと握る。
「どうしたの?」不安にさせることをしただろうか
2020.05.31 Sun 06:15
140文字の物語
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『「目を逸らしつつ、手のひらを折れんばかりに握る」キーワードは「ベッドの上」』
青年はベッドの上で微睡んでいた。
うつらうつらとするのが最高の気分だった。
そこへ少女がやってきた。
目を微かに開ける。
少女はベッドの上に腰かける。
「お寝坊さん」と青年の頬をつつく。
青年は目を逸らしつつ、手のひらを折れんばかり握る。
少女の長い髪にふれたい。
信頼関係が崩れそうだ
2020.05.31 Sun 06:10
140文字の物語
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『恋人ですけど、なにか?』
待ち合わせの時間よりも早く着くようにしている。
そのことを知った少女は時間よりも早く待つようになった。
本末転倒もいいところだった。
少女は可愛らしくて、内気に見えるから絡まれやすい。
ナンパ野郎に話しかけられていた。
青年は割って入って「恋人ですけど、なにか?」と睨みつける。
2020.05.15 Fri 06:41
140文字の物語
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文中に『テレビ』を入れて【不思議】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
普段はつけていないテレビがついていた。
珍しいこともあるものだ、と青年は思った。
少女はメモ帳を片手に、食い入るように見ていた。
興味が湧いて、少女の隣に座る。
テレビは美味しそうな料理が出来上がるところを流していた。
「うまそうだな」と青年が言うと、少女はびくっと肩を揺らした。
2020.05.15 Fri 06:41
140文字の物語
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『「嫌々ながらも、両手を握る」キーワードは「挨拶」』
隣国の王太子が国賓としてやってきた。
「お淑やかにふるまうのですよ」目付け役が耳打ちする。
そんなことは分かっている。
外交の一環だ。
嫌々ながらも、王太子の両手を握る。
「我が国の挨拶をしてもかまわないですか?」王太子は尋ねた。
「光栄ですわ」私は余所行きの笑顔を浮かべて言った。
2020.05.15 Fri 06:39
140文字の物語
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『「私は高いわよ?」』
「好きだ。付き合ってほしい」ストレートな告白だった。
量品店で買い揃えた服をまとう青年を乙女は上から下まで眺める。
「私は高いわよ?」乙女は安物では満足できない生活をしている。
庶民の暮らしに興味はあったが、青年の収入では破綻するのが目に見えている。
「知ってる」と青年は言った
2020.05.15 Fri 06:39
140文字の物語
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文中に『祭』を入れて【決意】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
同胞を血祭りにあげてやろう。
同じ祖から生まれてきたが、もう別ものだった。
青年は中途半端に伸びた髪をヘアゴムでまとめる。
それから神剣・神楽を手にする。
室内を出ると、廊下に少女が立っていた。
神剣・神楽の巫女として最期を見届けるのにふさわしい配役だった。
二人は戦地に向かった。
2020.05.15 Fri 06:38
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