iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2026.02.27 Fri 09:35
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文中に『大きな』を入れて【哀しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
君と出会って、僕の胸には大きな穴があいた。
何もない、ぽっかりと開いた穴は時折痛みを伴う。
君が笑う時、君が涙する時。
君の心に合わせて、キリキリと痛む。
それは君と繋がっている証拠のようで、嫌ではなかった。
ただ君に伝えることができないことが寂しかった。
君は知らなくてもいい。
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2020.06.30 Tue 11:32
140文字の物語
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『ひとひら』と『現実』、登場人物が『見る』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
ひとひらの花びらが空を舞うのを僕は見る。
その光景は、あまりにも現実味がなかった。
まだ夢を見ているような光景だった。
思わず、僕は目をこする。
風にあおられた花びらはゆっくりと落下してきた。
僕が手を差し伸べると、すんなりとおさまった。
これから幸運が運ばれてくるのだろうか。
2020.06.30 Tue 11:32
140文字の物語
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『「さりげなく、両手を折れんばかりに握る」キーワードは「危機一髪」』
酔っぱらいの足取りは千鳥足。
アスファルトに引かれた白線を行ったり来たり。
決して、交通量が少ないとは言えない道だから僕は不安になった。
案の定、車が向こうからやってきた。
こちらに気がついていないのだろうか。
スピードを落とさない。
僕はさりげなく、君の両手を折れんばかり握る。
2020.06.30 Tue 11:31
140文字の物語
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「初夏、絶滅、シャワー」
テストが返ってきた。
案の定、絶滅だった。
蝉の鳴き声をシャワーのように浴びながら、夏休みも学校に通う羽目になりそうだ。
緑が輝く初夏だというのに気分は陰鬱となる。
学校で習う勉強なんて、社会でどれだけ役に立つものだろう。
馬鹿々々しいと思いながらルールに従う他なかった。
2020.06.30 Tue 11:30
140文字の物語
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『予報通り、雨になったら良いのに』
新しい傘を買った。
それなのに晴天続きで、出番がなかった。
居間で天気予報を見ていた。
予報通り、雨になったら良いのに。
そうしたら、新しい傘を差せる。
忘れん坊の幼なじみと相合傘で帰れる。
傘の中、囁くように話がたくさんできる。
だから、明日こそ雨が降ってほしいと願った。
楽しみだ。
2020.06.30 Tue 11:29
140文字の物語
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文中に『子供』を入れて【哀しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
小さな子供を残して、男は旅立った。
子供の母は一生分の涙を流して見送った。
再びまみえることはないと知っていたから。
子供もやがて大きくなり、父と同じように旅立つ。
恋人に『絶対、帰ってくる』と約束をして。
その約束が守られないことを恋人は知っていた。
それでも、笑顔で見送った。
2020.06.30 Tue 11:28
140文字の物語
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『丑三つ時』と『指』、登場人物が『喜ぶ』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
現代社会にとって丑三つ時はどれぐらい意味があるのだろうか。
ちょっと夜更かしをしたぐらいの感覚だ。
青年は撮りためたDVDを眺めていた。
たいして面白くない番組だった。
少女が隣にやってきた。
「まだ寝ないのか?」青年の問いに指と指を触れ合わせる。
そのままにしていると、少女は喜ぶ。
2020.06.30 Tue 11:28
140文字の物語
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『「優しく、腕に触れる」キーワードは「眠り」』
青年は深い眠りについているようだった。
近づいても起きる気配がしなかった。
少女が優しく、青年の腕に触れる。
何もできない自分は、この腕に守られている。
薄っすらと傷跡が残っている。
痛かったはずだ。
青年は何も言わなかった。
怪我した時も、治った時も。
神剣・神楽の使い手だというのに。
2020.06.30 Tue 11:27
140文字の物語
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『まぁ、お前の方が可愛いのですが』
初めてできた彼を家に招待した。
『試験勉強』という口実に。
実際、彼は上から数えた方がいいぐらい頭が良い。
ベッドの上に置いてあるクマのぬいぐるみを見つけて「可愛いですね」と呟いた。
抱いて眠るぬいぐるみを見つけられた恥ずかしかった。
「まぁ、お前の方が可愛いのですが」と彼は笑う。
2020.06.30 Tue 11:26
140文字の物語
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文中に『電話』を入れて【知りたくない】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
携帯電話が鳴る。
さきほどから、しつこいほど鳴っている。
それでも少女には出ることはできなかった。
クッションを抱きかかえて、振動をくりかえす携帯電話を見つめる。
こんな時間にかかってくる電話なんて、嫌な予感しかしない。
どうしても出る勇気が湧かなかった。
知りたくないのだ。
2020.06.30 Tue 11:26
140文字の物語
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『天気』と『要塞』、登場人物が『耐える』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
どんな天気にも耐える要塞だった。
干上がるような暑さにも、轟く雷にも。
人々は要塞の中で安心して暮らしていた。
『難攻不落』だと思いこんでいた。
隣国の皇帝が攻めてくるまで。
要塞は籠城戦を余儀なくされた。
日に日に食べる物がなくなっていく。
それは緩慢な死が近づいて証拠だった。
2020.06.30 Tue 11:25
140文字の物語
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『「泣き顔で、手のひらを触れ合わせる」キーワードは「暑い」』
暑さがすべての思考を持っていくようだった。
蝉時雨がする。
少女が泣き顔で、少年の手のひらに自分のそれを触れ合わせる。
汗ばんだそれは奇妙なほど安心感を与えた。
このまま繋いでいてもいいかも、と少年に思わせるほどに。
何故、少女は泣いているのだろう。
だるいような暑さが思考を止める。
2020.06.30 Tue 11:24
140文字の物語
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文中に『仕草』を入れて【哀しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
縁側で二人そろって空を見上げていた。
夏至が過ぎ、暑い日もあったが夕空は鮮やかなものだった。
君は一等星を指し示す。
その仕草は自然なものだったけれども、僕をドキリとさせた。
意識しだすと緊張してきた。
君と見る空は貴重なものなものなのに、俯いてしまう。
君は「どうしたの?」と訊く。
2020.06.30 Tue 11:22
140文字の物語
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『無我夢中』と『目玉焼き』、登場人物が『黙らせる』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
先ほどから少女は無我夢中で目玉焼きを作っている。
何枚目だろうか。
冷蔵庫の卵を使い尽くすつもりだろうか。
「もう、そろそろいいんじゃないか?」と青年は言った。
「完璧な目玉焼きまで、あと一歩なのです」フライパン片手に少女は言った。
怒りが混じった声は青年を黙らせるのに充分だった。
2020.06.30 Tue 11:22
140文字の物語
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『「嬉しそうに、両手のひらを指先でつつく」キーワードは「別れ」』
少女は嬉しそうに、少年の両手のひらを指先でつつく。
その様子に少年は不満を覚えた。
別れなのに、どうして少女は笑っていられるのだろう。
少年は寂しい思い出いっぱいなのに。
お目付け役がいなくなって解放された気分なのだろうか。
確かに明日は今日の続きだけれども、逢えないかもしれない。
2020.06.30 Tue 11:21
140文字の物語
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