iotuのlog
ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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2026.02.26 Thu 17:01
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『マグカップ』と『置く』、登場人物が『痛がる』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
マグカップをシンクに置く。
姿勢が悪かったのだろうか。
先ほどから足の筋を攣ったようで青年は痛がる。
その様子を遠慮なく少女は笑う。
覚えておけと青年は思った。
片足を引きずるような格好で、部屋に戻る。
痛みは少しは和らいできた。
そのことにホッとした。
痛みが走った時は緊張したものだ。
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2020.08.31 Mon 06:39
140文字の物語
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『近すぎると怖い、離れても嫌。』
家族以外の男性と接することが少ないからだろう。
近所の少年たちは、いわゆる悪ガキだった。
クセの強い髪を散々からかわれた。
だから男性恐怖症になった。
そんな自分に声をかけてくる青年。
近すぎると怖い、離れてもう嫌。
そんな感情を抱くようになった。
これは初恋と呼んでもいいのだろうか。
2020.08.31 Mon 06:37
140文字の物語
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文中に『居眠り』を入れて【対抗心】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
一瞬、記憶が飛んだ。
ノートには判読不明の文字。
板書は先ほどよりも進んでいた。
少女は慌てて、鉛筆を走らせる。
どうやら居眠りをしていたようだ。
自分らしくないと思った。
白金色の頭髪の少年を追い抜くには、まだまだ時間が足りない。
切磋琢磨をしなければ。
少女は自分を律しした。
2020.08.31 Mon 06:36
140文字の物語
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『外見』と『手のひら』、登場人物が『逃がす』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
これと言って目立つ外見はしていなかった。
どこにでもいる姿かたちだから、衛兵も見逃す。
城から出て、眩しい太陽の光をいっぱいに浴びる。
城下町は清潔で活気にあふれていた。
ありきたりなワンピースを着て、観察する。
辻占にいる占い師に声をかけられた。
「手のひらを見せてくれないかい?」
2020.08.31 Mon 06:35
140文字の物語
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『好きと嫌いが裏表』
慕ってくる後輩のことが憎いわけではない。
たまにうっとおしいと思うこともあるけれど。
まるで好きと嫌いが裏表になっているコインのようだった。
ある日は、好き。
ある日は嫌い。
それでもめげずに話しかけてくる後輩に、恋への片道を踏み出したかのようだ。
自分でも予測できないコイントスだ。
2020.08.31 Mon 06:33
140文字の物語
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文中に『坂道』を入れて【夢中】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
最寄駅から学校まで緩やかな坂道になっていた。
いつもはへばりながら歩く道だったが、今日は一人ではない。
偶然クラスメイトと一緒になったのだ。
「今日も暑いねー」とお定まりの挨拶から始まって、話題は広がる。
カードゲームをするのが好き、という共通点が見つかってから、あれこれと話す。
2020.08.31 Mon 06:32
140文字の物語
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『勝手』と『緊張』、登場人物が『はにかむ』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
親が勝手に決められた縁談だった。
少年は断るつもり満々で席に着いた。
同じ年頃の少女が緊張した面持ちで座っていた。
簡単な挨拶をした後、庭に二人っきりで追い出された。
すると少女はホッとしたような顔をする。
「お優しい方で嬉しいです」とはにかむ。
その微かな笑顔に少年は恋に落ちた。
2020.08.31 Mon 06:31
140文字の物語
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『「ぎこちなく、手のひらを握り締める」キーワードは「昼間」』
ずっと好きだった子と初デート。
手に汗がにじむのは、太陽が照らす昼間だからだけではない。
彼女と手を繋ぎたい。
少しばかり性急すぎるだろうか。
頭の中をぐるぐるする疑問符。
僕はぎこちなく、自分の手のひらを握り締める。
手を繋ぐタイミングが分からずに。
本当に小心者で情けない。
2020.08.31 Mon 06:30
140文字の物語
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『僕らにとっての世界の終わり』
幼い僕らにとって世界の終わりがやってきた。
君は父親の転勤でここから離れる。
ずっと一緒にいたかった。
お小遣いを貯めても、君の新しい家にたどりつくためには何か月かかるだろう。
想い出の中にはいつでも君がいた。
これからは会えない時間が長く降り積もる。
二人だけの世界の終わりは辛い。
2020.08.31 Mon 06:29
140文字の物語
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文中に『喧嘩』を入れて【構って欲しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
忙しい彼と一緒にいられる時間が減ったことに苛立って、喧嘩をした。
一方的なものだから、自分の我儘を並べ立てたようなものだった。
彼は疲れているだろうに。
最後まで私の話を聞いてくれた。
それから「ごめんね」と謝って、私の頭を撫でた。
悪いのは彼じゃないのに。
私は俯いてしまった。
2020.08.31 Mon 06:28
140文字の物語
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『過去』と『靴下』、登場人物が『許さない』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
「靴下は揃えて出してください!」少女はお冠だった。
「今度こそ許さないですからね」と片一方になってしまった靴下を見せる。
青年は困ったような表情を浮かべて「どこで脱いだっけ」と過去の自分と向き合う。
帰ってくるなり脱いだはずだ。
掛布団の下から、それは出てきた。
「ごめん」と謝る。
2020.08.31 Mon 06:27
140文字の物語
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『「無理矢理、両手のひらを軽く握る」キーワードは「危機一髪」』
少女の長い髪が風に揺れている。
少年の胸元まで届きそうだった。
一房ぐらいならふれてもかまわないだろうか。
魅惑的な綺麗な髪だった。
少年は無理矢理、自分の両手のひらを軽く握る。
それと同時に、少女は振り返った。
危機一髪だった。
恋心を悟られてはいけない。
少女と少年は友達なのだから。
2020.08.31 Mon 06:26
140文字の物語
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『欠けた愛を探してる』
人が恋を渡りあうのは、欠けた愛を探してるのかもしれない。
ジグソーパズルの最後のピースを見つけるまで、恋の遍歴を綴っていくのかもしれない。
『運命』という言葉を信じるのならば、いつか巡り会える魂の片割れ。
だから人の心は歪に作られているのかもしれない。
いつか出会う相手のために。
2020.08.31 Mon 06:25
140文字の物語
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文中に『白金』を入れて【気持ちいい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
白金色の頭髪の少年が少女の元へやってきた。
少女は身構える。
「さっきの授業でわからないところがあった」少年は言った。
「君は理解できたのだろう?教えてほしい」
学年1位の座を譲らない少年の言葉に、少女の心は狂喜乱舞した。
今度こそ2位ではなく1位を取れるかもしれない。
「いいわよ」
2020.08.31 Mon 06:24
140文字の物語
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『DVD』と『雨合羽』、登場人物が『我慢する』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
本当はBlu-rayが欲しかったけれどもDVDで我慢する。
一人の少女がレインコートとよりも雨合羽と呼んだ方がいい格好で雨の中を黙々と歩いていた。
冷たい雨だろうか、恵みの雨だろうか。
液晶画面を通してはわからない。
どれだけ映像技術が発達しても温度を伝えることはできない。
遠い未来の話だ。
2020.08.31 Mon 06:23
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iotuは五百箇という意味の古語から。
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