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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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愛の言葉の一つでも、かければ違った未来があったのだろうか。
一歩的に貰うばかりで、返すことなんて考えていなかった。
君が紡ぐ言葉たちは何かの冗談のように感じていた。
臆病で、卑屈で、根暗な僕には、太陽のように明るい君はふさわしくない。
愛の言葉を綴る前に君は落胆したように去った。
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愛し愛される関係がこんなにも満たされた気分になるとは知らなかった。
教えてくれた君にどれだけ感謝をすればいいのだろうか。
君は何でもないような顔をして笑うのだろう。
僕にとって君は比べようがないぐらい最愛の人。
もう失うのは勘弁だ。
優しく手を繋いで、長く続く道を歩いていきたい。
アイスクリームにも魂というものがあるのだろうか。
それなら悪いことをした、と手元を見る。
わずかに残ったアイスクリームとワッフルスコーン。
早い話がつまづきそうになってよろけたらアイスクリームを地面に落としてしまったのだ。
アスファルトに溶けていく白い個体にはアリが集まり始めた。
いつも寂しそうに笑う君。
笑っているのに、泣いているように見える君。
そんな君だから、これからの人生は屈託なく笑っていてほしい。
僕は勇気を総動員して言う。
「僕が、君を幸せにしたい」
君の薬指のサイズの誕生石があしらわれた指輪も用意した。
君は僕の言葉を受け入れてくれるだろうか。
明日も一緒に登校するのに、別れが寂しかった。
生まれる時からずっとお隣さんが綺麗になったからだろうか。
ただ隣に住んでいるということだけで、一緒に登下校をしている。
きっと幼馴染よりも大切な恋人ができたのなら、一緒に帰ることはなくなるのだろう。
それが近い将来のようで悲しい。
今日の晩ご飯はインスタントヌードルだ。
本当はお湯を沸かすのですら、面倒だった。
派手につけられた傷跡を、濡れタオルで拭う。
ヒリヒリとした痛みを感じる。
ためいきをついているうちにお湯が沸いた。
熱湯を注ぐと居間まで運ぶ。
濡れタオルをキッチンに置くと、傷跡のつけられた腕を見る。
定期健診に病院にやってきた。
不安があるのだろう。
ずっと鳴いてばかりいる。
大人しく順番を待っている飼い主たちに頭を下げ、謝る。
キャリケースを開ける。
そしてそっと、小さくあたたかい両手を両手で包む。
「大丈夫だよ」と飼い猫に言い聞かせる。
悪戯っ子はささやかに指に爪を立てる。
「君と僕の間には境界線なんていらない」勇気を奮って僕は言った。
君の瞳がにじむ。
嬉し涙だろうか、悲しみの涙だろうか。
僕には判断できなかった。
3歩、友だちの距離。
それを埋めるように僕は君に近づいた。
君は逃げなかった。
それが答えでいいよね。
もう離れて歩く必要はないよね。
放課後の教室なんて覗くんじゃなかった。
幼馴染がクラスメイトと楽しそうに話していた。
幼馴染は、まだ見たことのない顔で嬉しそうに笑っていた。
そんな表情、僕の前では浮かべたことがなかった。
特別な相手なんだ。
僕は静かにその場から立ち去った。
ただの幼馴染が出る場面ではなかった。
「ちょっと出かけてくる」青年は言った。
「ちょっととは、戦いですか?」少女は鋭い目で青年を見つめる。
青年は狼狽する。
この戦いを少女には見せたくはなかった。
だから黙って出て行きたいと思っていた。
「ついていきます」少女は重ねるように言った。
神剣・神楽が嬉しそうに律動していた。
君は自由奔放だった。
一つのところに留まっていられない。
その分、恋を重ねては、失って私のところに戻ってくる。
こんな君に恋した私が悪いんですが、少しは落ち着いてほしいと思ってしまう。
最後に恋する相手は私にしてほしいと願ってしまう。
君を一番大事にするから。
そんな想いは虚しい。
二人の関係は、ただの幼馴染だ。
それ以上でも、それ以下でもない。
幼馴染に恋人ができた。
『もう一緒に帰れない』と告げられた。
仕方ないことだった。
幼馴染という関係に甘えて、何も行動してこなかったのだから。
今更、悔いても意味がない。
いつか来る未来だった。
幼馴染の恋人に嫉妬した。
少年は家族を一気に亡くした。
それは不幸な事実だった。
両親も小さな妹も、もう帰ってこない。
縁の薄い遠縁の親戚が引き取ってくれるようだ。
未成年の自分には決定権はない。
いっそのこと、家族と天国とやらに召されたかった。
そうはいっても仕方ない。
親戚に名を呼ばれ、少年は立ちあがる。
少年は堂々と、稚い少女の手のひらに自分のそれを触れ合わせる。
そして、その小ささに驚く。
庭で染まった紅葉よりも小さな手だった。
「どうかしましたか?」稚い少女がおっとりと聞く。
「何でもないよ」少年は稚い少女の手を握りしめる。
稚い少女の頬が紅葉のように、真っ赤に染まった。
『愛』の重さを知らない少女は「好き好き大好き、愛してる」と青年に告げる。
無邪気な様子に青年は微笑む。
「信じてないでしょ」少女は不機嫌になる。
「信じていますよ」青年は願望を言った。
『恋』の苦しみを知らない少女はそのままでいてほしいと思う。
苦い思いをするのは自分一人で充分だ。
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プロフィール
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iotu(そら)
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自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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