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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
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稚い瞳が見つめる先。
どうか綺麗なままでいて。
君が世間の言葉に惑わされたりして、鵜呑みにしないでほしい。
君のために用意された世界は綺麗なものだよ。
たとえ雨が降っても、虹がかかるように。
たとえ辛いことがあっても、笑える未来が待っているよ。
だから、傷つかないで笑っていてほしい。
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僕は気がついたら、君から目を離せなくってしまっていた。
キラキラと輝く瞳が見つめる先を一緒に見て見たいと思ってしまった。
簡単に僕は君に恋に落ちてしまったのだ。
君が気になって仕方がない。
できるなら死が分つまで、一緒にいたいと思ってしまう。
そんなことできるはずがないというのに。
君はグラスに入った水を見つめる。
言葉を発することなく水だけに視線を送る。
僕は話しかけるのも飽きて、スマホを眺めていた。
かばうわけじゃないけど、こうなったら君は水を見続けるだろう。
こだわり症の君だから、諦めるしかない。
僕は透明人間になったつもりで、砂のような時間を過ごす。
臆病な君が泣き顔で、僕の腕をぎゅっと握る。
風に紛れそうな小さな声で「行かないで」と言った。
それはどれだけ勇気のある行動だっただろう。
だから僕は腕を握る指を優しく一本一本ほどいていく。
「大丈夫だよ。必ず帰ってくるから」と笑顔を浮かべて君に告げる。
君の大きな瞳から涙が落ちた。
夏の間、眩しいぐらいの若草も紅葉の時期を経て、寒紅の花を咲かす時期になった。
毎日、天気予報を見つめる。
風が強く吹く地域だからか、今日も空は青い。
雲ひとつない空を悩まし気に仰ぐ。
寒紅に染まった花には、雪が似合うだろう。
気温だけは雪が降ってもおかしくない数字を示す。
『想いの冷ましかた』

夏に出会った恋は灼熱のように熱かった。
少しふれただけで火傷するような想いだった。
秋には紅葉のように落ち着いた紅に深まった。
長々しき夜を数えるような恋になった。
そして冬がきて想いは千切れ千切れになった。
この想いの冷ましかたを知っている人はいるのかな。
『想い返して、失恋もない人生なんて』

呷るように呑む君に「呑みすぎだよ」と僕はたしなめる。
「失恋記念日よ」と君はグラスを傾ける。
「そんなに辛いなら恋をしなきゃいいのに」と僕はグラスの縁をなぞる。
恋は失恋と言う形で終わる。
「想い返して、失恋もない人生なんて退屈じゃない」
『思い出ほどいて』

思い出は毛糸玉から出た毛糸のように、こんがらがっている。
僕と君とでゆっくりとほどいていこうか。
最後には一本の毛糸になるからさ。
僕の小指と君の小指を繋ぐ毛糸になるだろう。
ごちゃごちゃになるまで、集まった思い出ほどいて、最後には目を合わせて笑いあおうよ。
「iotuは、幼子を慰めるかのように最後の嘘をつきました。
それは現実逃避のための嘘でした。
「君が幸せなら、幸せだよ」、と。
・・・うまく笑えたかな?」

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僕は、幼子を慰めるかのように最後の嘘をついた。
それは現実逃避のための嘘だった。
「君が幸せなら、幸せだよ」と。
・・・うまく笑えたかな?
君が幸せを祈る気持ちに偽りはない。
君は幸せになるべき人物だ。
ただただ、君の隣で一緒に幸せになりたかった。
この気持ちは最後の嘘だから許して。
気分は最悪だ。
数合わせに呼ばれた合コンは、ちっとも楽しくなかった。
せめての元を取ろうとお酒を呑んでいたせいだろうか。
吐き気がせり上がってくる。
やっと合コンから解放されたのに、これでは明日の朝は二日酔い決定だろう。
せっかく休みをもぎとったのに。
合コンに行かなければよかった。
外で振動音がした。
結界を張られた時の音だ。
青年も少女ものんびりと昼下がりを満喫していたところだった。
敵に回った同胞が挨拶代わりに、青年の腕を切り裂く。
少女が小さく悲鳴を上げた。
神剣・神楽は寝室だ。
青年は少女を抱えると寝室に向かう。
その間にも斬撃は襲ってくる。
時間が欲しい。
夕陽が眩しくて長く伸びた影が濃かった。
沈みゆく太陽のように君が消えてしまいそうだった。
君は上目遣いで、僕の両手のひらにしがみつく。
君の手は紅葉のように小さいのに、どこにそんな力があるというの。
「消えちゃやだ」と君が言う。
消えそうなのは君なのに。
だから安心させるように笑う。
『注がないものが溢れるわけがないのだ』

君は空のグラスを用意する。
そこへ透明な水を注いでいく。
グラスはいっぱいになる。
透明なグラスに透明な水が溢れていく。
「注がないものが溢れるわけがないのだ」と君は言った。
それは『愛』への教訓のようで僕に教える。
溢れかえった水は綺麗だ。
『サラサラとサヨウナラ』

砂時計をひっくり返してみる。
細い硝子のくびれに砂はサラサラと零れていく。
それを見つめながら、君は僕に『サヨウナラ』を言うんだ。
決して僕の目を見ないで、砂が零れ落ちる前に出て行くんだ。
それは分かっているから、僕も砂時計が刻む時を見つめ続ける。
『恋と言うには大きすぎ、
 愛と言うには幼いすぎ。』

僕と君の間にある感情は何なんだろうね。
二人が両想いなのは確かだろうね。
それでも恋と言うには大きすぎ、愛と言うには幼いすぎ。
二つの感情を合わせて『恋愛』と言うには、何か足りないような気がする。
時間が解決してくれるかな。
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プロフィール
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iotu(そら)
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自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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