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「 140文字の物語 」
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魔法学院の友だちと一緒にお花見に来た。
 考えることは皆一緒なのか、学院の顔見知りがルナフラワーの下、レジャーシートを敷いて小宴会をしている。
 僕たちのグループもレジャーシートを敷く。
 使い魔の犬も一緒で行儀よくお座りをしている。
 遠くで魔術対決しているのが見えた。
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お付き合いというモノを始めて3日目。
 とりあえずメールアドレス交換をして一緒に登下校するところから始めました。
 家族以外からメールが来るのは不思議な感じがしてドキドキします。
 私の歩幅に合わせて歩いてくれるのが分かって嬉しいです。
 そろそろ手を握っても良い頃だと思います
年上の彼と歩くと視線が気になる。妹に見られているんじゃないだろうか、と思ってしまう。
 彼は鈍感なのか、いつも堂々としている。
 同級生たちとは違う雰囲気がある。
「危ないぞ」いきなり肩を抱かれた。
 車が勢いよく横を走っていった。
 かばってくれただけなんだけど頬が熱くなる。
入学二週間目にして、保健室通いの生徒になってしまった。
 陸上を走る人体模型、鞠をつく着物姿の少女などが見えるのだ。
 通うこと自体、重荷になっている。
 私にとって恐怖の学校なのだ。
 このまま不登校児になってしまうのだろうか。
 せっかく受験勉強を頑張って受かった高校なのに。
人の群れで押しつぶされそうになった。
 割り込みはいけないことだと知りながら、電車から降りると、浴衣が着崩れていた。
 素早く女子トイレに入り、着崩れを直す。
 情報誌に書いてあった通り、賑やかなお祭りのようだ。
 駅前から屋台が並んでいる。
 私は下駄を鳴らして屋台を目指す。
偉大なライオンハート王が率いる軍は破竹の如き勢いで止めることが出来ない。
 今宵も美酒を掲げて、勝利を叫ぶ。
 敵の防衛ラインもじりじりと後退していき、首都陥落まであと一歩となった。
 ライオンハート王には神の加護がついている。
 誰もがそれを信じた。
 気のせいなんかではなかった
急に秋めいてきて、幼なじみが風邪をひいた。
 季節の変わり目の熱中行事だった。
 お見舞いの品はよく冷えた白桃の缶詰。
 布団に寝かされた幼なじみは、まるで蝋人形のようだった。
 私を見ると破顔した。
「来てくれたんだ」幼なじみは言って、手を伸ばす。
 嫌々ながらも、指先に触れる。
ひらりと胡蝶が舞い踊るように現れた。
 胡蝶に誘われるように、その後をついて行く。
 大きな翅でひらりひらりと飛んでいく。
 どこまで飛んでいくのだろうか。
 そう遠くはないだろう。
 仲間のところまで辿り着くのだろうか。
 冬を越せない身が哀れだった。
 胡蝶は独りきりで飛んでいく。
今まで辿った足跡は、時間をかけて凝り結晶になる。
 どんな色形になるかは、人それぞれだ。
 我慢を重ねて、涙を飲み込んできた人物ほど透明度の高い結晶になることが多い。
 好き勝手に生きた人物は極彩色の結晶になることが多い。
 どんな結晶も貴重な物だった。
 一つ手に取り撫でる。
予備のボタンがなかったから、手芸屋さんま足を運んだ。
 いっそ新しいデザインのボタンにしようかと思い、ボタンコーナーを巡る。
 ボタンにも流行があって海をモチーフにしたボタンが並んでいた。
 結局、シンプルな青いボタンを選んで買った。
 抽選会をやっていて無作為にくじを引いた。
三度目の浮気がばれた。
 ほんの出来心で、本気じゃなかった。
 そんな言い訳と共に少女の好きなプリンを渡す。
 怒り狂った少女は「ずるい!」と言って泣き出してしまい、俺は動けなくなってしまった。
 少女は俺の胸をと叩く。
「今度やったら、許さないんだから」
 お許しが出たようだ。
昇降口でたたずむ人影があった。
 いたずら心を起こして、その背を押した。
 彼女は小さな悲鳴を上げ、体のバランスを崩した。
 彼女は振り返ると涙を流していた。
「びっくりさせないでよ」
 泣き顔で、手のひらに爪を立てる。
 僅かな痛みがどれだけ驚いたかを物語っていた。
 少しだけ後悔した
温泉旅行という非日常に出る。
 最近、疲れ気味の自分へのご褒美だ。
 サイトの口コミや情報誌をチェックして、吟味した温泉街だ。
 駅を降りると、別世界が広がっていた。
「すみません。写真を撮ってもらえますか?」
 見知らぬ人に声を掛けられた。
 観光客だろう。
 笑顔で承諾した。
夜食にお菓子を食べたくなった。
 コンビニに行くのも面倒だ。
 家の中で作れる物はないだろうかと冷蔵庫を開ける。
 ホットケーキなら作れそうだった。
 それに面白そうだ。
 ボールに適当に小麦粉を入れて、卵を割り入れる。
 それから牛乳と重曹。
 全部、適当だ。
 フライパンで焼き上げる。
心地良い美声が本を朗読する。
 いつまでも聴いていたいくらいの声だ。
 聞き惚れているとページがどんどん進む。
 朗読劇なんて退屈なんだろうな、と思っていた過去の自分を殴りたい。
 こんなにも楽しい時間を過ごせるなんて最高だ。
 本のページも残り僅かだ。
 終わってしまうのが勿体ない。
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