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「 140文字の物語 」
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見慣れた光景だった。酒場の踊り子が今日も妖艶な踊りを魅せている。
 店が終わる時間まで呑んで、帰るところだった。
 踊り子が酒場から抜け出す姿を発見した。
 話しかけると、夜逃げするつもりだと踊り子は言った。
 借金は払い終わっているのに解放されないそうだ。
 もう大丈夫だと言った
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映画の日なら安く映画が見れると計算したのは私たちだけではなかったようだ。
 封切りしてしばらく経つ映画だというのに満席に近かった。
 ポップコーンが昼飯代わりだ。
 風のように掴みどころのない主人公とその周囲を描いた笑いあり、涙ありのストーリーがスクリーンに展開されていく。
海へ向か会う電車に乗った時から、そんな予感がしていた。
 けれども言わなかった。
 無言で海に向かう。
 着いたころには夜になっていた。
 暗い浜辺で君はようやく泣き顔で、両手をぎゅっと握ってきた。
 泣きたいことがあると必ず海に来る。
 まるで体中の水を海へと返すように、君は泣くんだ
虚構世界にも図書館があることを最近になって知った。
 過去のイベント内容など、自由に閲覧できるらしい。
 行ったことのない場所だったので、探検気分で図書館に向かった。
 図書館には見知らぬ人ばかりだった。
 いつか常連になる日が来るのだろうか。
 そんなことをつらつら考えた。
花見に連れて行ってくれるというから期待して、その日を待っていた。
 秋バラのシーズンだから、楽しみにしていた。
 けれども彼は新しく買ったデジカメで花ばかりを撮っている。
 せっかくお洒落をしてきたのに、人物には興味がないようだった。
 デジカメのデータは花だけで埋まっている。
人生は風のようなものだ。
 そよ風のように吹いたかと思うと、暴風が吹くこともある。
 そして、風が留まれないように日常を忘却していく。
 それでも未知の道を歩いて行かなければならない。
 どれだけ理不尽なことが起きようとも、それが自分に用意された道なのだから。
 風のように歩く。
闇属性の俺は、光属性の彼女とは別々の教室で、授業を受けている。
 彼女は俺の存在なんて知らないだろう。
 そう思うと憂鬱な大学生活を送っているような気がした。
 真っ青なリンゴが真っ赤なリンゴになれないように、俺は光属性にはなれない。
 気持ちを伝えようにも手段がなかった。
人肌が恋しくなる季節だ。
 これからますますお一人様が辛くなるだろう。
 そんなことをノイズだらけのラジオを聞きながら考えていたら、かさぶたをひん剥いていた。
 かきむしった痕が痛々しい。
 軟膏を塗ろうにも血が止まらない。
 ティシュペーパーで傷を押さえる。
 何をしているんだろう。
廃屋となっているかつての秘密基地に行きたいと幼なじみが言った。
 手を握り締められた。
 痩せ細った体のどこにそんな力が残っているのか分からない。
 幼なじみを古ぼけた廃屋に連れて行くことになった。
 途中、歩けなくなった幼なじみを背負う。
「ごめんね」耳元で幼なじみは謝る。
深夜のホテルでカップラーメンを貪るように食べる。
 缶詰にされてから何日目だろう。
 書き上がるまで家には帰れない。
 好物のカップラーメンを差し入れてもらうのが限界だった。
 ピリ辛のカップラーメンを食べていると、汗が出てきた。
 備え付けのタオルで額の汗を拭きながら、食べる。
黒板とノートを交互に見ながら、板書をしていたら、そっと、腕を指先でつつかれた。
 隣の席の女子が変形折りした紙を差し出してきた。
「隣に回してくれる?」と小声で言う。
 おそらく手紙か何かだろう。
 授業中、携帯電話の利用を禁止されているのだから、古典的な方法になるのだろう。
魔法学園都市には色々な種族が暮らしていた。
 エルフにホビット、オークなんかの亜人とは同じ教室になることが多い。
 学園生活は平穏無事と言ったところだ。
 ある日、幽霊がやってきた。
「いまいち認知度が低いんです。
 使者になってPR活動に協力してくれませんか?」
 と丁寧に言われた
雨が降ってデートコースが変更になったことを拗ねているわけじゃない。
 ポスターだけで決めた映画は意外に面白かったし、最後は感動で涙が出た。
 久しぶりのデートだからお洒落してきたことを気づいていくれなくてもいい。
 雨で手を繋げないことが寂しい。
 もっと私のこと解って欲しい。
明日は模試がある。忘れ物がないか、todoリストを読みながら、カバンの中身を指さし確認する。
 模試会場までの地図、参考書、単語帳、筆箱。嫌な予感がして筆箱を開ける。
 鉛筆が1本しか入ってなかったことに驚愕する。
 学習机から鉛筆3本と携帯用の鉛筆削りを取出し筆箱に入れた
あるところに、人間には勤めるのには冷酷な城がありました。
 城は広く、磨かなければならない銀食器はたくさんありました。
 メイドが何人いても足りません。
 そこで城の主人は電気で動くロボットを召使いにしました。
 ロボットたちは勤勉に働きました。
 城の主人も大満足でした。
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