iotuのlog
「 140文字の物語 」
■
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2026.03.18 Wed 11:30
■
『「仕方なく、指に指を絡める」キーワードは「旅行」』
久しぶりの旅行ということで、彼女のテンションはMAX。
あちらを見たり、こちらを見たりと、自由気ままに歩いている。
通行人にぶつかりそうになること数度、見失うこと数度。
彼女を捕まえて、仕方なく、指に指を絡める。
これではぐれる心配はなくなるだろう。
溜息をそっとついた。
PR
2013.11.25 Mon 22:24
140文字の物語
CM(0)
■
文中に『恋愛』を入れて【哀しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
「恋愛を始めましょう」と唐突に恋は始まった。
名前も知らない相手を好きになれるかなんて、一等の宝くじを当てるようなものだと思っていた。
手を繋いでの登下校。気がつけば手を放すのが寂しくなっていた。
「おはよう」のメールが待ち遠しくなっていた。
恋の苦さ味わっている。
2013.11.25 Mon 22:23
140文字の物語
CM(0)
■
『大地』と『波』、登場人物が『疼く』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
打ち寄せる波が大地と海の境界線だった。
少女は足が濡れるのを気にせず、波打ち際を歩いていた。
ポツリポツリと残る足跡も波がさらっていく。
それを見ながら、疼く古傷を鎮めようとしていた。
少女の姿があまりにも、あの日の彼女と重なる。
言葉は無力で、結局何も言い出せなかった。
2013.11.25 Mon 22:22
140文字の物語
CM(0)
■
「早朝の遊歩道」で登場人物が「告白する」、「誕生日」という単語を使ったお話を考えて下さい。
早朝の遊歩道は散歩に最適的だった。
一ヵ月も通っていると顔見知りも増えてくる。
他愛のない世間話をするようになる。
散歩友だちと言えるだろう。
一つ下の女の子が気になっていた。
誕生日を耳にしていたので、その日に告白を決行することにした。
いよいよその日が迫ってきた。
2013.11.25 Mon 22:22
140文字の物語
CM(0)
■
『「泣き顔で、腕を握る」キーワードは「困った」』
彼女が泣き顔で、腕を握る。
俺はすっかり困ってしまった。
まさか泣き出されるとは思わなかったのだ。
幼なじみで何でも知っていると思っていたけれど、こういう面があるとは知らなかった。
視界の端にテニス部の部長が通る。
まだ新しい彼女はいないようだ。
それにほっとする俺がいる。
2013.11.25 Mon 22:21
140文字の物語
CM(0)
■
小説のお題は、『夏休み』『斎藤』『墓地』です。
暑い夏休み、親に言いつけられた。
仏花を持って墓地にやってきた。
斎藤家の墓の前に立つ。
この中にご先祖様が眠っていて、いつかは俺も入るのかと思うと、ほんのりと感慨を受ける。
まずは雑草を引き抜くことから始める。
軍手をして草むしりをしていく。
綺麗になった墓に手を合わせる
2013.11.25 Mon 22:20
140文字の物語
CM(0)
■
文中に『濡れ』を入れて【不満】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
横殴りの雨に傘は無力だった。
横を通っていった車が水たまりを派手に過ぎていった。
もちろん、水を激しく浴びた。
全身ずぶ濡れになりながら、傘を差す意味があるのだろうかと考える。
こんなに大雨が降るならばレインコートにすれば良かったと心の中で愚痴る。
不満が蓄積していく。
2013.11.25 Mon 22:20
140文字の物語
CM(0)
■
『インスタント』と『傷跡』、登場人物が『慟哭する』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
インスタントカメラで撮影された写真が本棚の隙間から、ひらりと舞い降りてきた。
戦火の傷跡が生々しく写っていた。
中央で笑う兵士の面影を知っている。
誰だろうと一瞬考えて、変わらぬ笑顔に私の表情は崩れた。
涙が止まらない。
声を上げて、慟哭した。
今は亡き父の若かりし頃の姿だ
2013.11.25 Mon 22:19
140文字の物語
CM(0)
■
題材[終わらない,言葉,沈む,すぐ行くよ]童話風にやってみよう!
一つ。また一つ。言葉が湖に沈んでいきます。
言われなかった言葉たちが湖の底で煌めいています。
終わらせないといけないループは、続いています。
言葉たちはキラキラと輝いています。
湖を飛び出すことを祈りながら沈んでいきます。
「すぐ行くよ」また誰かの言葉が沈んできました。
2013.11.25 Mon 22:18
140文字の物語
CM(0)
■
『「嬉しそうに、手のひらを触れ合わせる」キーワードは「夏」』
体温を上回る気温に、ぐったりしていた。
扇風機はさっきから生温かい風を送り続けている。
今年の夏は暑すぎると、心の中で文句をつける。
少しでも涼を求めて縁側に移動する。
幼なじみが庭伝いにやってきた。
ビニール袋にはアイスが入っていた。
嬉しそうに、手のひらを触れ合わせる。
2013.11.25 Mon 22:17
140文字の物語
CM(0)
■
文中に『坂道』を入れて【未練】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
坂道を登った先に小さな和菓子屋さんがある。
本当に小さいから素通りをしてしまう人が大半だ。
私も最初は見逃していた。
そこの黒糖まんじゅうがとても美味しい。
小さな店舗だから、生産数も少ない。
売り切れてしまうこともある。
今日は売り切れの日だった。
せっかく坂道を登ったのに
2013.11.25 Mon 22:17
140文字の物語
CM(0)
■
『白』と『責任』、登場人物が『喜ぶ』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
その白い肌は太陽を一度も浴びたことがないからの白さだった。
そんな少女を連れての外出は責任重大だった。
少女の心からの願いが外出だったのだから仕方がない。
上層部は揉めに揉めたらしい。
当然だろう。
少女は喜んで、部屋の外を出た。
樹脂の透明の廊下の窓にぺたりと張り付く。
2013.11.25 Mon 22:16
140文字の物語
CM(0)
■
今日のお題は『責任』『未対応』『銃弾』です。
未対応の銃弾を使う。
自己責任だ。
解っていながらこの銃弾を使うと決めた。
これで勝利に一歩近づいただろうか。
一分といったところだろう。
戦況は刻々と変わっていっている。
緊張で手が震えてきた。
銃を額に祈るように押し当てる。
どうかこの一発で戦況が引っくり返りますように。
2013.11.25 Mon 22:15
140文字の物語
CM(0)
■
題材[終われない,とんぼ,包む,ここだよ]SF風にやってみよう!
とんぼ玉の髪飾りが愛らしいホログラフィを持つAIの指示に従って、艦を修理していた。
「ここだよ」と幼い声が言う。
凹んだ甲板を包み込むようにチューブを塗る。
艦もだいぶくたびれてきた。
新しいのを買い求めるべきだろうか。
でもこのままでは終われない。
艦に愛着を持っている。
2013.11.25 Mon 22:15
140文字の物語
CM(0)
■
『「さりげなく、両手のひらに爪を立てる」キーワードは「寒い」』
「寒いね」彼女は言った。
「手袋すれば」と俺は言った。
彼女はさりげなく、つないでいた手を振りほどき、両手のひらに爪を立てた。
痛みよりも、冷たさを感じた。
彼女の指先は凍るように冷たい。
「無理せず手袋しろよ」
「温もりを感じられなくなっちゃうでしょ!」と彼女は怒った。
2013.11.25 Mon 22:14
140文字の物語
CM(0)
PREV
←
HOME
→
NEXT
忍者ブログ
[PR]
△ページの先頭へ
Templated by
TABLE ENOCH