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「 140文字の物語 」
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2026.03.18 Wed 06:40
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「夜の庭」で登場人物が「すれ違う」、「テレビ」という単語を使ったお話を考えて下さい。
夜の庭を二人で歩いていた。
ふいに彼女の携帯電話が鳴った。
「アラーム」携帯電話を開いた彼女は言った。
「見たいテレビがあるの」
「そうか」
「じゃあね」と彼女は言った。
こうしてすれ違うのは何度目か。
最近、増えてきたような気がする。
独り取り残された夜の庭で考える。
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2013.12.30 Mon 23:07
140文字の物語
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『「遠慮がちに、指に指を絡める」キーワードは「約束」』
「忘れちゃ、ダメなんだからね!」泣き声まじりに彼女が言った。
「お前との約束だ。忘れるわけがねぇーよ」と俺は返した。
彼女は遠慮がちに、指に指を絡める。
「指切りげんまん」彼女の目が俺を見る。
「指切った」俺も答える。
彼女がフッと笑った。
俺は彼女を抱き寄せた。
背を撫でる
2013.12.30 Mon 23:07
140文字の物語
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小説のお題は、『雪』『友達』『異常』です。
その年は異常なほど初雪が早かった。
普段、積雪するほど降ることのない地域でも雪が積もった。
「雪だるま、作れるかな?」友達が言った。
「小さい奴なら作れるよ」と俺は返した。
綺麗な雪を集めて拳大の雪だるまを何個も作る。
それを塀の上に並べる。
友達は一つを冷凍庫にしまった。
2013.12.30 Mon 23:06
140文字の物語
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文中に『普通』を入れて【気持ち悪い】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
当人も気持ち悪くなるほど、普通だった。
勉強しても、スポーツをしても平均点。
クラスの中に友だちが5、6人いて、仲良しグループと集団行動をして、流行りの曲を聴きながら下校する。
何年か経てば、そんな奴いたっけと言われるように存在感がなかった。
普通と言われるのは嫌だった
2013.12.30 Mon 22:17
140文字の物語
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『楽観』と『一人』、登場人物が『痛がる』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
初めはただの風邪だと楽観視していた。
微かな喉の違和感は大きくなっていき、痛みを伴うようになった。
子供じゃないんだからと、付き添いを断り一人で病院のドアをくぐった。
医者は簡単な問診をして、点滴もすることになった。
看護師が新米なのか、針が上手く入らず痛い思いをした。
2013.12.30 Mon 22:16
140文字の物語
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「砂漠」「少女」「見えない運命」を使って創作するんだ!ジャンルは「童話」だよ!
今は失われて久しい水を求め、少女は砂漠を歩いておりました。
供もつけずに一人で少女が水源に辿り着けたなら、故郷の井戸にも水が溢れ出すという呪いがありました。
水源まで徒歩で歩いていくのとても大変なことでした。
それでも少女は砂漠を歩き切りました。
見えない運命のように。
2013.12.30 Mon 22:16
140文字の物語
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今日のお題は『白昼夢』『Web』『ノイズ』です。
Webの中はノイズが酷かった。
どこか近くで祭りが行われているのだろう。
耳が痛くなるようなノイズを乗り越えて、庭園に入る。
ここはいつでも静かだ。
誰かが造って、忘れ去ってしまった場所だ。
飾られた絵画にどんなテーマで描かれたのか夢想する。
それこそ白昼夢のように。
2013.12.30 Mon 22:15
140文字の物語
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「早朝のグラウンド」で登場人物が「探す」、「線」という単語を使ったお話を考えて下さい。
早朝のグラウンドに立つ。
昨日まであった熱気は冷却されている。
スタートラインまで歩いていく。
グラウンドには一周するように曲線が引いてある。
線の上に手をついてみる。
早朝の静けさだけがあって、熱狂を探すことは出来なかった。
スターターピストルの音が耳にこだました。
2013.12.30 Mon 22:14
140文字の物語
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『「無理矢理、両手のひらを触れ合わせる」キーワードは「バカップル」』
「手出して~」彼女が言った。
「え、何で?」お洒落なカフェの一角での出来事だった。
「良いから出して~」彼女の言葉は逆らい難かった。
彼女は俺の手を無理矢理取ると、両手のひらを触れ合わせる。
「恋が長続きするおまじない、だって」ふふっと彼女が笑った。
その笑顔が反則だった
2013.12.30 Mon 22:13
140文字の物語
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小説のお題は、『都市』『ライバル』『超能力』です。
都市の中には俺のように、超能力を持っている奴がいる。
ライバルと呼べる奴もいる。
今日もすれ違った。
小石が宙を浮き、俺に飛んできた。
それをすべて叩き落す。一つ一つを認識して、落とすのだからちょっとした手間だ。
俺は鉄を塊にしてライバルに向けて投げる。
鉄は道路に落ちた。
2013.12.30 Mon 22:12
140文字の物語
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文中に『朝』を入れて【心配】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
持って行く物はカバンにしまった。
チケットはカバンの脇ポケットに入れた。
忘れ物はないはずだ。それなのに心配になって起きだす。
時計は4時。
早朝だ。
起きるのには早すぎる。
カバンを開けて、もう一度チェックする。
やっぱり全部入っている。
布団にもぐりこんで目を閉じる。
2013.12.30 Mon 22:11
140文字の物語
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『雑誌』と『宝物』、登場人物が『手元を見る』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
手元を見る。
誕生日プレゼントに貰った指輪がチェーンに通っている。
大切な人から貰った宝物だから、肌身離さず持っている。
無くさないように首から下げている。
その指輪が雑誌に載っていた。
金額を見て驚いた。
想像したよりも一桁多かった。
指輪を握り締めた。
彼のことを思い出す。
2013.12.30 Mon 22:11
140文字の物語
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『「ぎこちなく、指先を握り締める」キーワードは「ソファの上」』
人一人分、開けてソファに並んで座っていた。
恋人同士になったのだから、ぴったりとくっついて座ってもいいのだけれども、一人分開けるのがクセになってしまっている。
借りてきたDVDもエンドロールだ。
仕舞うために立ち上がろうとしたら、ぎこちなく、指先を握り締められた。
2013.12.30 Mon 22:10
140文字の物語
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小説のお題は、『夕方』『鯨』『魔術』です。
家に帰らず、学校に留まっていた。
夕方の教室は誰もいなくて、カランとしていた。窓のサッシに頬杖をつき、空を眺めていたら、鯨が空を泳いでいるのが目に飛び込んできた。
魔術科の生徒が作り出した物だろうか。
鯨はどこかユーモラスで憎めなかった。
失笑して、帰り支度を始めた。
2013.12.30 Mon 22:09
140文字の物語
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文中に『坂道』を入れて【後悔】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
母に頼まれたことを二つ返事で引き受けたことを後悔している。
自転車で坂道を登っていく。歩いたほうが早いんじゃないかというスピードで、のろのろと登る。
坂道の上にある和菓子屋さんが見えてきた。
店内に入ると、お茶を出された。
冷たいお茶は坂道を登ってきた人間に有難かった。
2013.12.30 Mon 22:08
140文字の物語
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