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「 140文字の物語 」
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2026.03.17 Tue 01:17
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『贈り物』と『靴』、登場人物が『遠くを見る』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
誕生日に貰った贈り物は真っ赤な靴だった。
誂えたかのように、ぴったりとした履き心地だった。
喜んでお礼を言うと、送り主はどこか遠くを見るような顔をしていた。
その瞳に映しているのは私ではなく、他の誰かだと気がついた。
嬉しい気持ちはしぼんでしまった。
今日は誕生日なのに。
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2014.03.02 Sun 17:09
140文字の物語
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今日のお題は『年齢』『化粧品』『涙腺』です。
年齢を重ねる度に涙腺が緩くなってしまうのが困った。
感動的な本を読むだけで、涙がポロポロと溢れてしまう。
映画を見てもそうだ。
ハンカチが一枚では足りない。
高級化粧品を使っているのに、これでは意味がない。
化粧崩れた顔ほどみっともないものはない。
だから映画館を避けがちだ
2014.03.02 Sun 17:08
140文字の物語
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『「嬉しそうに、指先を握り締める」キーワードは「勇気」』
勇気を振り絞ってラブレターを書いた。
直接口に出すなんて出来なかった。
想っていることを知って欲しかった。
彼女の机の中に手紙を滑り込ませる。
登校してきた彼女は白い封筒を手に取る。
中身を見て僕の机までやってきた。
彼女は嬉しそうに、僕の指先を握り締める。
それが返事だった
2014.03.02 Sun 17:07
140文字の物語
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『黎明』と『黒』、登場人物が『悲しむ』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
人々は黎明の内から集まり始めた。
黒づくめの服を身に纏い、ハンカチを片手に。
まるでそれがドレスコードのように、みな黒い服に袖を通していた。
夜が明ける。
みなの面には涙が浮かんでいる。
朝の始まりなのに会場には悲しみばかりが存在していた。
英雄を見送る告別式の始まりだった
2014.03.02 Sun 17:06
140文字の物語
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文中に『ひっそり』を入れて【知りたい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
その洋館は景色に溶け込むように、ひっそりと建っていた。
私が子どもの頃から存在していた建物だが、古びてはいなかった。
白いお城はあこがれの場所だった。
大人たちは近づくなと静止したけれども、どんな人が住んでいるのか、興味は尽きなかった。
知りたい気持ちは大きくなっていく
2014.03.02 Sun 17:05
140文字の物語
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『外見』と『荒廃』、登場人物が『もたれかかる』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
外見から想像できないほど、室内は荒廃していた。
廊下はぎーっと音を立てて、沈み込む。
ちょっとでも重石をのせたら、穴が開きそうだった。
土足で畳の部屋に乗り込む。
ここだけは生活感があった。
柱にもたれかかりながらここでの生活を思い浮かべる。
小柄な女性が文机に向かっている
2014.03.02 Sun 17:05
140文字の物語
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今日のお題は『一人』『勇気』『薔薇色』です。
勇気を振り絞って、プロポーズした。
付き合って三年目の彼女は、頬を薔薇色に染めて頷いてくれた。
これからは一人じゃなく、二人で何でも決めていく。
未来は幸福に満ちている。
どんな苦しいことも悲しいことも耐えきれそうだった。
彼女がいる家に帰ってくるのだと思うとにやにやする
2014.03.02 Sun 17:04
140文字の物語
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題材[見慣れた,輪廻,挟む,ご機嫌よう]一人称でやってみよう!
僕は見慣れた場所に戻ってきた。
「ご機嫌よう」と声をかけられるところまで同じだった。
僕はまた輪廻の輪に挟みこまれたのだ。
下界での行いは良くも悪くもなかった証拠に、また人間に転生するのだという。
何度目の世だろうか。
前世の記憶がないだけマシというものだろう。
目を瞑る。
2014.03.02 Sun 17:03
140文字の物語
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君はいつでも独りぼっちでいようとする。
誰からも距離を取り、時間が流れるまま日常をこなしていく。
差し出された手を伏せがちな目で拒否する。
窓際の席に座って、静かに本を読んでいる。
いや、ただページをめくっているだけだ。
君の顔には喜怒哀楽が浮かぶことはない。
凪のようだ。
2014.03.02 Sun 17:03
140文字の物語
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『「泣きそうになりながら、指を握り締める」キーワードは「最後」』
これで最後なんだと思った。
乗るはずの電車を何本も見送った。
ホームで二人きり座って、今まであったことを話していた。
積もり積もった話ももうおしまい。
話すことがなくなって、二人の間に沈黙が落ちる。
彼女が泣きそうになりながら、指を握り締めてきた。
応えるように握り返した。
2014.03.02 Sun 17:02
140文字の物語
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文中に『光』を入れて【決意】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
神剣・神楽の白刃は太陽の光を浴びて、怪しく輝く。
少女は紙切れを持ち出した。
不審に思っていると、紙は神楽に吸い寄せられるように宙を舞い、真っ二つに斬れた。
少女はパチパチと拍手をする。
神楽を鞘に戻して、ヘアゴムを解く。
ここまでの切れ味を見せられると、決意が重くなる。
2014.03.02 Sun 17:02
140文字の物語
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『「無理矢理、両手に爪を立てる」キーワードは「戦場」』
逃げ場はない。
守りたいものがあるから、自分自身で選んだ。
人の命が紙切れよりも軽い場所だ。
目の前で起こる生死のやりとりに思わず震える。
戦場に立つことが初めて怖いと思った。
鍛錬とは違うのだ。
無理矢理、両手に爪を立てる。
食い込む痛みで勇気を奮い起こす。
得物を手に走った
2014.03.02 Sun 17:01
140文字の物語
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『金』と『会釈』、登場人物が『歩く』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
黄金色の日差しが窓から差しこまれていた。
廊下を歩くリズムも軽やかなものになる。
昼間と夕方の中間地点。
この時間がとても尊いもののような気がして、好きだ。
向こうから先生がゆったりとした歩調で歩いてきた。
目が会い会釈をした。
先生も微笑み顔だった。
黄金の時間は魔法だ。
2014.03.02 Sun 17:00
140文字の物語
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文中に『さらさら』を入れて【決意】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
横に座る少女の髪がさらさらと肩から流れる。
小柄な少女が神剣・神楽を持ってきた時は驚いた。
中途半端に伸びた髪をヘアゴムで縛る。
神楽の柄にふれる。
ビリビリとした振動が伝わってくる。
もう後戻りはできない。
少女と神楽を守ろうと決意する。
神楽の白刃を見ながら思った。
2014.03.02 Sun 17:00
140文字の物語
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文中に『汗』を入れて【未練】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
大会一か月前に怪我をした。
練習時間はリハビリの時間になった。
痛み止めを注射して大会には臨んだ。
これが最後の大会だったから、未練を残したくなかった。
スターターピストルが鳴る。
短いようで長い時間が経過する。
ゴールテープは別の選手が切った。
汗を拭い順位を見る。
2014.03.02 Sun 16:59
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