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「 140文字の物語 」
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2026.03.15 Sun 20:55
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「夜の車内」で登場人物が「約束する」、「跡」という単語を使ったお話を考えて下さい。
夜遅くなったからといって、車で最寄りの駅まで送ってもらうことになった。
女の子を守るのは当然といった様子だ。
「今度は昼間に乗ってみたいですね」と冗談交じりに言うと「今度の日曜日は空いているか?」と真剣な声が返ってきた。
私は頷いた。
約束の証だと手に跡をつけられた。
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2014.06.21 Sat 23:49
140文字の物語
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『「そっと、腕を握り締める」キーワードは「夏」』
肝試しをすることになった。
場所は近所の墓場。
二人組になって、一番奥の墓石に用意してある花を持ってくる。
暑い夏を乗り切るには楽しいゲームだった。
組み決めで怖がりな幼なじみと一緒になった。
大丈夫だろうかと不安になっていると、幼なじみがそっと、腕を握り締めてきた。
2014.06.21 Sat 23:48
140文字の物語
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文中に『ベッド』を入れて【感謝】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
「消灯の時間です」と言って、電気が消された。
ベッドの上で窓の外を見上げる。
今日も晴れていて、神様まで届きそうだった。
静かな病室の中、少女は半身を起こした。
祈りの形に手を組む。
今日が無事に終わることを。
明日も変わらずやってくることを。
雲一つない星空に向かって祈った
2014.06.21 Sat 23:47
140文字の物語
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『金』と『置く』、登場人物が『誓う』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
黄金色に輝く剣が肩の上に置かれた。
「終生の忠実を誓うか?」幼い声が問う。
跪いていた騎士は「誓います」と応えた。
ふーっと小さな溜息が零れた。
騎士は顔を上げ、幼い主を見上げる。
主は黄金の剣を鞘に仕舞っているところだった。
「これより我が剣になれ」と剣を騎士に手渡した。
2014.06.21 Sat 23:46
140文字の物語
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題材[愉快な,独り言,宿る,いつまでも]三人称でやってみよう!
彼の愉快な独り言はツイッター上に残る。
誰かが耳を澄まして聴いている。
あるいは濁流の中に流れていく。
独り言に宿る煌めきはいつまでも変わらない。
彼自身が変わってしまっても、ツイッター上の独り言は一切の変容を許さない。
今日も彼の独り言がツイッター上にツイートされる。
2014.06.21 Sat 23:45
140文字の物語
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文中に『隙間』を入れて【対抗心】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
通学の時間や食事までの隙間の時間をぬって勉強した。
テスト前は睡眠時間を削って勉強にあてた。
白金色の頭髪の少年を抜くために、努力をし続けた。
廊下に貼り出されたテスト結果を見上げる。
今回も2位だった。
白金色の頭髪が揺れて、こちらに向かってきた。
思わず睨んでしまう。
2014.06.21 Sat 23:44
140文字の物語
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『過去』と『壁』、登場人物が『読む』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
壁一面の本棚から一冊のノートを引き抜く。
大学ノートには過去の自分が感じたことをそのままに書いてある。
ちょっとした短文から理不尽さを感じて書きなぐった長文まで。
今の自分には書けない文章が並んでいる。
それを読むのは少しセンチメンタルな気分になる。
過去の自分に苦笑する
2014.06.21 Sat 23:43
140文字の物語
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貴方がいないと寂しい。
独りぼっちは得意じゃない。
貴方がいても寂しい。
貴方はいつも真っ直ぐに未来を見ているから。
私の方を見てくれない。それでも好きなんだから仕方がない。
今も二人きりなのに沈黙が漂っている。
雨音とキーボードの打鍵音が部屋の中で響く。
寂しさに俯いた。
2014.06.21 Sat 23:42
140文字の物語
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雨の日は憂鬱だ。
傘を差していても濡れるし、じめじめとした空気は気分を重たくさせる。
それでも今日は月曜日だ。
ビニール傘を畳んでいると、笑顔いっぱいの君が「おはよう!」と言った。
梅雨の晴れ間みたいな笑顔だった。
これが見られるから、たとえ雨でも月曜日は楽しみだった。
2014.06.21 Sat 23:42
140文字の物語
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僕は優しんじゃない。
君にだけ優しいんだ。
そのことに鈍感な君は気づかない。
当分はそれでいいけどね。
そのうち我慢が出来なくなるかもしれない。
力づくで僕を見させることをしてしまうかもしれない。
鈍感な君が気づくのが先か、僕の我慢が出来なくなる日が先か。
楽しみではある。
2014.06.21 Sat 23:41
140文字の物語
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何の力もないから、君が悲しい時はせめて隣にいさせて。
涙を一緒に流そう。
その手を取って決して離さない。
君が悲しい時は僕は傍にいると決めたんだ。
独りで我慢しないで欲しい。
僕がここにいる理由を忘れないでいて欲しい。
二人で悲しみを半分こにしよう。
君が涙の時には隣にいる。
2014.06.21 Sat 23:41
140文字の物語
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文中に『手首』を入れて【不安】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
仕事が終わり、携帯電話の開いた。
液晶画面には10件を超す着信履歴とメールを知らせる文字列が並んでいた。
妹からのものだった。
動悸が激しくなる。
表面上は取り繕って職場を後にした。
妹が独りで暮らしているアパートに急ぐ。
鍵を開けると、窓辺に立つ妹がいた。
手首を捕まえる。
2014.06.21 Sat 23:40
140文字の物語
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『虹色』と『足跡』、登場人物が『悲しむ』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
親友の足跡を追った。
虹色の世界の中で、そこだけモノクロームだった。
色のない世界で親友は何を見ていたのだろうか。
今となっては分からない。
解っていれば結末は変っていたのだろうか。
涙がポロポロと零れる。モノクロームの道はまだ続く。
いつか虹色に変わればいいのにと思う。
2014.06.21 Sat 23:39
140文字の物語
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『「嫌々ながらも、手のひらを指先でなぞる」キーワードは「真夜中」
真夜中に幼なじみがやってきた。
用事は特にないらしい。
眠れないから付き合って欲しいと言われて完徹を覚悟した。
「手、貸して」と言われ、嫌々ながらも手を差し出した。
幼なじみは手のひらを指先をなぞる。
何か文字らしきものを書いたようだった。
あいにくと文字は判別不能だった。
2014.06.21 Sat 23:39
140文字の物語
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文中に『澄み』を入れて【哀しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
澄みきった青空がお別れに相応しかった。
黒い服に袖を通す。
花屋で菊の花を買った。
白い菊はまるで永遠の別れを象徴しているようで、切なかった。
出会ってから別れるまで、自分はいったい何が出来たのだろうか。
喜ばすことが出来ただろうか。
幸福を感じた瞬間があったのだろうか。
2014.06.21 Sat 23:33
140文字の物語
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