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「 140文字の物語 」
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「キスには魔法がこもっている」と一つ年上の幼なじみが教えてくれた。
眠れる森の美女もキスで目を覚ました。
美女と野獣では野獣が王子様に戻った。
真実の愛のキスには魔法がこもっている。
幼なじみは続けて言う。
「キスするとその人のことを好きになるんだよ」と私にキスをした。
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帰る家と家族をいっぺんに無くした。
あったのは驚愕という感情だった。
信じられなかった。
広い世界中で独りぼっちになってしまったのだ。
呆然とする私に隣のおばさんが肩を叩いた。
「今日はうちでご飯、食べてき」小母さんの心遣いが温かかった。
人情に涙を滲ませる。
やっと泣けた。
神剣・神楽を抜刀して駆け出した。
逆十字架のピアスをした青年とすれ違う。
青年は満面の笑みを浮かべながら、腕に触れる。
痛みが生じた。
気がつけば深い傷が生まれていた。
メスのように鋭い刃によって生まれた怪我はずきずきと痛む。
神剣・神楽を持ち直して、二度目のすれ違いを待つ
鏡に反射された私はお澄まし顔だった。
口をいーっと開いて、笑顔を作る。
緊張でドキドキしてきた。
時間はたっぷりあるのに、ガクガクとひざが笑う。
手のひらに人という文字を書いて飲みこんでみてもダメ。
これから初デートだと思うと全身が震えてくる。
失敗しませんように、と祈る。
大地が作り出した天然の要塞。
難攻不落を謳われたのも過去のこと。
今、まさに要塞は陥落しようとしていた。
最後の逃げ場だと集まってきた村人たちは震えながらその瞬間を待つ。
もうここしかないのだ。
ならば潔く最期の時を待とうと思ったのだ。
稚い少女までが目を潤ませ、時を待つ。
小父さまが優しく髪を撫でてくれる。
悲しい時も、苦しい時も。
そうすると胸の内にあったイガイガとした塊が丸くなって、すーっと消えるのだ。
涙の時は小父さまを探して館を歩き回る。
そうするとどこからともなく小父さまが現れる。
「私の宝物」と言って髪を撫でる
街路樹も葉を落とし始め、ジャケットだけでは寒くなり始めた。
そろそろコートの支度が必要だろう。
待ち合わせの場所で、そんなことをつらつらと考えていた。
時間ちょうどに彼女が走ってきた。
「今日は寒いね」満面の笑みを浮かべながら言う。
俺は彼女の指を両手で包んだ。
綿菓子でできた雲の上を歩いているような気分だった。
一度目は偶然かもしれないけれど、二度目は必然という。
なら、映画のチケットが余ったからというデートの誘いは必然。
彼が私と同じ想いを抱いているのだろうか。
面映ゆいような、くすぐったいような気持ちになる。
毎日、同じ電車に乗り合わせる彼女に、今日初めて無視された。
いつもだったら目が会い会釈をするのに。
彼女は本を取出し読み始めた。
優しい拒絶だ。
何かまずいことをしたのだろうか。毎朝の楽しみだったのに。
もう彼女からはにかんだ会釈を受けることはないのだ。
身の破滅を感じた。
対戦ゲームでついつい熱くなってしまった。
腕前がどっこいどっこいなのだろう。
気持ちの良い戦いが出来た。
一ゲームだけと思って始めたのに、のめりこんだ。
勝ったり負けたりと繰り返していると、背後からどつかれた。
振り返ると彼女が睨んでいた。
デート中だということを思いだした
雲一つない青空の日だった。
冷酷な指導者が若者によって撃たれたのは。
狙いが甘かったため、銃弾は肩をかすっただけだった。
若者はその場で捕らえられた。
元から逃げる意思はなかったようだ。
治療を受けてた指導者は若者を許した。
施政に不満があるのだと一目で見抜いたからだった。
北へ向かって歩いていた。
供は人工の存在である機械が一体。
重たい荷物を持たせるのに連れてきた。
北には無限な大地が広がっているという。
旅は機械の発する機械音と私の足音だけが響くはずだった。
何故だかそれ以外の足音が聞こえてくるような気がするのだ。
私の心は恐怖に染まる。
テストの点数だけで争っても意味がない。
白金色の頭髪の少年に言われた言葉だった。
テストの点数を貼り出された廊下で。
そんなことは分かっている。
くっきりと差が開いた点数を見れば分かることだ。
少年にはテストの点では勝てない。
他の面で勝てないものかと少女は考え始めた。
蠱惑的な女性が相手だった。
手にしているのは妖刀だろう。
神剣・神楽と同じ物だ。
青年は、一瞬遠い目をした。
どうにか逃げ切れないものだろうか。と考えた。
結界内からは出られないのを知っていても思ってしまったのだ。
女性が抜刀する。
妖刀に押され気味に神剣・神楽を抜刀した。
雷鳴が轟く。
これからの苦労を考えて男は溜息をつく。
程なくして少女が走ってきた。
そして男に抱きつく。
「雷様がやってきたわ!助けて」と少女は涙ながら訴えた。
雷鳴はしばらく続きそうだった。
男は自分の手元を見て、また溜息をつく。
少女の涙が止まるようにその背を撫でた。
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