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「 140文字の物語 」
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2026.03.13 Fri 21:15
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『「優しく、指先を握り締める」キーワードは「愛情」』
彼が優しく、指先を握り締める。
心臓がトクンと跳ねる。
恋人同士になってからずいぶん経つけれども、手を繋ぐ度ときめく。
壊れ物を扱うように慎重に触れてくる彼にドキリとする。
彼の仕草には愛情が込められている。
友達とは違う触れ方に緊張と期待が混ざり合う。
それが胸を鳴らす。
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2015.01.10 Sat 21:41
140文字の物語
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文中に『漆黒』を入れて【夢中】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
気がつけば漆黒の夜が訪れていた。
腹の虫が鳴いた。
昼食をとった記憶はある。
そこから飲まず食わずで本を読みふけっていたようだ。
続きが気になって夕食を抜いてもいいかもと不健康な考えが過る。
再度、腹の虫が鳴いた。
諦めて本にしおりを挟む。
展開が読めない本だから気になる。
2015.01.10 Sat 21:40
140文字の物語
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『音符』と『人情』、登場人物が『引っかかる』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
楽譜の棚を眺めていたら、人情家の男子生徒が解説をしてくれた。
一曲一曲丁寧に解釈まで教えてくれた。
二人で相談して、ようやあく一つを決めた。
クリスマスコンサートで弾く曲だ。
練習室で踊る音符たちを前に気合を入れる。
引っかかる場所を重点的に練習する。
本番が楽しみだ。
2015.01.10 Sat 21:39
140文字の物語
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文中に『ベッド』を入れて【構って欲しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
起きるのも面倒で、いつまでもベッドの上にいた。
するとドアを開ける音がした。上体を起こすよりも早く、その人物は腹の上にダイブしてきた。
自分に比べたら軽い体重とはいえ、それなりの重みがあった。
安物のベッドがきしむ。
「今日は天気が良いよ!遊びに行こう!」提案された。
2015.01.10 Sat 21:39
140文字の物語
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『湯船』と『眼鏡』、登場人物が『羽織る』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
今日は贅沢に入浴剤を入れて、湯船に浸かった。
冬も本格的に到来した夜だった。
充分、温まってから風呂から上がる。
眼鏡をかけ、暖房が利いた部屋に戻る。
パジャマの上から着る毛布を羽織る。
しっとりとした手ざわりに思わずうっとりする。
温かさに微笑む。
通販して良かったと思う。
2015.01.10 Sat 21:38
140文字の物語
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今日のお題は『一人』『速度』『通信』です。
今日も一人。
家の中は風がないだけマシという温度だった。
エアコンのスイッチを入れると荷物を下ろす。
今日も疲れた。
PCを立ち上げ、SNSにログインする。
通信速度がお世辞にも早いとは言えないので、なかなか読み込まない。
今日は何を書こう。
日記を見ながらぼんやりする。
2015.01.10 Sat 21:37
140文字の物語
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文中に『見守って』を入れて【気持ち悪い】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
人とは違うというのは人目を引くということを幼いうちに知った。
奇異な目で見られる。
好奇心の塊の人たちにとって、これ以上ないぐらいの話題提供だった。
どうすれば普通でいられるのか、分からなかった。
他人の視線から逃れるように生きてきた。
見守ってくれる両親を恨むこともある
2015.01.10 Sat 21:36
140文字の物語
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『歓喜』と『化粧』、登場人物が『仰ぐ』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
歓喜を表す唇は大きく。
頬には大粒の涙を。
道化師は鏡を見ながら化粧をしていく。
畢竟、化粧とは普段の己とは決別する行為である。
おさまり悪い髪の上に帽子を被れば、皆が知っている道化師になる。
風船を片手に天幕を出る。
空を仰ぐと灰色だった。
一雨来られたら厄介だと思った。
2015.01.10 Sat 21:35
140文字の物語
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題材[激しい,川,愛しい,許してくれ]ライトノベル風にやってみよう!
少女は川に入っていく。
普段は激しい流れも、静穏だった。
愛しい女性を抱くように川は少女に優しかった。
少女は徐々に深みに足を運んでいく。
川岸では「許してくれ」と嘆く両親がいた。
彼らは川に近づけない。
そういう決まりなのだ。
肩まで水に浸かった少女は笑む。
もうすぐ嫁ぐ。
2015.01.10 Sat 21:35
140文字の物語
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「朝の密室」で登場人物が「嘘をつく」、「誕生日」という単語を使ったお話を考えて下さい。
朝の音楽室は貸切の楽園だった。
気持ち良くピアノを弾いていたら、ドアを開けられた。
クラスメイトだった。
男子生徒は後ろ手で鍵を閉めた。
防音がなされたことで続きを弾こうとしたら男子生徒は笑った。
「今日は俺の誕生日なんだ」と分かりやすい嘘をつく。
どんな目的があるのだろう
2015.01.10 Sat 21:34
140文字の物語
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文中に『テレビ』を入れて【知りたくない】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
テレビのニュースは暗いものばかりだった。
今日一日を振り返っても、楽しいことなど一つもなかった。
昨日の続きの今日が待っていた。
それを無難にやり過ごしながら、帰宅した。
遅い夕食をとり、つけたテレビが俳優の訃報を告げるものだった。
チャンネルを変えても変わり映えしない。
2015.01.10 Sat 21:33
140文字の物語
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『クッキー』と『指輪』、登場人物が『仰ぐ』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
指輪型にくりぬいたクッキーを左手の薬指にはめてみる。
ピッタリだった。
そのままクッキーにかじりつく。
甘い。
口の中に広がって、ほろりと崩れた。
特等席はまだ空席だ。
いつか本物の指輪が贈られる日が来るのだろうか。
クッキーを電灯にかざす。
仰いだままクッキーを口に運ぶ。
2015.01.10 Sat 21:33
140文字の物語
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題材[揺らめく,笛,振り向く,連れてって]一次創作でやってみよう!
揺らめくランタン。
どこからともなく笛の音が聞こえてくる。
振り向くと道化師と目が会った。
今宵限りの祭りは否応がなく盛り上がっていく。
明日になれば灰色の日常が戻ってくる。
サーカス団の団員に「連れてって」と服の裾を引く。
退屈な平穏に飽き飽きしていたところだった。
2015.01.10 Sat 21:32
140文字の物語
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『「上目遣いで、両手のひらをぎゅっと握る」キーワードは「戦場」』
生と死が紙一重の場所。
遊び場ではないのに彼女は無邪気に振る舞う。
その背を追い、ハラハラするのが常だった。
夕陽が落ちて、今日を無事に乗り切ったことに感謝する。
天幕に戻ると、彼女が楽しげに近づいてきた。
上目遣いで、両手のひらをぎゅっと握る。
「今日もかっこ良かったよ」
2014.12.03 Wed 22:34
140文字の物語
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文中に『耳元』を入れて【未練】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
突然、抱きすくめられた。
耳元に囁かれた言葉はチョコレートより甘く、切なかった。
私たちに残された時間はわずかで、終わりが見えていた。
だからいっそう恋の熱は燃え上がった。
ホームに電車が入ってきた。
腰に回っていた腕が離れる。
温もりが遠ざかったことに涙が出そうだった。
2014.12.03 Wed 22:33
140文字の物語
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