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2024.12.04 Wed 17:10
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「太陽」「幻」「きれいな廃人」を使って創作するんだ!ジャンルは「邪道ファンタジー」だよ!
太陽を最後に見たのはいつだったか。
今は幻のような存在だった。
きれいな廃人と化してから、カーテンは閉め切りだ。
インターネットからログアウトしたのはいつだったか忘れた。
破滅に向かう世界を眺めるのが日課になっている。
ユーザーが一人減り二人減りと建物が目立つようになった
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2013.10.29 Tue 21:34
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今日のお題は『虹』『約束』『チョコケーキ』です。
虹の下をくぐると幸せになれるというジンクスが元に開かれたケーキショップは、チョコケーキが大人気だった。
一生一緒にいる約束をする日にふさわしいケーキだと思い、青年はケーキショップのドアを開いた。
二人用のチョコケーキを注文する。
小箱に包まれたケーキは可愛らしかった。
2013.10.29 Tue 21:12
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「深夜のコンビニ」で登場人物が「約束を破る」、「手紙」という単語を使ったお話を考えて下さい。
深夜のコンビニで切手を購入した。
書き上がったばかりの手紙に切手を貼る。
約束を破ることになった謝罪の手紙だ。
メールでは軽すぎるから直筆の手紙を選んだ。
彼女が読みたくなった時に読めるように。
許してくれなくてもいい。
悪いのはこちらなのだから。
手紙をポストに投函した。
2013.09.24 Tue 21:37
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「南」「墓標」「穏やかな遊び」を使って創作するんだ!ジャンルは「指定なし」だよ!
幼なじみの南はいわゆる腕白坊主。
私はどちらかと言うと引っ込み思案な大人しい子どもだった。
昼間であっても墓地という空間は、恐ろしい。
「ねぇ、帰ろうよ」と私が言っても南は聞いていない。
南は墓標を見ている。
そのうち引っこ抜きそうだった。
もっと穏やかな遊びがしたいと願う
2013.09.24 Tue 21:23
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「朝の畳の上」で登場人物が「見上げる」、「眼鏡」という単語を使ったお話を考えて下さい。
朝、目を覚ますと畳の上にいた。
見上げた天井が高かった。
隣で寝ているはずの彼女がいつの間にか俺の布団に侵入していた。
どうやら押し出されたようだった。
枕元に置いた眼鏡は潰されなかったようだ。
眼鏡をかけると、彼女を自分の布団に戻るように転がす。
掛布団をかけてやる。
2013.09.24 Tue 21:21
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「月」「絨毯」「最初の関係」を使って創作するんだ!ジャンルは「アクション」だよ!
最初の関係は敵同士だった。
月の夜に出会った。
唐突な蹴りを避けるために絨毯の上を転がりながら、隙を探した。
下段からの蹴りに、男はジャンプすることで避ける。
男は跳躍から踵落としをする。
それを頭上で両手を使って受け止める。
重い。
力量は同じくらいと見た。
お互い手を引いた
2013.08.28 Wed 01:02
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「朝のプール」で登場人物が「信じる」、「雷」という単語を使ったお話を考えて下さい。
自転車で通える距離に屋内型の市民プールが出来た。
朝ご飯を胃に収めると、水着を持って市民プールに向かった。
天気予報は午後に雷雨。
信じたわけじゃないけど、念のために折り畳み傘を鞄にしまった。
準備運動しているとクラスメイトを見つけた。
初めて見る水着姿にドキリっとした。
2013.08.28 Wed 01:01
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小説のお題は、『音楽室』『親友』『墓地』です。
空調の効いた音楽室で涼んでいると、親友がやってきた。
「涼しい! 掃除当番、代わって欲しいもんだわ」
「掃除終わったの?」
「終わったよ。
誰かさんと違って涼んでないからね」
親友は言った。
私はロッカーに箒と塵取りを仕舞う。
「今日、墓地で肝試しする予定なんだけど、どう?」
2013.08.28 Wed 00:29
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「夕方の部屋」で登場人物が「すれ違う」、「氷」という単語を使ったお話を考えて下さい。
西日が強烈に部屋に入ってくる。
部屋の気温も上昇しっぱなしだ。
テレビに若干未練があったが、エアコンのある部屋に移動することにした。
ドアを開けるとかき氷を持った弟とすれ違う。
「テレビ、良いの?」
「暑い。そのかき氷は?」
「食べたいならあげるよ。飽きてきたとこだから」
2013.08.28 Wed 00:15
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題材[胡散臭い,檻,眺める,欲しい]ラブコメ風にやってみよう!
胡散臭い骨董屋に手招きされた部屋には檻があった。
その中には綺麗な翅を持つ妖精が閉じ込められていた。
こちらを眺める瞳は輝いていた。
欲しいと思った。
店主の言い値で妖精を買った。
まさかここまでやきもち焼きだとは思わなかった。
女性と話すだけでむくれる。
ご機嫌取りは大変だ
2013.08.28 Wed 00:04
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今日のお題は『群れ』『ライブ』『ぬくもり』です。
ペンライトが魚の群れのように旋回する。
ライブ会場は一体感であふれていた。
同じアーティストを応援している仲間がこんなにもいる。
ぬくもりが愛おしい。
ペンライトに歓声がプラスされる。
ステージの上のアーティストがこっちを向いて手を振ってくれた。
私も大きな声で名を呼んだ。
2013.08.27 Tue 22:59
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『鈍感』と『優しさ』、登場人物が『遠くを見る』というお題でツイノベを書いてみて下さい。
夏祭りの人ごみの中であの人を見かけた。
隣には可愛い女の子がいた。
思わずその背を目が追いかける。
「あんず飴、食べたいの?」
彼が訊いた。
遠くを見ていたことには気がつかない鈍感さに助けられた。
「うん、ちょっと食べたいかな」
「じゃあ買ってきてあげるよ」
優しさが身に染みた
2013.08.27 Tue 22:11
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雨が降って良かった
真っ直ぐ伸びた背。
白いYシャツが眩しいくらいの人が、昇降口で立ち止まっていた。
外は土砂降りの雨。
遠くで雷が鳴っている。
「あの、これ使ってくれる?」
空色の折り畳み傘を差し出す。
雨が降って良かった。
置き傘が役に立つし、あの背に声を掛けられた。
2013.06.26 Wed 21:50
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題材[忘れられた,冬,差し込む,そんな時もある]ファンタジー風やってみよう!
窓辺に忘れられた一冊の交換日記。
冬の日差しが差し込み箔押しされたタイトルが静かに輝く。
終わる日が来ることが信じられなかった若かりし頃の思い出。
掃除しなければ気がつかなかった日記帳。
そんな時もあるさ、と小人がちょこんとその日記帳に乗った。
2013.06.26 Wed 20:59
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「君が好き」と素直に伝えられていたのなら、道は変わっていたのかな?
私は遺していくことを知っていたから、どうしても言えなかったんだ。
泣き虫な君が余計に泣くような気がして伝えられなかったんだ。
限界が来る前に、私の世界が終わる前に、君の涙を見たくなかったんだ。
2013.06.26 Wed 20:56
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