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ついったーでポストした創作文芸系のlog。 中の人の都合でUPされないlogもあります
八百万の神々だって叶えてくれそうにない。
それでも諦めずに神社仏閣をめぐる。
津々浦々をまわって願うことは一つ。
愛する人の生命がかき消えないように。
国歌じゃないけど、さざれ石の巌になりて苔が生すまで一緒にいたいと思ってしまう。
それぐらい大切な人なのだ。
だから願う。
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キッチンから包丁の音がする。
鼻をくすぐるいい香りに青年の胃が鳴った。
「おはようございます。寝癖がついてますよ」料理をしていた少女が笑った。
「顔を洗ってくる」青年は一人ではないことをかみしめる。
進む道は暗闇に光の一等星のようだとも。
鏡の中に映った自分は、幸せボケしていた。
遠く離れている君へ。
出せなかった手紙は何通目になるだろう。
君のことだから元気にやっていることだろう。
独りで生きていくのには、まだ慣れないや。
隣に君がいないことに、淋しさが募る。
夢を追いかけて旅立った君に、弱音を綴った便箋を見せることはできない。
いつまでも君を応援している
君は天邪鬼。
今日も今日とて追いかけっこ。
好きだ、と言ったら逃げるくせに、冷たくすると近づいてくる。
まるで見捨てられた子猫のような眼をして僕を見る。
何度、君を諦めようかと思ったことだろう。
いっそのこと嫌いになれればいいのに。
君の笑顔は反則的だ。
好きだという気持ちが膨らむ。
神剣・神楽は持ち主の体を維持してくれる。
怪我をすれば癒してくれるし、そのあとの傷跡もある程度なら綺麗にしてくれる。
といってもそれが衣服まで届くはない。
お気に入りのシャツは無残にも布切れになった。
結界が解け、少女が近寄ってくる。
「無事ですか?」
少女の言葉に青年は微笑む。
初めて恋した人は目元が涼やかな背の高い人でした。
相手も私のことを憎からずに思ってくれている。
それが分かっているだけでも幸せな恋でした。
幼い頃から女性に囲まれて育ったせいでしょうか。
異性である彼が近すぎると怖い、離れても嫌。
という自分の都合の良い気持ちを持ってしまいます。
カレンダーの数字に、大きく丸が付けられている。
バッテンを一つつけて、ためいきをつく。
あと少しで、大好きなお姉ちゃんが結婚してしまう。
結婚式で着るドレスは純白で、細やかな針仕事を感じる物だった。
お姉ちゃんによく似合っていた。
お姉ちゃんは幸せになるために嫁ぐのだ。
我慢する。
好きだったのは、嘘じゃなけど、好きの種類が変わった。
それは子供の頃、ピーマンが嫌いだったのに、いつの間にか食べられるようになったこととに似ている。
自分でもよく分からないうちに気持ちが変わってしまった。
今は「大好き」というよりも「愛している」に近い。
短所ですら愛おしい。
-
君のためにできることを探した。
僕はちっぽけな存在だから君のためにできることなんてなかった。
君のためといいながら僕のためだった。
自己満足をするために君を利用したんだ。
それは吐き気がするほど醜悪で、嗚咽が混じるほど残酷なことだった。
今度こそ君のためにできることを見つけたい。
中途半端に伸びた髪を結んでいたヘアゴムがぷつりっと切れた。
ヘアゴムは廊下に落ちて髪が首筋を覆う。
青年はヘアゴムを拾う。
別に特別なものではない。
百均で売っているようなヘアゴムだ。
部屋に戻れば予備のヘアゴムもある。
それでも青年は手の中のヘアゴムを見つめる。
長かったと思い返す
いつも一緒にいた。
何をするのでも二人は一緒だった。
だから気がつかなかった。
線引きされたのはランドセルの色が違う時のこと。
同じではいられないと気がついた。
それでも一緒にいたから誤解していた。
隣で笑っていてくれると思っていた。
いつから当たり前になったの。
それすら分からない。
命を賭しても守ると誓いを立てた。
姫が無事ならそれでいい。
自分の命なんて、姫の命に比べれば軽いものだ。
隣国からの奇襲で焼け落ちた城から逃げ出す。
敵の攻撃から姫をかばう。
あと何人切り伏せればいいのだろうか。
誓いの修正をしたくなった。
二人で無事に逃げのびると、新たに思った。
小指の先に結ばれていた赤い糸。
永遠に結ばれているものだと思っていた。
けれども違った。
絡んだ糸は解けてしまった。
残された小指には何もない。
信じていたから、心の中にぽっかりと空いてしまったようだ。
この先、また誰かと糸でつながるのだろうか。
次こそは、と思ってもいいのだろうか。
最初はペアのマグカップだった。
二人でおそろいのマグカップを買った。
離れている時間、一緒にいるような気がするように。
独りでいる淋しさはまぎれた。
それから時間を重ねていき、とうとうマリッジリングを買った。
プレーンなデザインのそれは左手の薬指にぴったりだった。
未来は薔薇色だ。
自分でもいうのもなんだが俺は学園の王子様だ。
血統も家柄も悪くない。
文武両道の道を行く。
スタイルだっていいし顔も良い方だと思う。
告白を受けるのは日常茶飯事だ。
そんな俺が惚れた女は文学を愛する地味なタイプだ。
「俺と付き合う気はないか?」
「ごめんなさい」
「いい度胸してるね?」
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プロフィール
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iotu(そら)
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非公開
自己紹介:
iotuは五百箇という意味の古語から。
オリジナル小説サイト「紅の空」では、「並木空」というHNで活動中。
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